The Daily izumiya

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札幌からツーリングをされて来られたドイツからのお客様です。
途中でリムのサイドがちぎれて、押して歩いてのご到着。

なんでも札幌〜青森〜宮城〜福島を経て新潟〜東京へ向かわれる途中とか。
ドイツから持ってこられた自転車は、内装14段変則の優れもの。
聞いたことのないドイツのメーカーですね。


ドイツでは普通にあるのでしょうが、ここで修理できるとは思えない代物。
当人は相当困り果てているご様子。
お友達のサイクランド松永君へ電話を入れてみました。
「自転車のリムちぎれてチューブ出ちゃって、パンクしてんだけど直せる?」
「???リムが千切れる?誰の?」
「お客さんのだが、国産メーカーじゃないんだよね」
「行ってみるよ」
ということで、軽トラで来ていただいたが、開口一番
「なんじゃこれ?走りすぎてサイドが薄くなってちぎれたんだ。内装14段?!」
「修理できる?」
「こんなリムは山形市にもあるかどうか。あれば明日持っていって直せるけれど、聞いてみないと解らない」

一応軽トラに積んでもらって部品の手配を頼むことに、、、。
翌日朝に電話が「なんとか店にあるレーサーのリムを外して組みなおせば大丈夫そうだよ」
早速お客様を車に乗せてサイクランド松永さんへ。
3代目の和也君がバラシていました。

「店にある新品のレーサーから外して、リムだけ使えばできるよ」

新品のホイールを外してスポークとセンターハブを入れ替えです。
*内心良いのかな〜〜、そこまでしていただいてというのが本音。

お客さんは、かなりビックリ。山形か仙台か、はたまた東京から部品を取り寄せかと考えていたようです。
片言の日本語で「アリガトウゴザイマス」両手を合わせていました。
*ちょっとは長井人の心意気というものがお解かりいただけたかな。

で、完成です。記念に写真を!


今日は元気に、新潟へと向かわれました。





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どっかの街でも何かと話題の石畳。実際に石畳を見学にいってきた。
場所は岐阜県岐阜市です。*私費の視察なので相変わらず車です。

鵜飼いでも有名な長良川です。

(川幅はどっかの街に流れている川と似ています)

長良橋のたもとに鵜飼観覧事務所があり、

川沿いにある玉井町、元浜町一体が、街路整備事業(おそらく)で一部石畳になりました。
*こんな看板があると、つい顔を出したくなる。

石畳といっても、両側が石畳で、中央部はカラーアスファルト舗装でした。これはこれで車は走り易いのでしょう。

元々あった建物も色が統一されており、エアコンの室外機も木製のカバーで覆われていました。

(↓参考までにこれは長崎県長崎市の石畳。
センターが石畳で両脇がカラー舗装。

↑白壁が風情があります。さらに小川が流れており、歩いて楽しめる。)


さてここ岐阜市には川原町屋という独特の町屋が残されており、格子戸がなんとも風情があります。

*路地に入ると、波トタンの外壁もあり、黒く塗られていると、遠目には趣があるようにも見えます。



ぱっと見ると、商店の看板が見えない。(ここには商店がないのだろうか?)
生活観が見えないやたらと綺麗な道路を歩くことにしました。

昔、長良川が氾濫した名残か、石垣や石積みで囲われた家屋が路地にあり、黒、茶色で統一されている。この石垣も修復したんだろうな〜、この区域一帯が真新しい路地になっています。

ところどころにこうしたお店も若干道路から下がって建っています。

ポストがあるのでお店かと立ち止まると、外観は住宅?しかし、看板があるので中を覗くと、そこはお土産物店だったり、喫茶店だったり。しかし、景観条例なのか逆に殺風景とも取れる雰囲気。




