The Daily izumiya

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山形県長井市に本店のある金融機関「山形中央信用組合」の本店に、日本初があるのをご存知でしょうか。
金融機関で児童図書の貸し出しをしているのです。しかも無料で。
金融機関で誰にでも、児童図書の貸し出しをしているのは、おそらく日本初ではということです。
このATM全盛の世の中で、金融機関のカウンターの並びで図書の貸し出しをおこなっているのです。
貸し出し簿を見てみると、子どもとおぼしき名前や大人の人のもあり、結構な数です。
その名も「しんくみ・小さな本棚」は、本当に小さな本棚です。(下手すると、小学生の勉強部屋の本棚よりも小さいかもしれませんね)でも、この小さな小さな本棚にある本は、幼児から小学生までを対象にはしていますが、すごい本ばかりです。
金融機関ということで、大々的に広告できないのが残念なのですが、(本店に行かれた人しか知らないのが残念!)この小さな本棚は、山形中央信用組合本店さんの発案で始められたもので、長井市に縁のある児童文学者・角野栄子先生(魔女の宅急便の原作者)の数ある著作から、先生自身が選ばれた、子どもに是非とも読ませたい本が揃えてあります。
先日上京の折、有名な出版社に伺った際にこの話になり、かなり驚かれていました。と、同時に文化都市ですね〜とも。地元が気づかない、素晴らしい日本初があるのです。
* ちなみに、飯豊町の添川小学校・長井市の長井市立長井小学校にも角野栄子図書コーナーがあります。
* 長井市立図書館には、角野栄子コーナーがあり、角野先生のお嬢様でもある、作家のクボシマ リオさんの書籍も揃っています。

東京駅周辺のガード下です。
東京駅周辺というか、有楽町周辺にはこのような屋台のラーメン屋さんが営業しています。
この屋台のラーメン屋さんを見ると昔を思い出します。
今のように情報がネットで簡単に入手できる時代ではなかった昭和時代、東京ラーメン=屋台のラーメンということで、都内の屋台のラーメンで美味しいといわれるところを、食べ歩いたことがありました。
東名高速・東京インター(用賀インター)下の屋台、東京商船大学(現東京海洋大学)校門前の屋台など、これが東京ラーメンと教えられ食べに行ったものでした。
長井市で屋台のラーメンは見かけませんね。たまに、バスのラーメン屋さんは来ますが、屋台は無いですね。
昔は、どんどん焼きなるお好み焼きを、お祭りに行くと屋台で売っていたのを覚えています。
屋台は大概、どの業種も同じ大きさで、今でいうシステムキッチンの原点でしょう。あのスペースに3〜6人分の席が用意できて、調理も出来、材料も全て揃っている。世界に誇る日本のファーストフードの原点。しかも人力なのでエコです。

ロングセラー
なかなか梅雨が明けないまま、気象庁は梅雨入り、梅雨明け宣言はしない方向とのこと。
ここ数年、8月に入っての梅雨明けが多いのも地球高温化現象の一端でしょうか?
さて、前述の「魔女の宅急便」の完結編出版決定ですが、ジブリアニメが出て20年。キキとジジの名前はいまだに超人気です。
東京駅の(改修されて大変綺麗になりました)大丸側コンコース(ここの地下街には、各テレビ局のアンテナショップもありますが)にある、ジブリキャラクターショップの裏の通路側の壁には、このようなミニスペースが作ってあります。駅と言えば、ここ近年、季節旅行、季節の食べ物など旬を扱うのですが、このジブリキャラクターショップを飾っているのは、「魔女の宅急便」の黒ネコのジジです。20年の長きに渡り、毎年毎年キャラクターグッズの新作が出ますが、「魔女の宅急便」関連グッズは種類も多く、とても20年前のアニメとは思えない人気です。原作本が出た、24年前に10歳の子どもなら、今や34歳ですので、おそらく自分の子どもに読み聞かせをしたり、アニメを見せたりしているのかと思いますが、未だに色あせない人気というのは、30歳の人が読んでも、30歳の感性に訴えかけるものがあるからではないでしょうか。
子どもの頃は、ジジのようなネコがいたらとか、魔法が使えないかな?とか思ったように、大人になってから、もう一度読み返してみると、今度は母親の気持ちとかが分るようになるのでしょうね。
児童文学(優れている児童図書)は、子どもの時期だけでなく、大人になっても大人の感性で読めるところだと、私は思います。ジブリアニメのラストシーンを飾る「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」のフレーズは多くの方にさりげに勇気づけているのかもしれません。
この原作の完結編(第6巻)が10月に発売になることは、Yahooニュースでも取り上げられ、一時、アクセス集中で接続不可能になったことからも、その人気が伺い知れます。Yahooニュースで取り上げられたため、ニュースのコメント投稿では、アニメの続編を望むものや、既に5巻まで出ていたことを知らないと悔やむ人まで多数投稿しています。*原作は、世界各国で翻訳されて、出版されているのです。これもこの本の凄いところです。
24年間に渡り、キキの成長を書き続けてこられた事も凄いと思いますが、一つの作品の主人公が年数と同じに成長していくという過程を表した児童書は、他に例が無いのではないでしょうか。
本の文字に込められた24年の歳月は、読んだ方にだけ感動を与えてくれると思います。

