ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
左の2羽が飛んだのですか?
3月20日から、私の頭の中は、卵で一杯です?
でも、何にもいい考えが出てきません。経験(体験)不足と勉強不足なんでしょうね。販売・価格・流通に関しては無知です。ただただ、もったいないなと思うだけです。ごめんなさいね。
昔々、牛乳が余って田畑に捨てた時がありました。 「そんな、もったいない事したらイカンやろ!」って、私は思っていましたが、すぐに腐る物だし、置いておく訳にもイカンのですよね。業者が買ってくれない(持って帰ってくれない)んだから、どうする事も出来ない事でした。 我が家は、出荷量がオーバーしていなかったので免れたんですけどね。 でも、卵はもう少し日持ちするんだから、菅野さんが書いておられるように、老人ホームとか保育所・学校給食などで使っていただいたら・・? 喜ばれるのではないですか・・・? 私の住んでいる四国には、『お接待の心』があります。特にお年寄りの心には昔々からしっかりタスキ渡しされています。四国八十八箇所巡りをしていると、家で収穫した果物(時には野菜・お菓子・ジュース・おこわ・お団子・甘酒・ところてん・あめ湯・たけのこや大根や芋などの煮物)等々を、道端や、所々にあるお地蔵様の横に出して『お疲れ様です。どうぞ休んでいってください。ご自由に、お持ちください』と貼り紙してあります。もちろん、簡単な日除けの屋根・縁台・セルフのお茶も用意してありますよ。 私は、四国八十八ヶ所全て通しては回った事が無いのですが、瀬戸内海の島には、島八十八ヶ所巡りとか、私の近くの小さな山々にも、ミニ八十八ヶ所っていうのが、沢山あります。 ミニとか島の八十八ヶ所は、2〜3時間OR半日位でまわれます。年中歩いて回れるのですが、特にこの時期にお祭りがあります。その日にお参りに行けば、お地蔵さんを所有している家々が接待してくれます。お参りは全てお心任せなので、1円が殆んどで、後5円・10円と、いろいろです。全て「お接待の心」なんですよ。 私、せっかくニワトリさんが頑張って産んだ卵なんだから、捨てるような事はして欲しくないなって思います。その次に、少しでも利益があり、価格破壊に繋がらないで、普段定期購入している人にも、その他の皆さんにも喜んでいただける方法はないんですか? 産直市とか、COOPに、この時期だけとか? 卵をたくさん使っているお料理屋さんとか、地元婦人部で運営している○○レストランとか? 私がもっと近くだったら、友達誘って毎日買いに行くんですけどね。東京より向こうには、一人でよう行かんしね。ションボリ! 友達は、私が言いまくったので、みんな地産地消にこだわっているしね。お米を注文するって言っていたチェリーセージさんも「やっぱり地元のお米にするよ」ですしね? ニワトリさんも、私もホッとするような案がありましたら、また教えてくださいね。 ※追伸 我が家から車で5分〜15分位の所に、71番-弥谷寺・72番-曼荼羅寺・73番-出釈迦寺・ 74番-甲山寺・75番-善通寺・76番-金倉寺・77番-道隆寺があります。 |
ありがとう!
山形は雪景色なのに、桜はイカンですかね!
でも、去年の春、北海道で、桜に雪っていう所があったですよね。私は、ビックリしたけど、山形でもそういう事があるんですか。
今年は、桜の開花が早かったので、3月末頃にお花見かなと思って下見に行って来ました。 讃岐も、2〜3日前からぐんと気温が下がっているので、この桜たち、花は開いたものの「寒いよ〜!」って、驚いていると思いますよ。 蕾に戻るわけにもいかないし、「このまま我慢して、萎れたり、枯れたりしないように頑張ろうね!」って、咲いたお花たちは、凛として寒さに立ち向かっていましたよ。蕾は「暖かくなるまで、もうしばらく蕾んでいましょうね」って、じい〜っと、花びらを固く閉じていました。・・・きっと、この春は、お花見の期間が長いでしょうね。 |
雪と桜と
山さくらさん・種子原人さん
山さくらさま;
朝日連峰の残雪と校庭の満開の桜・・この取り合わせは4月下旬ですね。きれいですよ。今日も雪降りでした。でもやっぱり春の淡雪ですね。すぐに消えていきます。「蕾に戻るわけにはいかないし、このまま我慢して、萎れたり、枯れたりしないように頑張ろうね!」ですか。種子原人さんとか、オレとかへの応援歌のようです。な、種子原人さん。 種子原人さま;「椿咲く春なのに・・・ 貴重な春がなぜか寂しい」ですかぁ。それはきっと、不況のせいではなく・・・コイ、こい、恋・・恋をしているからではありませんか?論理的なあなたがいつになく、ロマンチックな表現をしています。こんな言葉は不況で頭がいっぱい・・・からは出てはきませんぞ! |
種子原人様、椿って、春告げ花なんですってね!