またまた裏路地を行くと、杉皮張りの蔵があったりして歴史に感心してしまいます。

川原町と言う位だから、夜になれば歓楽街に変わるのだろうか?*夜の視察は無しです。

足湯はどこでもあるが、手湯とは初めての経験。設置された方の感覚に脱帽です。


鵜飼いで有名な長良川、こんな足湯もありました。

この街で感心したのがこれ! QRコードでケータイからアクセスでき、史跡情報がわかるというもの。さすが大都市は違いますな〜〜〜。

これなら、何時誰が訪ねて来ても、史跡案内が可能でしょうね。何時来られても良いという考え方でしょうか。

確かどっかの街にも工業高校とか、工業組合とか、歴史の集まりとかがあったような。
それこそ産学金でできないものだろうかとも思ったのですが。
金属板を加工する機械産業も、印刷技術も、QRにする方法も、歴史も、地元の学校も含めて、地元でも出来うる範疇ではないでしょうかね。
こんなのどお?などと、言ったところで取り合っていただけないが、要らぬ考えが頭をよぎりました。

この街の中にはあちらこちらにベンチがあり、このような説明書きがされていました。

以前、当店の前の歩道にベンチを置いたら、某所から指導を受け、撤去することになったことがあります。*ご丁寧にパトライトを点けた車が2台も来られた。
なんでも、歩道にはイスを置いてはいけないのだとか。(確かに法律ではそうでしょう。)
ここの歩道は市内でも一番に広いが、少しでも歩く人の邪魔になってはいけないのだとか。
おそらく、多分、いつも7〜8人が横一列でわんさか歩くから邪魔になるのでしょうね。
歩道には一切、物を置いてはいけないし、置くには申請をして、それなりのお金を払わなければいけないらしい。お支払いをして申請しますと言ったら、前例が無いと言われました。なんでも目立って邪魔だという讒言があったとか、、、ぞっとするのと、呆れてしまいますね。

このような、ほっとする街角の風景に憧れますが。

このような小さなことからでも、住む人がほっとすることが出来れば、来る人もほっとすると思うのですが。

さて、歴史と文化と経済と住み易さから、どのようにほっとされるのか。

ただただ私は、話題の石畳をすでに見に行ってきた。それだけ。

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どっかの街でも何かと話題の川の駅。実際に川の駅を見学にいってみた。
場所は東京都江東区大島です。

河川敷を整備し、水辺利用の拠点となる「川の駅」が、江東区内にある江戸時代の船番所跡に3月にオープンした。東京23区で初の街中にある川の駅です。(街中に在るという点もどっかと似ている)
大島は江戸時代に江戸屋敷に米や物資を運ぶための舟運の要として、船番所が置かれていた所(どっかと似ている)。江東区中川船番所資料館があり、中には舟運の資料が展示されている(これを見れば地域の歴史の勉強になるし、地元の学校も学習の一環で使用している)。


この資料館の前の中川に、水陸両用のバスを入水させるスロープを設置し、周辺観光との両立を図っている。



このバス(スカイダック)はスカイツリー周遊コースと亀戸周遊コースの2コースがあり、1バス40人を各コース1日4回運行している(ほぼ予約で満席状態で事前の予約が必要)。

(ちなみに¥2800×40人×4便×2コースで、さていくらでしょう?)
都内には運河が意外と多く、電気モーターで運行する観光船も日本橋下あたりを航行しており、歴史と観光と環境を結びつけた取り組みは、お勉強に値するとあえて述べたい。
このスカイダックなる水陸両用バス、なんと重さは12トンでエンジンは2基。豪快に水しぶきを上げて入水すると歓声が上がる。

水上では時速7ノット(14キロ)が最高速。ゆっくりが気持ちいいです。

(40人も運ぶんだからデカイ訳ですね。大型観光バスの船)
日本ではちらほらとあちこちで運行していて話題性はあるのかもしれないが、(私以外は全員初めての体験らしい)私は既に20年前、こんなのに乗ったことがあります。

オーストラリアで熱帯雨林ツアーで使用しています。

これは軍用車両を観光に転用したもので、当時も今も人気らしい。


この江東区の川の駅、中には足湯もあり、子どもがたくさん来ていました。
売店ではソフトクリームやらオリジナルグッズ販売も。


舟運の歴史と現代の観光を結びつけた新たな取り組みとして行なわれており、資料館があったり、カヌー乗り場があったり、和船が航行したり、岸辺ではバーベキューをするたくさんの家族連れがいたりして、なんともこれが都内かと、、。*銀座から車で20分ですからね。


(どっかの街と似ているといえば似ているかな?)