デザイナーの土方氏が、中小企業に向けた提言として、VI(バーチャル・アイディンテティー)に関する本を出版され、このたび紀伊国屋本店で発売されることになりました。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4904723015.html

HPにも活用できますのでご一読を。
時をかける少女ならぬ魔女。
1985年に「魔女の宅急便」の初刊が出てから24年。
1989年に宮崎監督にアニメ化されて20年。先日もTVでアニメ「魔女の宅急便」が放映されていましたが、ユーミンの「やさしさに包まれたら」や「ルージュの伝言」の挿入曲とともに、ずいぶん長い間、人々の記憶にこの「魔女の宅急便」は刻まれてきました。
すでにYAHOOニュースでも取り上げられているので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、この「魔女の宅急便」は既に5巻まで出版されています。アニメは第一巻を原作にして製作されていますが、ジジとの会話はどうなったのだろうか?とか、修行を終えて帰ったのだろうかとか、トンボとはどうなったのだろうかとか(アニメだけの方はここまでは知っています が)・・・・24年の長い間、多くの読者に感銘を与えてくれた「魔女の宅急便」最終刊は10月2日に出版されます。
角野先生は毎年我が家にお越しいただいており、また長井市でもご講演いただいていますが、そこで今年は、、、、、ご期待下さい。

*市立図書館では「角野栄子著作・読書感想文コンクール」をおこなっております。副賞もありますのでどしどしご応募ください。
*山形中央信用組合・本店では、全国初の「角野文庫」コーナーを設けていますので、ご利用下さい。
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昨年からお世話になっている畑の達人です。
休耕地を開墾して、無農薬、低農薬でいろいろな作物に挑戦しています。
挑戦というのも、無農薬・低農薬は非常に難しいのだそうです。
収穫量が悪いのと、外見が均一でないので市場には載せられません。
自然の作物が均一というのも不思議な話ですが、そんなわけで、ここでの収穫野菜は、仙台泉区のファンと、ブログのファンからのオファーにお応えしてのお届け物です。*この指とまれ!で、とまったくださった方のみへの不定期便ですので、採れたら発送できますが、採れなかったら送れません。(当たり前ですが、そんなもんです自然相手は)
形も不揃い、葉っぱ物は多少虫食いです。土付きです。ミミズもたまに入っているかも(冗談です)
でも、真面目、正直な達人の作物は本当に美味しいです。
*無農薬でとお願いしたら、数量は少ないですが、本当に無農薬でジャガイモが収穫できました。
泉区の皆様、明日と12日はキャラウエイーにお越し下さいネ。
2コンテナのみ、早い者勝ちとなりますが。

