The Daily izumiya

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各TV局のゲスト解説者の先生たち。
原発の解説を詳しく説明するとのことで観ていたら
「東電の発表が正しければ・・・・・・で、
東電の公表している数値が正しければ・・・・・・となるのですが・・・正確な数値が解らないと・・・今のところ解りませんね」
どこのTV局の解説者も同じような事を言っている。
解説者の肩書きは超難関国立大学の教授であったり、放射能のベテランであったりと
湾岸戦争時の軍事評論家が雨後のたけのこのように出てきた時と同じように
各局とも競って新しい解説者を出してくる。
(湾岸戦争時の軍事評論家という解説者方は日頃何をして食っているのかも
当時は非常に興味があったし、一般人が武器を触れないのにしては
まるで手にしたことがあるように随分詳しいので不思議だった。
日本にこのような軍事評論家が沢山いる事にもビックリした記憶がある)
今回の原発の解説者は研究所勤務だったり、大学教授だったりと専門の職業をもっているので日頃の生活の心配はしていないのだが、心配なのは東電発表を誰もが信用していない上での解説をしているということ。
信用度が無い数値を基に、あえて無理して解説をしているので
これといった結論が出ない上での予想的な持論展開の解説になってしまう。
ここまで信用と責任の無い情報発表をさせていること自体が混乱の元凶とも思うのですが。

まあ、首相と大臣で仮設住宅でさえ意見が合わないのだから仕方が無いか?
いっそ発表は責任ある第三者機関に一元化してしまえば情報を基に行動できるし、いろいろな対処も見つかるのではないだろうか?

当初の紙おむつモドキとバスクリンで漏水調査と対策?というのもかなり不思議な気がしました。確かに日本製品は品質が良いのでいろいろ使えるのでしょうが、原発に使うとは恐れ入りました。

国際機関でそういうきちんとした情報公開の出来るところって無いのですかね?
飛行機事故や鉄道事故なら事故調査委員会って出てくるじゃないですか。
東電や原子力安全・保安院やら原子力安全委員会やらと、一般人にはどこが正確なのかはまったく解らないのです。
誰もが解る情報の一元化が望まれます。いっそ情報の発表は池上彰さんにお願いしたほうが信頼性が増すというものではとも考えてしまう。

もしも!事故が起きたらを前提としていない危険物取り扱いは私たちの普段の生活でさえありえない。
飛行機だって落ちることも前提にして被害が最小限になるように設計されているし、車だってクラッシュゾーンを作ってあえて車を潰しても人命を守るように作っている。それが何百、何千、何万人の命を脅かすの物への対応にしてはお粗末すぎるのではないでしょうか。

ところで今朝の新聞にこんな記事が載っていた。
{定年技術者ら40人「原発で働かせて」}

還暦を過ぎた定年技術者40人が福島原発に復旧ボランテイア志願表明。
中にはチェコでの廃炉計画で通訳をした70代の女性も・・・。
「若いやつらに行かせるわけにはいかない。俺たちは死んだってたいしたことはない」
すげえ〜〜!なかなか言えない言葉。
まるで映画「アルマゲドン」のブルース・ウィルスのようだ。


原発の燃料であるプルトニウムというのは、地獄の大魔王プルートという恐ろしげな名前にちなんだものだとkuma仙人もブログに書かれている。
こんな恐ろしいものには命を掛ける覚悟が無けりゃ対峙できない。
一命を賭してと言われた政治家は誰でしたっけ?いませんでしたか?

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これが長井駅の案内所で売っている駅弁です。

正直に言えば第一印象は、ちっちぇえ(小さい)!

お味は・・・え〜〜〜と、ん? う、旨い!

牛肉そぼろやオコワ、酢飯と意外と手が込んでいる。

さすが牛肉ど真ん中弁当の松川弁当屋さん謹製だけのことはある。

しかし、これを食べたのは夜中。

しまった!桜の下での昼食の写真が撮れないではないかい。

明日も売っているのでしょうか?

連休は桜回廊へお越し下さい。

長井駅にも是非足を伸ばしてくださいませ。

駅弁を買って桜の下で記念写真を!








合同庁舎の東側は道路を覆うほどの桜が咲いています。

是非、歩いてみてください。

下の石垣は女子高(北高)時代の名残です。



今日の長井駅の桜です。満開になりました!

昨夜からライトアップしています。





がんばろう東北!がんばろう日本!ということで

TV局も各局震災の応援歌なるものを流しています・・・が。

YouTubeを見てビックリ!

80年代の曲のアクセスが増えている。



岡村孝子の「夢をあきらめないで」は600万回越え@@;

