わらび汁

  • わらび汁
この季節になってくると、山菜の漬けたものや冷凍物をボチボチ処分しないとならんなぁ、などと思うのである。
あと1カ月もすれば新鮮なものが手に入りはじめる訳で、そうなると古いものに手が伸びなくなってしまう。

しかし、今頃喰うそれらは、どう言う訳か格別に旨い訳である。

昨年採って、茹でてあく抜きして冷凍したワラビと、秋のヒラタケの味噌汁が旨い。

ヒラタケの他に、なにか別のキノコも混じっているが、泡を吹いたり、死んだりする心配のないキノコなのであるから、味と食感が複雑になり、より一層深みがある訳だ。

それの汁には、サバの水煮缶1缶が入る。
これが入るのと入らないのでは、「綾瀬はるか」と、「綾瀬はるかの骸骨」程の違いがある。

そこに、家のレディーカカァは豆腐や麩、ネギなどを加える。

具が豊富で、ゴタゴタ感が今頃の山菜汁には似合う。

春の新ものの頃には、上品に頂くのも宜しいが、
いまだ肌寒い季節には、ゴタゴタのアツアツの田舎丸出し、貧乏丸出し風おっかさんの冷蔵庫一掃始末煮風が旨い。

軟らかいワラビがスルリと流れるその咽ごしは、山菜の大御所の風格と品がある。

山菜の大王、旬のタラの芽の天ぷらも旨いが、
一冬枯らした柔らかなワラビの咽ごしは、ワラビにしか出せないのであり、今頃食べるワラビの喉ごしと言う点では、ジュンサイなどと頂点を競うのではないのか、などと思うのである。

さて、今夜の食卓にはコゴミも出てきた。
これも冷凍である。

久しぶりに食べるので、生の旬ものと比較できないのだが、
まるでさっきとって来たかのような塩梅である。

うま~い!!

はぁ~  しあわせだなぁ~

明日の晩は、何だろうなぁ~
2012.03.24:kuma仙人:[喰いモノ]

昨年のアザミ、ようやく喰い切りました。

当方・・・・、アザミを沢山塩漬け(塩漬け&発酵)にして保存しておいて、
秋以降~冬季~早春の長期に渡って、煮モノで食べるのですが、
ようやく、昨年のアザミを喰い切りました。

私は、ヤマドリのガラスープを沢山冷凍しておいて、
そのスープでアザミやキノコなどと煮るのが一番好きなのです。

でも、秋田などでは、アザミとクマ肉を合わせるらしいですよ。

ま、私のアザミ採りの一番のエリアは、県北某所の、
まさしく、クマオリの周囲ですし、きっと合うんでしょうね。

今度、試してみてはいかがでしょ???
2012.03.25:shidareo:[編集/削除]

座布団5まい!

よくわからない比喩と勢いに押されて、わたしは「座布団5まい」と言ってしまいました。白みそ仕立てでしょうか。美味しそうです~~~。
そのうえshidareoさんのアザミの塩づけは?????です。
山形のごっつおpartyに行かねばなりませんね。
2012.03.25:mim:[編集/削除]

shidareoあにさま

アザミ、良いですね~。
あの仄かな、そして独特な香り。
脂に合いそうですね。
クマ肉となら相性もよさそうですね~。
今年はトライしてみましょう。
昨日、飲み会で、クマ肉の良いところを少しばかり饗したのですが、仲間からは絶賛でした。
皿に溜まった脂を飲み干す猛者もおりましたが・・・・
昨夜から今朝にかけ、パンツを汚さなかったかと、心配致すところです(笑)
2012.03.26:クマ仙人:[編集/削除]

mimねえさま

>よくわからない比喩と勢いに押されて

(笑)さしずめモンローとその骸骨ってやつですかね。
この比喩、故 開高健 の文章に出てくるんですよ。
なかなかのエッセンス故、忘れられず時々使うのです。
なかなかのセンスというか、ユーモアというか、ですよね。

まあ、話が、外国の高級料理ではなく、サバだの味噌だのクマだの山菜だのイノシシだのにプラスして、最近ではセシウムであり放射能物質の出汁ですから、味は良くとも髑髏マークを最中に感じ、ヒヤヒヤと食べるという類のものもありますな。

お汁は、白みそというか、家の場合買ってる味噌なんで、マルコメ出汁入りですね(笑)

是非是非mimお姉さまにはご足労頂き、その折にはshidareoお兄様と共に、聞いた事もないような食を楽しんで頂きたく思います。
2012.03.26:クマ仙人:[編集/削除]

アザミ…

shidareoさま、今年はアザミ教えてくだされ!
根っこ???

オイラもワラビが結構な量あるので、
綾瀬はるか様にチャレンジしてみっかな!

キノコの塩蔵したのも残ってる…
こっちはパスタかなあ~
2012.03.26:タッシー:[編集/削除]

タッシー兄貴へ

綾瀬はるか・・・・いいね~挑戦挑戦!!

キノコの塩蔵はパスタかぁ  「上戸彩」なるレシピを紹介してけろ(笑)

アザミは茎喰うだよ。
ウンマイよ。
俺のブドウ園に数本だけだけど生えてるよ~
勿体なくて喰えないけど(笑)
2012.03.26:クマ仙人:[編集/削除]

mimさま、タッシーさま

そうなんです!

クマ仙人さんがおっしゃる通り、茎喰うだヨ~、です。
ちなみに、葉っぱは、手でイキナリ毟り取ってしまいます。
その際、アク汁で手が真っ黒になるので、軍手の下には
手術用のゴム手袋を着用して、ダブルブロッキングします。

(この際・・・失礼して、クマ仙人さんのBlogをちょっとお借りしちゃいますね。)

んとっ、「モンローとその骸骨・・・・」ですかぁ。。。

古典の「能」のダシモノに、「小野小町」と「骸骨小町」という
同一人物でライフステージ違いの2ストーリーがあるんですが、
開高健さんも戯曲家でもあるし、その辺チェック入れといて、
見事に新たな価値に仕立ててますよね。 
それを、クマ仙人さんが軽ぅ~く冗談に仕立て、
mimさまはじめ、タッシ―さんまで絡んじゃったりして、
なんともスゴイご縁だなと。。。

あ、アザミのハナシ・・・でしたね。スミマセン;;;。

フツーのレシピは、Yahoo!なんかで「アザミの煮もの」で検索すると、
いろいろ出てくるみたいですが、あれあれ・・・・けっこう山形県内陸部が
多いみたいですネ。

若く新鮮で柔らかそうなものは、そのまま料理してもOKですが、
初夏にGETしたものを塩漬け(要:漬け返し=>2度漬け)して、
秋の涼風が吹く頃から、少しづつ塩抜きして食べたほうが旨ンい!です。

スローフード系にはよくある話ですが、小町娘も美味しいけど、
骸骨小町の味わい深さと偲ばれる美貌・・・でしょうか?

ちなみに、ウチは未だに4世代続く木桶での「手前味噌」です。はい。

ともかくも、mimさまも、タッシ―さんも、みんなで集まって、
「勝手にGozzoパーティー」、ぜひぜひやりましょう!

会場は、もちろん、クマ仙人さんトコのキャンプ場で!
2012.03.26:shidareo:[編集/削除]

この記事へのコメントはこちら

※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。