3日で終わってしまうか、たまにのアップしか出来ないのか、と思っていたら、結構毎日まめしく続いて、1年となる。
去年の今頃は、雪に降られて部屋に籠もり、文学的になっていたのだが、このところの天気に脳の方も天気状態で、明るい話題が多い。
早いものだ。
読んでくれているみなさん。ありがとう。
つまらん日記もどきの、オイラの小言に付き合って頂き、感謝いたします。
さて、今日、サクラが咲いた。
秋に、ブドウ園の廻りの木切りを頼まれた時、山桜の木を1本切ったのだが、花芽を多くつけたそのサクラが忍びなく、その枝を少しばかし家に持ってきて、家の外に置いておいたのだ。少しを休眠させた後に、家の花瓶に挿した。
それが、今日1輪咲いたのだ。
健気で可憐である。
↑昨日の状態
で、タイトルの「イノ薫」の出番である。
塩漬けして、冷蔵庫で寝かしてあったイノシシの肉。
昨晩取り出し、塩抜きをしてソミュール液に漬けてあったのだ。
shidareoさんから貰った脂の乗ったサンマイ肉も一緒である。
ほんの少し焼いて味見したのだが、色が白くなったので、上手く塩に漬かっていなかったのかな?でも、申し分ない旨さである。
↑どうだ?この色、そのまま喰えそうじゃないか。
で、白いサラシに包まれたのが最近獲ったチビイノシシ。
脂があんまりなかったのと、モモの部分であり細切れの部分もあったので、サラシにくるんでハムに仕立てる。
上手くすると細切れの部分が結着して、1本のハムに見える仕上がりになる(と思う)。残りのは、shidareoさんのお肉・・・これはベーコンにする。
見るからに旨そうである。
肉・脂の類は、只今喫食を控えておるのだが、少しづつ食べれば大丈夫だろうから、楽しみである。
そこらへんから買ってくるハムやベーコンじゃなし、その分のカロリーは、獲る時から、仕込み、食べるまでに充分消費しているはずだしね。
3日も冷燻して、最後にハムは80度の温度のお湯にかける。
ベーコンは、そのまま燻製機の中で80度の温度をかけるのである。
どうもイノシシなんかは、E型肝炎ウィルス保持者が多いらしいから、じっくり加熱処理しようと思うのである。
が、しかし、生ハムも喰ってみたいなぁ~。
来年獲れたら、モモ1本丸のまま生ハム原木と言うやつに挑戦してみようかなぁ。