私、最近知りました。春告げ鳥は鶯だってよく言うので知っていたけど・・・。 春告げ魚も居るんですって・・(鰆)?
そういうことを知らされると、さらに、椿が好きになりましたよ。 我が家は、椿も桜も鉢植えです。 「椿も桜も屋敷内に植えるもんではない」って、義父母が言いますからね??・・・逆らえないです。 その鉢植えの桜は、私の桜です。山桜ではありませんけどね。名前は判りません。ここ10年位毎年咲きますが大きくなりません。そりゃあ〜そうじゃわな、手入れせんし、肥やしもやらんのやからね。桜の花芽は夏の終わりに出来るんですってね。その頃水不足だったり、台風などで木が傷んでいたら、春に花が少ないんですって。・・・・桜の先生から教えていただきました。 私、この1月にブログっていうのを作りました。なぜって、菅野さんのここにあんまりお世話になり過ぎると、イカンって以前から思っていたからです。 まだ、あんまり使い方が解らないです。機械オンチかな? 本当は、訳解っていないんです。友達に「URLを教えて」って言われて、「何なの、URLって?」って、言ったんです。でも、おかげでわかりました。何でも聞かなイカンもんですね。 ただただ、作っただけなんですけどね。 我が家の椿、鉢植えで元気が無いのか、まだ咲かないんです。山に咲いていたヤマブキで我慢してくださいな。 昨日、あんまりきれいだったので写しました。 種子原人さんって、何に恋したんですか?『春』に恋したんですか?『農業』に恋したんですか? 女性よりも男性の方のほうがロマンチックだって、よく耳にしますけど、本当なんですね。 私の周りには、そんなに繊細な男性は見当たりませんが、みんな心の内に潜ませているんでしょうかね。ほんで、私には見抜けてないんでしょうかね?・・・そうも、思えないんですけど。・・・まあいいや!・・・ですね。 |
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暖かな気持ちのいい気候が始まりましたよ。
今日もまた布団が干せる。うれしいねぇ。
ニワトリ達も元気です。
鶏舎の中で一冬過ごしました。
まだ外には出られないけれど、待ちどおしいのでしょうね。
朝、エサを持って入っていくと、そのわずかな間をとらえて外に出ようとします。
「もういいじゃないかぁ。いままでがまんしていたのだもの。出してくれぇぇ!」
まだだよ。柵ができるまで待ってくれ。
春は小鳥達も卵を産む季節ですね。我が家のニワトリたちも小鳥達と一緒。一年を通してみれば、春のいまがピークです。
小鳥たちの産卵が春に集中するのは、生まれたヒナが
冬の厳しさに耐えられるまでに成長することが求められているため。そうしなければ生き残れない。野山の草や花もおなじ。冬を想定したサイクルとなっている。
自然養鶏はこの自然のサイクルにこだわってきました。普通のゲージ養鶏(工業養鶏)の場合は産卵を一定に保つために、春、夏、秋、冬通してヒナを導入します。でも、我が家は春以外にヒナを導入していません。ヒナは180日ぐらいから玉子を産み始め、約半年の間、高い産卵率を維持します。春がその最盛期。そこに春という季節の持つ産卵刺激が加わって・・・産卵ピーク。そして我が家に何が生れているか・・・。
パニック。玉子だらけ。困惑。
「今日もこんなに産んだ。どうすんべぇ。」
「ほんじゃぁ、玉子をとってくれている方々に少しずつサービスするべぇ」
「また余りだしたよぉ」
「じゃぁ、老人センターにでももって行って食べてもらうべぇ」
「今度はどうする?」
「都会に住んでいるオレの友人に、PRしてもらうよう頼んでみんべぇ」
毎日がこんな感じなのです。息子は
「やっぱり、夏から秋にかけてもヒナを導入するべ。そうすれば春のピークが緩和されるから。」
「いや、ちょっと待て。はやまるな・・。」
この状態が5月いっぱい続き、6月を越えるころには今度は一転して不足に変わってしまうのです。
自然養鶏・・・自然卵。
季節の変化に合わせて、産卵量もまた変わっていく。
これが自然なのだろうが・・・・なかなかさ・・その渦中にいると・・・大変ですぞ。
「おーい、なんとかなんねべかぁ」と都会の友人達に声をかけてみたが余っている玉子は行き場がなく、どんどん増えていくことの恐怖はなかなか想像できないだろうなぁ。
あと2ヶ月。
なんとかすんべぇ!
写真は早春、はじめて外に出たニワトリたち。
うれしさに舞い上がらんばかり。
実はシャッタアーチャンスをのがしたが
この後、高く、たかく・・飛んだ!