ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
お米の注文は出来ませんけど・・・ね!
初めまして! 讃岐の山さくらです。
菅野さんの声は、NHKラジオ深夜便で、昨年から聞いております。 お話から、感性の豊かさに、ファンになってしまいました。 お顔は、地産地消のビデオで拝見いたしました。 「ヨッシヒデーって鳴くニワトリに会いに行こう会」を、勝手に作りました。今、会員2名です。 菅野芳秀で検索かけたら、一杯出てきて読みきれません。困っています。菅野さんの育てたお米も魅力あるのですが、我が家も、専業農家をしていた連れ添いが、6年前に52歳で急に亡くなりました。訳の解からない私と息子2人で、農業(米作りのみ)頑張っております。「お父さんの大切にしていた事なので、僕が頑張る」って、通夜の晩に長男が言いました。今年は8月31日にコシヒカリを収穫しました。植えたのは5月11日でした。あと、10月にヒノヒカリと糯米の収穫予定です。今、私は疲れが出ています。菅野さんの腰は、その後大丈夫ですか? 身体の元気が一番なので大切にして、黄金のさざなみを夢見て頑張ってくださいね。応援しています。 |
ありがとう!
讃岐の山さくらさま、メールありがとうございます。「ヨッシヒデーって鳴くニワトリに会いに行こう会」ですか。おもしろいですね。お二人といいますのは息子さんでしょうか?そういえば茨城県からもおいででしたよ。聞かれて「やっぱりそのとおりだね。」との感想でした。もう稲刈りは終わったのですか。こちらは9月の下旬からです。腰をいたわりながらゆっくりとやります。とは言いましても、今年は息子が中心になり、私は助手のような役割でしょうが。ラジオは今月15日だそうです。何を話すかまだ何も決めていませんが、私にとっても楽しみな時間です。
讃岐は遠いですが、いつかおいでください。はやく疲れがとれればいいですね。 |
初めまして。
あらあら・・
昨年、お米の味が異なる事知りました。
私は昨年、退職に5年残して仕事を辞めました。義父母との生活を心に刻みたかったからです。父91歳(軽いアルツハイマー)・母85歳です。「仕事の代わりは、なんぼでも居る、けど嫁の代わりは居ないよ」との、先輩からの一言で決断しました。何かあってから後悔したくなかったので、結局は自分のために辞めました。連れ添いは酪農と稲作をしていました。夜中に、4時間位で亡くなりました。今、振返ると翌朝からの牛の世話、最後の牛が居なくなるまでの約1ヶ月間、搾乳やお世話を誰がしてくれたのだろうと思います。忌引きの間に田植えしました。まず、家の田んぼを役場に聞きに行って、地図を書いてもらって、息子が機械の使い方を教えてもらいながら頑張りました。あれから、今年で6回目の収穫を迎えます。私は、お米の味は全部同じかと思っていました。美味しいか否かは、炊き方次第だと。ところが、連添いの友達(群馬県で稲作農家)から、お米(魚沼産のコシヒカリに負けないよ)が届きました。多分もう農業はしていないだろうと思ったのでしょう。同じ炊飯器で炊いたのに美味しくて驚きました。私は農家育ちなので、お米は家で作ったのを食べるしか知りません。チェリーセージさんが「注文のファックス送るよ」って言っていたので、本当は羨ましいです。レインボーの肥やしで育てられたお米は美味しい事と思います。菅野さんの処に行きたい気持ちのメインはレインボープランなんです。私たち二人、今、「生ゴミが宝物に見えてきたね」って、話し合っています。私たちの地域に取り入れられる事は、と考えながら仲間集め頑張っています。私は難しい事は解かりません。でも、環境に優しい事で、私に出来る事から(命有る物は、その一つ一つの命が喜ぶように接するんですよね)頑張ってみます。
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ウルウル
よいことが循環するといいのですけどね!