長井市にも最上川の舟運という歴史があり、この舟運の歴史は、西村久左衛門なる方が江戸時代に現在のお金で100〜200億も私費を投じて開削して出来たもので、この遺構は最上川にて見る事ができ考古学的にも貴重な遺構であることは中央高校の佐藤五郎先生も以前に書いておられた。

*100億投じても御用商人として莫大な利益があったのかもしれないが、それよりも米沢藩(今の置賜地方一円)とその住民子々孫々に至るまで、文化、経済での影響があったことは、西村久左衛門様は凄い感覚の持ち主ということ。

(補足ながら現在、北前船の遺構と遺跡、積載物の調査が行なわれており、既に山形県の飛島では沈船調査が行なわれた。北前船と酒田で荷物を積み替えた小鵜飼船とそれにまつわる文化遺産の調査も今後行なわれる予定らしい。)

私的には私費を数千円も投じて、車で見に行くのがやっとなのですが、昔の商人は偉かった、凄かったと改めて感心と感謝を思った。

さて、現代のお偉いさん方は歴史と文化と経済をどのように認識されておられるのか。

ただただ私は、話題の川の駅を見に行ってきた。それだけ。




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長井市で行なわれる
「スポーツGOMI拾い大会in長井市」に協賛します。

早速チームを作って申し込みたいと思います。

目指せ、優勝!!

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「スポーツGOMI拾い大会in長井」が開催されます。

しかも全国大会の一部として優勝者は、そのゴミの量で全国大会出場も可能性があります。

ごみ拾いがスポーツで全国大会?

街中にはいろいろな方々が美化運動の一環としてゴミ拾いをされています。

このゴミを拾うという行為をスポーツとして厳格なルールの下、楽しみながら街中を綺麗にしましょうという、れっきとしたスポーツなのです。

今回6月22日に長井市白つつじ公園を中心に開催されます。
参加は先着30チームです。





掃除機を物色に、家電量販店へ。
私の場合、家電量販店は、南陽のケーズデンキ。
品揃え云々より、説明の丁寧さと対応と価格でここに決めている。
そこのレジ脇で見つけた物体。

会計の合間に、イスに座って待っているときモコモコした茶色いものが目に入った。


どこでもドアならぬ、どこでもマッサージ機?。

こういうものって大体がちゃちな造りで力が無くて
買ってから後悔するのが常なので、冷やかし半分で
待っている間にイスの背もたれ部分に挟んで使ってみました。
フツーの事務イスのようなイスに座って使えるのか?

折りたたみのパイプイスにセットして早速腰にグリグリと、、、。
あれ〜〜?かなりいい感じだわ〜〜。
結構パワーもあるし、揉みたいところに当てるだけの手軽さ。
スイッチ2度押しで、温感で温かくもなる。


肘掛付きのイスにおけばマッサージチェアに変身として使える。


製品は医療機を作っているオムロン製。

さすがオムロンを堂々と名乗るだけのことはある。
かなりの優れもので、首にも使える。
これなら高価な本格マッサージチェアより手軽にどこでも使える。
雪かきの疲れた体に、これならお値段以上にお買い得な商品だわ。
南陽市・ケーズデンキの会計カウンターで体験できるお奨め品。









IOCの視察委員の方々も東京で多方面に渡り視察中とか。

東京のみならず、国を上げて招致活動をしないと盛り上がらないでしょう。

7年後にひょっとすると、山形県からもオリンピック選手が出るかも。
そんな期待をも込めて、日本でオリンピックを開催して欲しいのです。




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まだ小学生の頃、長井市には東京電気という会社があった。
今のケミコン山形の所がそうであった。

朝、駅に汽車が来るたびに、道路の向こう側が見えない位にたくさんの人が降りて、駅を背に左に曲がる人は東京電気へ、右に曲がる人はグンゼへと向かって行った。

どちらの企業も、昔の長井の人達が頭を下げ、通い、苦労して誘致した企業であった。勤勉、実直な長井人の労働力が、その後の企業の発展に寄与したことは
誰もが疑う余地のないことであると思う。
東京電気はコンデンサを作っていたのは長井の人々は誰もが知っているところなのだが何に使われていたのかを知る広告がでてきたのでご紹介しましょう。