ジャガイモ堀も体力使います。畑の脇には、蕎麦の花がさいています。
昼食は畑近くの縄文そばの館で、いつもの美味しい縄文そばをいただきました。
なんといっても、そばももちろん美味しいのですが、この付け合せがいいですね。
これで¥600。
暑いです!山の畑も暑いですね〜。今日は、ジャガ芋堀に山の畑に向かいました。
一畝で約コンテナ2箱の収穫です。男爵と北アカリを収穫しました。この畑は、休耕地だったところを開墾してジャガイモ、枝豆、大根葉、里芋、かぼちゃ、きゅうりなどを植えています。6月に仙台・泉パークタウンのお客様が団体でお越しになり、観ていただいた畑です。明日、キャラウェイでの販売と、東京への農産物の不定期便発送とホテルで調理に使う分の収穫です。
無農薬なので草だらけですが、めちゃ太いミミズが沢山いまして、肥えた畑からジャガイモが採れました。*ジャガイモより、ミミズを見せたいのだけれど、、、。

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久しぶりのラーメンコラムです。
梅雨が開けずにジメジメ・ムレムレでちょっとバテバテなので、体に良さそうなラーメンを!ということで、
白鷹町・(四つ葉)さんの「ぬるるんラーメン」です。
*妙なネーミングですが、この店は店内の各種メニューにもオーナー自慢のこだわりがあるようです。
ここの一押し(あくまで私の中で)は、肉ラーメンなのですが、あんかけ焼きそばも、ニラレバ定食も注文の際に、頭の中では密かにバトルになります。
この「ぬるるんラーメン」ですが、中には(納豆・オクラ・メカブ・黒酢)などが入っており、味は酸っぱ系というか、程よい酸味というか、よくぞ考えましたね〜〜!という具合で、おそらく県内はもちろんなかなか出会えない味です。
この、ぬるぬる系と黒酢の効用が書いて店内に貼ってありますが、食べるとなんとなく元気になりそうなところもお奨めですね。
国道より少し外れるので、通りすがりという場所ではないので、ここに来るお客さんはここを目指して来る訳でして、混み具合からして、私以上にファンが多いのでしょう。
*場所は国道287白鷹町東陽グランド付近です。黄色い看板が目印。←(サブタイトルに一人中華街と書いてます)

東京・銀座には現在、全国の自治体アンテナショップが多数出店しています。最近では、山形県のアンテナショップも銀座1丁目にオープンし、連日賑わっているとの報道でした。
機会がありオープンの翌日に寄ってみましたが、確かに凄い賑わいでした。すぐ近くにはアンテナショップの王道を行く沖縄県のお店もあります。こちらも、平日なのに賑わっておりました。
山形のアンテナショップオープンから約3ヶ月経ちますが、最近は上京の際、時間を作って有楽町駅・銀座周辺でよくよく観察していると面白い事がわかりました。
後発の(最新の)アンテナショップなのに、電波が出ていないのでは?ということです。情報という電波が。
銀座界隈では、購買力のある「おばさま族」は一様に三越の紙袋を下げています。新宿では伊勢丹の紙袋が目に付きます。普段の買い物で使うエコバックでさえ、お洒落にKINOKUNIYAですね。銀座1丁目の沖縄県のアンテナショップ角から山形県のアンテナショップ方向を見ていても、山形のアンテナショップで物を買ったらしいという人を見かけません。確かにショップの入り口前まで行って見ていると、買って出てくる人はいるのです。しかし、1ブロック歩けば誰がどこで買ったのかは解りません。三越で買い物をされた方は、有楽町駅でも東京駅でも,米沢でも判ります。(内心、お金持ち!と思いますが、、、。)つまり、山形県のアンテナショップは単なるビニールの袋に入れて、お客様に商品を渡してくれるだけで、そこから先の広がりについては、どう考えているのでしょうと感じました。これって、非常にもったいない事だと思います。アンテナショップというよりはケーブルTV的発想ですね。知っている人だけ(ケーブル引いた人だけ)が見てくれれば良い、知っている人だけが買ってくれれば良いという発想は、まさに似ていませんか?どこにでも電波を発信し、情報を送るというレベルでは無いように思えます。YBCラジオを聞いていると、どこまで聞こえるか?というのをONAIR中に募集していて、遠くは神奈川、石川、岩手などから続々と「聞こえるよ」といったメールやFAXが届いているのをリアルタイムで伝えていました。
ビックサイトなどで開催されている各種展示会などに行った場合、まず新橋駅のユリカモメ乗り場で同じデザインの袋を提げた帰りの人が多数目に付く場合は、その広告のブースに立ち寄ってみようと感じます。視覚や聴覚から入った情報で後々の行動にも作用する。こういった考え方もVIにはあると思います。身近な商店にこそ、VIは必要では?と感じますが。
多種多様の商品を扱う場合、歩く広告塔こそが(実際に購入しているから紙袋を提げている訳だから)商品の価値を高めるのではないでしょうか?