私の事で、赤とんぼさんをウルウルさせてごめんなさいね。
連添いが亡くなっても、辛がる暇、悲しむ暇はありませんでした。 私には、いつも笑顔で話し掛けてくれています。今もです。連添いは亡くなる前の日に「僕はいつ死んでも、楽しかった、幸せだったと思って死ねるよ。大好きな事を力一杯しているからな」って、言ったんです。それは、もちろん大好きな牛のお世話をしながら元気にネ。だから、あの世に行って一番ビックリしているのは本人だと思いますよ。私は、その言葉があったから、頑張れているんだと思います。思った事を恥ずかしがらずに素直に言葉にする人でした。職業に上下はないけど、物を作り出す仕事、生産する仕事が一番大切なんだと思っていた人でした。その中でも、農業は、自然を相手に一粒の種から多くの食べ物を作り出す最高の仕事だと話していました。母は命を産み、農業が命を育てるってね。ショッテラ!ですかね? 私も、自分の好きな仕事をしていました。我が家の田んぼがどこに在るのかも知らない位、忙しくね。そして、昨年3月31日に仕事を辞めた春、いつも見ていた山に桜が一杯咲いて、山が笑っていたんです。山は、松の木だったはずなのに、いつの間にこんなに桜が増えていたのだろうって思いました。それ位、余裕の無い生活をしていたのでしょうね。今から、よい事が循環するかもって思うだけで、意欲と勇気がわいてきました。赤とんぼさん、ありがとうございました。 |
だから「山桜」なんですね。
藤沢周平の小説って凄いですよね。
私は、あまり読んでいませんが、「蝉しぐれ」で、武道(剣道・居合など)の先生かなって思いました。読んでいるだけで、双方の動きや、刀の動きが、映像を見るように浮かんでくるんですよね。「山桜・雪間草・梅薫る」→貴方は男性なのに、なんで女の気持ちをこんなに繊細に読み取るのよプンプンって思いましたね。細かい事は覚えてないです。そういえば、連れ添いは、子育ての時「下級武士の家の子どものように育って欲しいな」って、話していた事がありました。「今時、武士道は通用しないよ」って思っています。が、私は薙刀の練習を頑張っています。今にも、無くなってしまいそうで悔しい(惜しい・淋しい)んです。
7月8月と聞き逃した深夜便、明日の夜楽しみにしています。 |
今晩でした。
新米のご案内から、話が遠くに行ってしまってごめんなさい!
昨夜の深夜便のお話、とっても楽しく聞かせていただきました。
そして、考えさせられました。「文化と文明」「生きる力」「自然と同居」「人間だけ特別ではないんだよ」等々ね! 最近、水洗トイレしか使えない子も居て、キャンプの時に困るんですって。 こういう事に気が付いて、疑問を持って、それが素晴らしい文化だと言い、全国に堂々と披露する菅野さんがステキですね。 でも、昨夜の放送の菅野さんの声、少し照れていましたよ。今年は籾の選定(しおどり?)から迷っておられた、隣のケンちゃんも、稲刈りの準備、捗っておりますか。今年は、日照時間も十分。出穂から刈取りまでの積算温度もバッチリ。みたいですね。キラキラ輝く黄金のさざ波の収穫が楽しみですね。頑張ってください。 |
テレがね・・
ハラハラ
土との対話
小さいころ、よくお庭でおしっこをした。 学校から帰ると、ランドセルをしょったまま庭に駆け込んだ。 草の茂った土に、それはゆっくりと吸い込まれていく。 土と私の静かな対話。 しっとりとした草のにおいが私をつつんだ。 心の底からほっとして、私は立ち上がる。 「ただいまー」と玄関のランドセルを投げ出した。 モンゴルのゴビ砂漠でおしっこをした。 空の下で、小さな木に身をかくして。 乾いた土は、あっという間もなくおしっこを吸い込む。 ものすごいスピードで吸いこむ。 「うわっ」と思わず声をあげてしまった。 モンゴルと日本。 土はこんなにも違う。 まるで生きものみたいに、別の顔。 (以下、略) 加藤登紀子著「土にいのちの花咲かそ」(サンマーク出版)の中で見つけました。都会に生きていると、たまらなく土が恋しくなります。そう、おしっこを受け入れてくれる大地が、ね。 しかし、聞いてて、ハラハラしたなぁ。リスナーの多くは、「あんた、何言い出すの」と思ったと思う。ほんと、意外性に満ちたラジオ深夜便でした。菅野さん、お疲れさま。 |
