ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ

しかし、寒いですねぇ。
冷たい春ですよ。
いっとき、暖かくなって、半袖で充分かなというやわらかいお天気を
経験したあとのこの寒さ。こたえますね。
冬に比べたらずっと暖かいはずなのにそうは感じません。

一度貧乏から自由になって、少しの余裕を楽しめるようになった後の
貧乏再びというのも同じようにこたえるだろうなぁ。
オレの場合はずっと貧乏だったから、どおっていうことはありませんがね。

この寒さ、いつまで続くのだろうか？
「どんなもんだ、この低温。夏は大丈夫かなぁ」
近所の優さんが先ほどお茶のみにきて話していった。
百姓は、寒いにつけ暖かいにつけ、田んぼや畑のできに関連付けて受け止める。

種まきが終わって、芽がでてきた。
田んぼには二種類の堆肥を撒くが、レインボープラン堆肥は振り終わった。
後はケイフンだ。今年はケイフン散布用の機械を共同で買った。
うまくいくかどうか。

5月7日には300羽ほどのヒナがくる。
いよいよ忙しくなるなぁ。

・・・ということでまとまった文章は書けないでいます。
忙しさにひと段落着くまでは、こちらの様子を知らせる
短い記事となります。どなた様も、もう少し、おまち下さい。

　温湯法？、菅野さんが「良いよ！」って言っているんだから、良いに決まっている。・・・・？よくわからないけど、我家は苗がＪＡから届きます。多分、害の有る薬品漬けなんでしょう？　ＪＡさんには悪いけどね。　
　誰が考えたって、地球に、自然の生き物に優しいのが、良いに決まっているけど、薬品を使うのは？（労働の手間を省く？・薬品会社に儲けさす？＝手を結んでいるんじゃないですか？）って、思ってしまいますよね。イカン、イカン、悪く言っていてもちっとも良くならないですよね。自分が身体を使って動かないとね。

　４月２７日に、『こしひかりの苗』が届きました。「５月６日に、植えるで〜！」って、息子が言っていたので、多分準備が忙しいだろうと思ってそっと控えていました。

　今朝、待ちかねて「なあ〜、夏野菜を植える所に、ビニールを被せるの手伝ってくれる？」・・「朝、トラクター使ってきたら、一緒にしよう！」だったので、義父母をデイサービスに送り出して待っていました。

　１０時過ぎ、「母さん行くな〜！」・・「ビニールとクワと鋏とスコップを軽トラックに積んどってナ」・・「わかったで！」

　ところがなんですよ。プンプン！『クワ』を知らなかった息子。⇒ジョウレングワを積んでいるんですよ。「今まで、そいなん、つこた（使った）こと無いで」・・「もう、お米作り７回目やで！ほんまに、知らなんだん？」・・「ぼくが知っとるのは、スコップとミツゴとジョウレングワだけやで」ですって。
オドロキ・モモノキ・サンショノキ、ですよ！　ほんまにもう！ でも、これだけあれば、米作りは出来るんですね。

　もちろん、溝かきも知らない。私も、知らないことばっかりだけど、今日、長男にクワの種類と撰び方と使い方と、土のかき上げ方を特訓してきました。

　私は、何気なく見て知っているものと思っていました（純農家に育って３0数年なんですよ）けど、何事も体験していないことは、知識として入ってないんでしょうね。つくづくと思い知らされました。

　讃岐も４〜５日前から急に寒いです。夏服から冬服に戻りしました。車はクーラーから、暖房になりました。昨日と今日は、暖かくなって爽やかな清々しいお日よりです。

　我家も、農繁期です。
　今日の写真は、今朝、摘んできた苺！　無農薬で〜す。
　いっぱいなので、ジャムにもしましょうかね。
　「器量は悪いけど、美味しいよ！」
（注）大きくして見ると、ゴミも苺の花びらも入っているけど、もっともっと美味しそうに見えますよ！

鮮やかなイチゴの写真、やはり四国は暖かいんですね。
こちらも一週間、最低気温３−５度という日が続いています。最高気温も１０度に届かなかったりして。
菅野さんのところの玄米を今、食べています。圧力鍋で炊くのですが、とてもおいしいです。それこそ、元気がもりもり湧いてくる感じ。日本はゴールデンウイークですね。
*********5月7日には300羽ほどのヒナがくる*******************
菅野さんのところに来られる鶏はほんとに幸せですね。鶏の雛も前世の功徳かしら。
子供は親を選べないと言うけど、同じ雛でも行き先によって大違いなんですから。
なんだか、新入生が来るみたいですね。