本来、昨日アップすればタイムリーだったのですが、月曜ということでバタバタしており、遅くなってしまいました。
さて、昨日の朝は、冷え込みが厳しく今季一番の寒い朝を迎えました。
ソーラーサーキットの家に住むようになって8年たちますが、温度や湿度・臭いに何気に敏感になるもので、朝目覚めた時に感じる1℃か2℃違う体感温度によって、外気の状況が何となくわかるようになります。
※ オーナーの皆様は外に出て初めてわかるという方が多いのですが、その辺は職業柄かもしれません。
今朝も、朝起きると布団からはみ出した足元に多少の寒さを感じ、ふと枕元にある温度計に目をやると、案の上18.2℃となっておりました。
おそらく外は3℃か4℃位かなと思い、下へおりるとやはり、外気温は3.1℃になっており、エアコンのあるダイニングは20℃をキープしていましたが、トイレは19℃になっていました。
わが家では、11月に入ってから、1Fのダイニングにある4KW(14畳用)のエアコンを20℃に設定して、24時間連続運転しています。
何度も説明しておりますが、連続運転といっても常時動いているわけではなく、室温が20℃を下回った時に、稼働するので外気温が上がる日中はほとんど動きません。
何を言いたいのかというと、今朝の室温を鑑みれば、4KWのエアコンを20℃に設定した場合、夜間から朝にかけての冷え込みが厳しいと、我が家の家の大きさ(約55坪)を家中万遍なく暖めるには、絶対的な能力が足りないということで、どうしてもこの位の温度差が生じるということです。
要するに、エアコンの設定温度をもう少し上げるか、もしくは2Fホールのエアコンの稼働が必要になるということです。
※ 昨晩、朝の冷え込みが厳しいとわかっていれば寝る前に設定温度を2.3℃上げておけばよかったのですが・・・。
省エネ推進のウォームビズにはこの位がちょうどいいかもしれません。
この辺のエアコンの使い方については、若干の工夫が必要なのですが、一応、頭に入れておいていただきたいのが、エアコンの消費電力は定格の能力での運転が一番効率がよく、一台のエアコンで家全体を暖めようとすると、温度設定を23℃~25℃と高めにしなければなりません。
そうすると、消費電力の効率が悪くなったり、運転音が気になったり、エアコンのある部屋の温度が上がりすぎたりするなどの弊害も生じるので、エアコンを2台つけたほうが、家全体の温度を一定にし、かつ電気料もお得になる場合もあるのです。
付け加えさせていただければ、外気温が下がる夜間に、割安な深夜電力して、温度設定を22℃から23℃位にして、日中は18℃位に設定にするなどの工夫をしていただけると、電力料金が、低く抑えられたりします。
※ また何度か説明していますが、24時間換気は換気による熱損失を抑えるために、冬期間は弱運転でOKとなりますのでよろしくお願いいたします。床下ダンパーや小屋裏ファンのOFF確認も合わせてお願いいたします。
こうしたエアコンの上手な使い方などは、ブログでも紹介しておりますし、「外断熱が家族を守る」にも、色々と記載しておりますので、どうぞ今一度ご覧ください。
いずれにしても、断熱性能の高い家に住み、暖房を上手にご使用いただくことで、、11月であれ真冬の2月であれ、室温は変わらず、快適に過ごしていただけるようになります。
つまり、弊社の外断熱の家に住んで、部屋間の温度差が気になったりする場合は、閉鎖的な暮らしをしている場合がほとんどで、寒いと感じる時は家の性能云々ではなく、単に暖房の能力が足りていないということですので、ご理解いただければ幸いです。
※ エアコンのない個室などで、若干の寒さを感じる場合は、ハロゲンヒーターなどの補助暖房を活用すると僅かの時間で暖かくなりますのでよろしくお願いいたします。
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