私のお友達の感想をお伝えしますね。
ドイツの私は聞けませんでしたので、お友達に頼んで教えてもらいました。まあ、菅野さん、大変。もう来月は来なくていいといわれちゃうかしら?と心配しています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 菅野さんの放送、聞かせていただきました。 山形ということで、東北弁のおじさんのイメージを勝手に作っていましたが、 予想外に、大変渋い声とインテレクチャルな話しぶりで感心いたしました。 ただしおそらく今回に限ってだと思うのですが、 話の内容が大変「くだけた」内容で、アンカーの女性アナウンサーの方も、ドン引き状態で困惑している様子だったので思わず笑ってしまいました。 というのは、私もよく、受けを狙って、ちょっと下ネタがかったきわどい話をウンチクある話にしようとする癖があり、ドン引き状態になってしまうことがあるのですが、今回の菅野さんのお話も、ちょっぴりそれかなと・・・。 で、その内容というのは「立ちション」だったのです。 菅野さんはまず、枕の部分で当たり障りのない最近の天気の話などを済ますと、いきなり、「私は農作業の時に尿意をもようすと、田んぼの隅で立ちションします。で、今日は立ちションの話をします。」という展開となりました。 アナウンサーはすでに、この時点で「えっ、立ちション!!??、とんでもない」というムードがありあり。 しかし菅野さんめげずに、自分の息子や最近の農作業を手伝いに来る若いもんは立ちションもできずにわざわざ、家の便所に車を使って用を足しに行くけしからん。 この広々とした秋空の下、おおらかに立ちションベンぐらいできんでどうする!!と主張するのですが、ここでますますアナウンサーが引く。 さらに追い打ちをかけるように、昔は男だけでなく、女も立小便をしていた、 私のおばあちゃんや、おかあちゃん、おばさんもおしりを丸出しにしてよく立ちションをしていたものです。 (アナウンサーに向かって)あなた、野山で立ち小便をしたことがありませんか? えっ?ない??信じられん、あーこうして、縄文時代以来のおおらかな日本の農村社会の伝統的な風習はすたれてゆくんですね、まことに嘆かわしいことです、ということになり、アナウンサーさん、決定的ドン引き状態。 なんとなく、スタジオ内にも不穏な空気が流れているような印象で、早くこのインタビューを打ち切ろうとしている気配。 しかしなんとか、ちょうど予定時間となり、 今日のお話はちょっと砕けていましたけどとても楽しかったですね、ということで菅野さんのインタビューが終わりました。 これは、ある意味で大変意表をついた内容で、私もちょっと、おおお、おおおお、とちょっぴり興奮してしまいました。 おそらく口やかましいリスナーから、お叱りの電話が3、4本かかるのではないかと思えるほどの、NHKらしからぬ痛快な内容でした。 |
もう来なくていいといわれたら、行かなくていい。
そうですね。
深夜ラジオを拝聴しました
20年以上も前に、大学院法学研究科で民法を学んだ。その時に、末弘厳太郎博士の著書に「常識とは商人感覚を基準としている。しかし世の中には商人感覚には馴染めない者もいる」というものがあった。私も商人感覚に馴染めない者の一人である。継続的・没個性的な取引感覚が商人感覚であろうが、非継続的・個性的な取引感覚の中にこそ、人として生きていく重みがあるように思える。農民には農民の常識感覚があり商化現象に飲み込まれてはならない。農村には農村の時間があり、このことを尊重すべきである。平たく言えば、農村には独自の風景があってしかるべきです。以上が私見ですが、先輩の話を聞きながら、日本の南北農村の共通性・相違性を思う次第でした。私は南海の魚介類男かもしれません。
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土の文化とコンクリートの文化?土が基本と思いますよ。
土は生きていて温かいけどね、コンクリートは冷たいですよね。
