厚労省が、新型コロナウイルスへの感染を疑われる人が帰国者・接触者相談センターに相談する目安について、「風邪の症状や37.5以上の発熱が4日以上」と公表しました。
37.5度以上の発熱が4日以上となっていますが、平熱は個人差もあるので一律に扱うのはどうかとも思いますし、4日以上も続いたらそれこそ肺炎を引き起こし重症化を招くのでは?と感じるのはわたしだけでしょうか。
いずれにしても、おいそれとは病院にも行けないということで、自分の身は自分で守らなければいけないという認識が必要です。
ところで、皆さんは自分の平熱が何度かお分かりでしょうか。
おそらく、普通の方は、何となく36度位とか36.5度位という感じではないでしょうか。
人間の体温は、時間によって変動するといわれており、この機会に、自分の平熱をしっかり理解しておいた方がいいと思います。
2.3日でいいので、朝・昼・晩の飲食や入浴前に、正しく検温するとおおよその自分の時間帯別の平熱が把握できます。
そして、その平熱から0.5度から0.7度上回った場合に、発熱した状態というのが一般的で、37.5度というのは、感染症法による基準で、37.5度以上が発熱で38度以上が高熱という基準になっているようです。
先日の角田先生のセミナーでも、コロナ肺炎の重症化を防ぐためのポイントを教えていただきました。
風邪かインフルか新型コロナかわからない時の、初期症状の時は、とにかく安静にして熱を出し切ることが重要だというお話がありました。
ちょっと熱があるからといって、解熱剤などを安易に服用するとウイルスを閉じ込めてしまい逆に治りづらくなり、肺炎などによって重症化を招く恐れがあるということでした。
高熱でうなされるような時は、解熱剤もいたしかたない部分もあろうかと思いますが、
水枕や額に冷たいタオルを当てるなどして、熱をしっかり出すということを心がけていただきたいと思います。
熱が出るのは、体がウイルスと戦っている証でもあり、自己の治癒力で、治しきることが大事だそうです。
身体を暖めて、しっかり換気をして、水分と栄養をとって、ぐっすり眠ることで、治癒力が高まります。
注意が必要なのは、栄養を摂らなきゃということで、高カロリーの食事などをとることです。
胃腸が弱っているうえに、消化するために余分なエネルギーをとられてしまい、治癒力も低下するということです。
身体の冷やす飲み物も出来るだけ控え、消化の良いものを腹7分目を心がけていただければ幸いです。
あまり神経質になる必要はないと思いますが、しっかり予防して明るくポジティブに暮らして、笑顔でいきましょう。
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