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これもVIかな?
ネットで検索する際、ローマ字入力をして変換するのだが(私の場合はですが)
nagaiとキーボードをたたくと(ながい)と入力されて、スペースキーを押すとどうなるか。
長い、長居、長井、ナガイ、永い、永井、ながい・・と出てくる。
そこで、今度は、言葉で聞いてみました。
「ながい市ってどのように書くのか?」当然地元の方は、長井と書きますが、関東の方は
永井、長居、だったり関西は長居だったりと、まちまちです。
この地に来たことがあるか、関わりがあって知っている方は別にしても、いろいろな印刷物やネットでの市名表示が平仮名では、どうなんでしょう?
県内なら「ながいし」との表示でも「あ〜〜長井市ね」と判るんですが。県外なら「ながいしって、永井市?長居市?それとも永井氏?永井さんの何か?長石?」と考えるのではないでしょうか?
長井市には大石はあるが、長い石は無いし、、、。
読みにくい市名なら平仮名もありですが、長井市は小学生でも読めるでしょう?
このナガイシの表示に関する事は、関東在住の方からの指摘で、長井市内のHPを見てみると、市名の表示がまちまちな使い方をしているとのことをお教え頂きました。
せめて、行政や、3セクは長井市と漢字で表示しません?ルビをつけてもいいから。
やさしさを表すためにとの平仮名表示なら、市としてのPRにはどうなんでしょうか?
例えば、「ながいファン倶楽部」って(長いファンクラブ:長くお付き合い下さいかな?)
(長居ファンクラブ:永くお住み頂き、人口減に歯止めをかな?)
(永井さんのファンクラブ?:誰?)
などと書くと、またまたクレームを頂きますな。
以前、東京でお会いした、お相撲さんに「山形ではどこを知っていますか?」と聞いたところ「闘魂(とうこん)」と言われました。「闘魂?とうこん?ってどこだ?」
「さくらんぼを頂いた所です。ごっつあんです」
「あ〜〜〜!あれは東根(ひがしね)って読むんですよ」
お相撲さんなら、東根(ひがしね)も(とうこん)闘魂!と読むほうが、なんか良いのかな?なんて許せるかも。

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活性化の方法論
知り合いから送っていただいた本ですが、簡潔ながら非常に中身の濃い内容です。*解りやすい内容で、デザインでの企業戦略を解説してあります。
作者はグラフィックデザイナーですが、デザイナーの視点から企業の発展を願っての提言が載っています。
スタートスモールというタイトルは、身近なところから始めよ。中国の諺 (隗より始めよ)と訳しています。
この本のサブタイトルのある、(デザインという魔法を企業の明日に向けて!)という言葉に妙に惹かれました。
魔法=魔女の宅急便=角野栄子先生ということで、どうも私の周りには魔法を使う方が集まります。
で、この本を読んで「CIからVIへ」で、ひらめくものがありました。
CI:コーポレートアイデンティティ「企業戦略」からVI:バーチャルアイデンテイティ「企業の視覚要素」です。企業戦略といえば大企業のイメージですが、VIは看板やマークで意識改革しようということです。
是非、機会があればご一読を。

追記:*著者の土方弘克氏は、東芝EMIのカラヤン:スペシャルシリーズのCDジャケット・ロゴを作成されたり、ブックデザインを手がけられている方です。
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