田んぼの畦も土だと、今、彼岸花が一斉に咲き出し生き生きしています。コンクリートの畦は、サッパリしていて、整然としているけど四季の命が無いです。小川の土手が土だと、春にはどじょうが顔を出し、メダカの学校が出来、蛙の大合唱が聞かれ、夏にはホタルが舞い飛び、秋には秋アカネの群れが舞うでしょ。最近、秋田県に秋アカネが居なくなったんですってね(絶滅状態だとか?)。農薬も影響してると思うけど、私はコンクリートの畦が悪者だと思います。でも、ただ、自然のままが良いと口で言うのは簡単なんですが、我が家も労働力不足で、化学(悪者)の助けを借りています。今年は、借り方が足りなくて、一反半(田んぼ一枚→9月末刈取り予定)の稲を全部処分しました。草ばっかりでお米が見えない。菅野さんに言わせれば、人格を疑われる出来事なんでしょうね。管理していた息子が一番辛いだろうと思い、「良い勉強させてもらったね」・「うん、来年は考えがあるんや!」と言っています。大好きだった父さんみたいな百姓には、まだまだなれませんね。 |
やっとコメントの入れ方がわかりました
『手動入力確認イメージ』とやらを見たまま
その下のところに入力するという方法を知らなかったもので なかなかコメント送信ができませんでした。 やっとわかりました! ということで、これから時々コメント入れますね。 菅野さんのお米、注文させていただきました。 まだ届きませんが、毎日楽しみに待っております。 ご近所に住んでいるなら卵も毎回お願いしたいところですが 残念ながら遠方なので・・・ 菅野さんのことは、子供の夏休みの宿題で借りた本で 知りました。素敵な生き方だなぁと親子で 感動しました。 もしかしてブログもあるのかなとのぞいてみたら ここに当たりました。 これからもブログ、楽しみにしています。 |
お米、おしょうしなぁ。
お米届きました!
コメント
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我が家のお米は 朝日連峰直下の土と水と太陽の結晶。いのちたちのつながり。そのパッケージ。カキッと割って耳元に持っていってください。水田を渡る風の音、にぎやかな鳥や虫たちの声が聞こえるかもしれません。
今年は例年になく、いい稔りをむかえました。
いままで我が家のお米を食べていて、いつもうまいとお思いの方は
更においしいと思われるはずです。
なんだ、この程度かとがっかりされていた方は、今年の米は違うぞと思われるはずです。
1、品種;「ひとめぼれ」と、もち米の「黄金(こがね)もち」
2、肥料;堆肥主体です。「自然養鶏」の鶏糞とレインボープラン堆肥の二 種類。この二つの堆肥が米の味を引き上げています。
3、農薬(殺菌・殺虫剤);田植え時点で一回だけ施しました。それだけで す。山形県では「特別栽培米」(減農薬米)作りを奨励しています が、我が家が投入した農薬の量はその基準の更に1/ 3以下。
4、価格;価格は白米,七分、もち米ともに10kgあたり5,000円(送 料別)で、昨年と同じです。玄米はその料金で10%増しとなってい ます。(もち米の3kgは別価格。)
5、保管と発送;お米はモミのまま涼しいところで保管します。毎月10日が 到着日。風味が損なわれないよう発送直前に精米しお届けしていま す。
6、ご注文;メール(narube-tane@silk.ocn.ne.jp)かFAX(0238-84ー
3196)でお受けいたします。各月、一年分の予約が可能です。
7、お支払い;郵便局の振込み用紙を同封いたします。
9、締め切り;120a分の予定収量に達し次第、締め切りといたします。数 に限りがありますので、お早めにお申し込み下さい。
<百姓・菅野芳秀の一言>
たんぼ一枚一枚に個性があります。一枚の田んぼの中でさえも一様ではありません。当然その土にあわせてお米の味が違ってきます。あなたに届いたおこめがあなたのご期待に添える味であった場合はラッキーと思ってください。少し違うぞというときは次回があるさと思い直してください。ゆめゆめ、「菅野の米はおいしくはない」などという不幸な結論には到達なさりませぬように。