いつの時代のものだろうか。無線機真空管とある。
長井市の礎の一つを築いた時代でもある。


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今年は1月中旬よりフラワー長井線ご利用の
団体のお客様が毎日、長井駅で降りられるので
1月より雪灯篭を作成しました。

2月2日の雪あかり回廊に合わせてもう一基作成しました。



こんな感じで




市内の商店の女将さん方でおこなっている
「おもてなしの会」での今回の作品は
折り紙のお雛様です。

なるほど!折鶴をペアでお雛様に見立ててというわけです。



石巻に行ってきました。
震災から1年半が経過しました。
震災直後は仙台や多賀城、利府、松島へと行っていましたが、ここには来ることが出来なかった。
石巻市から北へ40分の北上川河口の尾関地区。
ここの尾崎地区は震災の数ヶ月前に訪れたところ。
風光明媚で、穏やかな風景があり、綺麗な長面浦という水面があった。
地元の方にお世話になり、いろいろ話を伺った所でもある。
時間が出来たらゆっくりのんびり来たい所でもあった。
「のどか村」なる表記があって、まさにのどかな所だった。
震災の前までは、、、。

↓以前は住宅があった所も、地盤が下がって一面水面になってしまっていた。

この水面を毎日毎日、潜って水中捜索をしている民間の方がいるのを政府は知っているのだろうか?水位が潮の干満で刻々と上下するので、1日中付近を見回って、いまだに行方不明の捜索している警察官の方も。
すぐ隣に流れる北上川も津波で運ばれた砂ともドロともつかない土砂が積もり、そこをも地元の方々は見回っておられる。
舗装もされておらず、土ぼこりが舞う、今にも崩れそうな道路を通りながら
毎日ここへ通って捜索をされている方々が今もいる現実。

復旧作業の住民の方や、工事の方が地区に出入りをしているが電気が来ていないので、この時期は作業がはかどらない。
いまだに電気が来ないのは途中の電柱で電線が垂れ下がったままだから。

住んでいた人が多数犠牲になり、残された人も離れた仮設住宅に移ったため定住者が無く、そのため送電の必要も無いとの判断で、電柱も立たない状況。
でも、復旧や捜索で必要なんですよ電気は!
残された家屋や仮設の現場事務所にはソーラー発電が設置されているが、
ここまでの道路には街灯もガードレールもありません。
ここに戻ってきている人の家にはなんとランプがぶら下がっていました。
*仮設住宅が石巻にあるので、ここは定住地としては認められていなく、しかし、捜索や復興には限られた金と時間しかないので、帰れないときのためにランプが置いてあるのだそうです。

僅かに残された民家にはボランテイアの方々が残されたメッセージが。


このあたりは屋根の瓦がうろこ瓦を使っており、これにメッセージを書いて
残してくれたんですね。


古民家再生ボランテイアが後片付けをしているのだが
まだまだ津波の瓦礫が、、、。



ここに来る途中に児童が多数犠牲になった大川小学校がある。
今日も全国から手を合わせにくる方が多数おりました。
僅か30m先の裏山に、逃げることができれば、、、。

ここも電気が来ておらず、ソーラー発電で対応している。


震災から1年半以上が経ち、復興予算19兆円!と言われるが
いまだに電気も来ず、道路も未舗装。間もなく11月になろうという時期にも
潜水捜索している方々がいる。
ここは確か安住元財務大臣の地元だったような。
復興予算とは被災したところが納得してこその、使途で成立すると思うが。
国なり、行政なり、警察で十分捜索はしたので打ち切りということが、
地元の理解を得られる方法であったのだろうか?

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あれ〜〜。いつのまに7月。前回更新は雪のある2月。

毎日お暑〜〜ございます。
さて、8月5日に白鷹町で開催される「角野栄子 講演会」のお知らせです。

白鷹町の白たか子どもの本研究会さん主催で開催される講演会ですが
今回特別に角野さん自筆の原稿や「魔女の宅急便」に挿入されている
挿絵の画家佐竹美保さんの作品を展示することになりました。
また、角野先生の出版作品も100数点展示いたします。

講演会終了後には書籍の販売やサイン会も行ないますので、お子様連れで
ぜひお越し下さい。
入場は無料です。また、託児サービスもあります。
入場整理券は白鷹町図書館や八文字屋さんで。

講演会ポスター

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