冬の準備

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稲刈りが終わり、たいした休みもなしに冬の準備である。

農家というか、自然体というか、なるべく文明から独立して暮らしたい我が家では、電気の喪失や、燃料の喪失が起こったとしても、その独立自立性において、一般家庭よりは耐える能力が高いはずである。

と言う事は、普段の生活において、そういった事に備えるための自然相手の作業や行事が多く、サラリーを稼ぎ出し通帳にため込む時間は少ないと言う事である。

一言で言えば、山の貧乏生活は文明喪失に強い、傾向にあると言う事である。


冬の準備と言っても、本格的な雪囲いとかではない。

薪切り。
薪割り。

暖かく、冬まで遠いうちにちびりちびりと薪を蓄える。

しかし、2年分の薪があれば、前の年の乾いた分を燃やし、今年の分を乾かし、と、送り順に使えるのだが、我が家では、その年に切った半生・半乾きを焚いている。

これは、半生が良いと言う訳ではなく、作業的に追いつかず、やむを得ず焚いているという状況なのである。

今年は、2年分を蓄える事が出来るだろうか。
昨日、薪割りと、チエンソー作業をしたせいなのか、普段の不摂生のせいなのか、PCのキーボードを叩く左手の指先が痺れる感じがある。
何だろう・・・・。
どこかの血管が切れる予兆ではないだろうが・・・・・。


薪を切るのは簡単である。
良く切れるチエンソーで、ビャァ~っと忽ち切れてしまう。

ドイツ製「スチール・STIHL」チエンソー MS240 41.6cc

俺が使うチエンソーとしては4代目である。

若いころ、冬の仕事に樵をしていた。
そこでスチールのチエンソーに出会い、それ以来愛用している。

その時も同じシリーズの、先代のモデルAV24を2台。AV26を最近まで使っていたが、全て十分な使用時間で、機械的に使い古したという状況である。

壊れたとか、調子が悪くなったと言う事がなかった。

現在のは、3年ほど前に新調した。

ハスクバーナなど、有名モデルもあるが、STIHLのエンジンの吹け上がりが好きだ。トルクも使用感もいい。
自動車国家ドイツならでは、F-1で活躍するくらいの国のエンジンである。
調整次第では、F-1のエンジンみたいな吹け上がりに調整できる・・・が、エンジンを痛めるのでお遊び程度が宜しい。

良く切れるチエンソーは、杉の木などは、何となく大根を切る感じ…で切れるのである。
柳の木などは、バルサ材でも切る気分である。

切るのは良いのだが・・・・・・

薪を割り、積むのが大変だ。

割るにも、良い鉞が必要だ。
どでかい薪を割るには楔も必要である。

道具である。

そうそう、落下物や音と切カスなどから頭を守ってくれるヘルメット。
これも優れもの。
音が小さくなるだけで、疲れが半分である。
これは、夏の草刈りにも愛用しているのである。



チエンソーの燃料1回分切って、割って積むのに半日かかる。

腰も痛い・・・・・。

まあ、のんびりやるさ。
雪が降るまでまだまだ間がある。


しかし、表題とかの写真。
スケッチ風であるが、これがandroid携帯の写真ソフトである。
鉛筆デッサン風からパステルスケッチなど数種類の写真加工というか、加工しないでそのまま撮るとこうなる訳だが・・・・。
なかなかよくできてる。
ホントに手で書いたみたいなのである。
驚きだ。
有料ソフト190円くらいだけどね。
2011.10.05:kuma仙人:[道具]

アーティスティックに

薪を積み上げてちょうだいね。
アレはかなりかっこいいよお~!
2011.10.05:タッシー:[編集/削除]

タッシーあにきへ

薪積んだよ~~~~
こ・・・腰が・・・・・いてー~~~
2011.10.06:kuma仙人:[編集/削除]

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