牛の人工授精
今朝の2枚目はこちら。 9代目が人工授精をしています。 牛のお尻から腕を入れている光景を テレビなどで見たことありませんか? これは「ちょっけん=直腸検査」 妊娠に関わる繁殖の診察、人工授精や脂肪のつき過ぎ などなど牛の状態を知る大事な手段です。 写真では左腕を直腸の中に入れて 右手に持った注入機が直腸の下にある膣から入れられています。 左手で直腸壁の上から子宮頚管などをつかみ、 注入機を子宮まで通していくんです。 注入機は細い長い注射のような形をしています。 先が子宮までたどり着いたら 中に入っている精液を注入して終了です。 ちょっとエロティックな話でしょうか? 繁殖農家や酪農家(用語のわからない方は 右にリンクした我が家のHP内 「肥育という言葉を知っていますか?」をご覧くださいm(__)m)にとって とても重要なことです。 牛飼いの友達と食事に行って 普通に、繁殖に関わることを話しますが 「周りの人が聞いたら怪しむよね」って気をつけてます(笑) この牛は「まいこ」 牛の発情周期は21日前後なので 5月20日頃はよく観察しないと。 妊娠しますように!
2010.04.30