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60数年ぶりの発見

  • 60数年ぶりの発見
我が家の次男は言葉を覚えたてのころ(3~4歳)、何の花を見てもすべて「タンポポ!」と呼んでニコニコしていた
そんな子の親父だから、小生もこのあいだまであぜ道や空き地に咲く黄色い頭花の植物はみなタンポポだと思い込んでいた

先日もいつものコースを歩きながら、一面の黄色い花を見て
‐‐‐いままっ盛りもあれば綿毛もある、タンポポの命はずいぶんと長いな‐‐‐
などとのんきなことを考えていた
花だけ見ると区別がつかないが、よく見ると綿毛のタンポポに比べて茎が細くて背が高いことに気が付いた

1本手折り持ち帰って図鑑を繰ったところどうやら「ブタナ(豚菜)」らしい
60数歳にしての大発見!(タンポポ=キク科タンポポ属、ブタナ=キク科エゾコウゾリナ属)・・・オメデタイ

ところで、
タンポポの綿毛を目にするにつけ、辞令書という風のひと吹きに飛ばされて各所を移ろった己が身の上と重ねてしまうのは40余年の転勤族生活の名残りだろうか?

2016.05.21:k-ichiro:コメント(0):[コンテンツ]

フジのカーテン

  • フジのカーテン
いつもの道ー4で紹介した「フジのカーテン」
写真がイマイチ説得力に欠けるので撮り直してきました

ご覧ください
しらかわ大橋を南陽方面へ渡り終え河井入り口を左折、八ヶ森を目指していくと左前方に見えます

写真はほんの一部、実景はこれよりもズウーット迫力がありますヨ
 ‐‐‐‐本人の写真ヘタクソを棚に上げてヨクユウネ‐‐‐‐
2016.05.19:k-ichiro:コメント(0):[コンテンツ]

いつもの道-4

  • いつもの道-4
ミヤマザクラもウワミズザクラも無事に受粉がすんだようで、花は実のもとになる(と予想される)灰色っぽいツブツブに変身、結実まで見届けるゾ

そして
今満開に咲きそろっているのはフジの花で、まるでカーテンのようだ
こんな状態を見るのは初めてで、わが散歩コースもすてたもんでない
他の花に比べて花の期間が長く感じられるのは気のせいだろうか

ところでフジの仲間にヤマフジというのがあって、両者を見分けるのはつるの伸びかたが『左巻きはフジ」「右巻きはヤマフジ」だそうな
左巻きとはフジに対してちと気の毒ではないか、せめて「左肩上がりの時計回り」ぐらいのことは言ってやらないとね・・・・
ちなみに、いま見ているのは正真正銘の左肩上がり フジです
2016.05.16:k-ichiro:コメント(0):[コンテンツ]

いつもの道ー3

  • いつもの道ー3
散歩路のもう一つの白い花がこれ『ウワミズザクラ』(上溝桜)
コップを洗うブラシのような花は桜の仲間とはとても思えない

よく見ると白いブラシは桜の形をした小さな花が40~50個集合して穂になっています
一つひとつの花のおしべは花弁よりも長く、花弁の外にはみ出しているのでブラシのように見えるのです

果実の時期(8~9月)には赤い実をつけるそうで楽しみですね
杏仁子(あんにんご)と呼んで実を塩漬けにして食べる地方もあるそうです

2016.05.13:k-ichiro:コメント(0):[コンテンツ]

いつもの道ー2

  • いつもの道ー2
たんぼに水が入り、トラクターのエンジン音が耳に心地よい季節です

歩きなれたいつもの散歩路、両側の木々の緑の領域が増えてきました
緑の葉に囲まれて目についたのがこの白い花です
手持ちの図鑑では探し当てることができず、市立図書館へ走りました
ページをめくること1時間半・・・・『ミヤマザクラ』(深山桜)にたどり着きました

よく見ると、花の咲き方は違うものの個々の花の形状は桜そのもの、葉は桜餅の葉っぱと同じです

この先、季節が移るにつれて周辺の景色の見え方が変化していく様子を観察していくのが楽しみになってきた
2016.05.12:k-ichiro:コメント(0):[コンテンツ]