ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
天気予報とにらめっこの毎日
そう、仕事って、先手先手でやるべきものだけど・・・・
雪が20cmでよかったですね。 早めにビニールを張っておいたら、雹が降って破れていたってこともあるし、万事前向きに受け取って今を出発点にしたらいいですよ。 さっき市民農園に行ってきたら、イタリア人がもう30cmぐらいに育ったトマトの苗を温室に植えていました。 私のはまだ5cmにもならないのに。 その5cmのも、実は最初、日光浴させてほぼ全滅させ、急いで作った次を、ある晩保温用のビニールを温室内に掛けたと勘違いして翌朝行ったら80株凍っていた・・・・っていう、その生き残りなんですね、育つかどうか・・・。 あー、農業って、ほんとに油断大敵なんだなあ。と、半日がっくりきました。 菅野さんはプロだから、いろいろな局面にどうやって対応するかをご存じなんでしょう? 私は、何か起きて、その理由がわかるまで時間がかかり、その対応策を探すのに時間がかかり、いやはや素人はこれだから困る、、、っていう毎日です。 天気予報は1日に10回ぐらいPCで見ますけど、それでも、先のことが全然わかりません。 今日から、日中気温が20度、最低気温が7度ぐらいの陽気になる予定で、気ばかり焦ります。 農家の春は、みんなこんな風に焦っているんでしょうか・・・・。 |
春なのに!
スイスのニュースでも
自然と共にって、本当に大変ですね!
きれいな言葉だけど、大変なんですよね。
やっと戸外で遊べるようになったニワトリさんも、きっと残念がっているでしょうね。 それもこれもひっくるめて、自然と同居なんですよね。 四国には、降灰も雪も無いです。でもその分何かがあるんですよね。・・・ただ、私が気付いていないだけかもです。 私は、もっともっと自然の中に入らないとわからない事なんだろうと思います。 周りの皆さんも同じ環境で、美味しいお米を作るために頑張っておられるのでしょう。 菅野さんは、忙し過ぎるのでしょうね!って思います。 本物のお百姓さんって、やっぱり凄いですね。 自然に文句を言っても、少しも優しくしてくれないから、やっぱり自然には人間が合わしていく方が、ええんやろな?って思います。 だから、頑張るしかないですよね。 きっと、素晴らしい恵を与えてくれることと思いますよ。 |
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朝起きてみたら真っ白な銀世界。それも20cmの積雪、半端ではない。4月の半ば過ぎにこんなに雪が降るなんてちょっと記憶にない。
どうすんべ。まだ種まきの準備ができていない。育苗ハウスに屋根ビニールをかけていなかった。だからハウスの中も雪の原だ。まさか雪の上に種を置くわけにはいかない。ハウスの中の雪はいつ溶けてくれるだろうか。土が乾かないと耕運もできない。18日に屋根ビニールをかけ20日には種まきに入る予定だった。予定より一週間は遅れてしまう。田植えもそれだけ遅れるだろう。困った。
いつものことなのだが、仕事は早めに取り組んでいけば何の問題もなかったのだけど、それができないのですよ。ぎりぎりにならないとできない。なんとかならないだろうか、このクセ。
文章を書いたり(なんて言うと聞こえがいいんですが、単なる身辺雑記です。)、NPO「レインボープラン市民市場虹の駅」にかかわる作業にも出かけ、他方で玉子の配達や集金、育苗箱への土いれなどをやってきた。このように「他方で」と、本業の農業にかかわる仕事を位置づけざるを得ないほど、他のあれやこれやが忙しかった。もう春。農繁期が始まる。そろそろ農作業を中心とした生活に入らなくてはならないなと思っていた矢先の雪だった。罰だね、これは。
(写真は今朝の我が家の風景)