そして彼女の「Believe」もアクセスが増えているし、同時に

同じ曲名のBelieve〜ビリーブ〜小学生がよく歌う{たとえば君が〜〜で始る}

のも増えている。

20代の子達が岡村孝子を聞いて感動したとのコメントを読むと納得。

「宮城県出身の大親友へ。〜もう一度明日を信じたい、どんなことに出合っても〜
一緒に乗り越えていこう!」



なんとか頑張って行こうという気持ちになれる曲ということで、

震災の応援歌として若い方に注目されている。

確かに率直に 夢をあきらめないで〜〜復興しようと思う。

ちなみに我がご同輩のコメントの多数は震災よりも失恋ですね。

同じ曲を倍も年が違う人達が聞いて、それぞれがそれぞれに

理解、納得してそれぞれの応援歌としているところが

アクセスが増えた要因でしょうか。

いぜれにせよこの「夢をあきらめないで」は凄いと思います。

私的には、震災の応援歌としてご同輩に頑張っていただきたい。


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長井駅の桜が満開を迎えていますので

ライトアップをしました。

先日のブログアップから3日目で満開になりつつあります。

今週末が見頃ですね。

是非、夜桜をご覧下さい。

*節電のため夜10時までとなります。



さくら回廊で長井市をはじめ、フラワー長井線沿線には数多くの桜が

点在します。

桜ファンにはつとに有名になった桜も数多くあり、

今年も沢山のお客様のお越しをお待ちいたしております。

これからお越しになるお客様にパンフレットには出てない桜をご紹介。



この長井駅にある桜は長井線が敷設された年代に植えられたものです。

*およそ100年経過でしょう。

長井線沿線の駅全てに桜が植えられており、昔の人の鉄道と桜に対する

思いが偲ばれます。

長井駅周辺には大きな桜が3本在り、南側の郡是(グンゼ)長井工場

(長井アパレル)の広大な敷地内にも桜が沢山あります。

*長井駅から南側に歩いていくと、グンゼさんの敷地の脇を流れる小川沿いに

協同薬品さんの桜並木まで歩いて桜を見ることができます。

天気が良ければ駅の案内所でお弁当を買って広場で桜を見ながらの

お昼ごはんもよろしいかと、、。

また、駅より北側に歩いて直ぐの合同庁舎にも桜が多く、ここは昔の

女子高跡地で、道路には石垣が残っており道路を覆うほどの

桜の枝ぶりは見事なものです。

*今日現在の長井駅の桜状況







今日は地震が多いですね。

震度3では驚かなくなってしまいました。

携帯の緊急地震速報エリアメールも鳴ったり鳴らなかったり。

いきなりグラっと来るのと、多少なりとも時間があれば心構えというか、準備というか

覚悟というものがとれるので事務室のPCには

「緊急地震速報PC版」をセットしております。

WeatherNewsのTheLast10Second というものですが、地震と同時にPCに警報音とともに、到達時間が表示されます。

警報と共に多少の時間があれば何をすべきかを考える余裕が生まれるもの。

お客様の誘導や停電のこと、火を止める、落下物は?が頭をよぎります。

外部スピーカーにセットしているので、携帯電話が不携帯でも

家の中にいれば地震発生と同時に解ります。

「はい!あと○秒で地震来るよ!」

しかし今日は警報が多すぎ!59回もの地震があったなんて多分この

緊急地震速報PC版入れてない人は知らないだろうな。

こうしたシステムが以前は事業所用だったのが

個人向けに公開されるようになったのは非常に喜ばしい。


地震はこの「緊急地震速報PC版」でなんとか自分の中では消化しているのですが

次は放射能。

知人(長井市在住では無く)が福島原発の放射能を心配して

「放射能測定器を買いたい!・・でも安物では無く、ちゃんと測定できるものが欲しい」

「はあ?放射能測定器!ガイガーカウンターって代物ですか?ネットに沢山売ってますよ」

「だから信頼できるというか、公的機関が使うようなものが欲しいのよ」

「それって個人で使うには高価過ぎますがね〜〜どうしても要るの?」

「どうしても要るの! どっか知らない?」

そんなわけでこの放射能測定器を購入するにあたりちゃんとしたものはどこにあるのかを探しました。

ネットでは黄色いやつとか薄っぺらなカードタイプとか、はたまた中国製からイスラエル製、ソビエト製、アメリカ製、ドイツ製と世界各国で製造されて売られています。

計測方法も計測種類も沢山あって???自然界には放射線があるので必要としているものだけを感知するカウンターは・・・と調べたら。

研究所や公的機関に納めているのがありました。結構高価だな。

* 中東にも研究者が持っていく機器らしい。

これなら公的機関でも測定して測定値として公表できる機器らしい。

で、早速に以前付き合いのあった環境機器系の研究所経由で問い合わせを

していただいたら

あららビックリ!出荷停止! 規制? なんで? 政府のお達し?

↑詳しくはここでは書けないので文面から察してくださいネ。

日本はいつから自分の命も自分で守れない国になったのか?

今の情報が正確で無かったら毎日TVに出ている人たちはきちんと責任取るんだろうな?

元自衛隊幹部の志方さんが言っていたが、「自衛隊員に完全防備でこのガイガーカウンターを持たせて20キロ圏、30キロ圏の情報を30分間隔で公開する」

確かに情報とは個人の判断に任せる材料であるべきではと考える。

私的には、持たせるのは自衛隊員では無く事故を起こした方々と広義の意味で言いたいのである。

せめてものWeatherNews で地震と風向きに注意する日々が続く。

*最近の天気予報で不思議と思ったことが。
原発付近を中心とした風向表示がされている。
これは今までには無かったこと。



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東日本大震災で被害に遭われた皆様には、心からお見舞いを申し上げます。

地震から3週間が過ぎ、いつの間にか4月ですね。

長井市も地震直後の1昼夜の停電からガソリン不足や物不足が

続いていましたが徐々に落ち着いてきたようです。

当ホテルも地震直後から出入りの業者さんのサポートで、ライフラインを

止めることなく、節電は続いておりますが通常営業に戻りました。


地震の数ヶ月前に、東京のお客様に長井についての話をしたことを

思い出しました。

「もう30年も前の事ですが 択里誌 という韓国の地勢学問の

書物を研究されている先生から長井市が住み易い処ということが、

学会で発表されたことがあります。」

私は長井市の良さを紹介するにあたり、この択里誌の話を引用して

住み易いところというのが証明されているところと説明していますが、

この地震で改めて、以前に択里誌のお話をした方より

「前に話していただいた住み易い条件って何に載っているんでしたっけ?」

という問い合わせをいただきました。

*私の拙い話を覚えていただき感謝です。


この択里誌について、長井市役所の寒河江新一さんが述べられているのを

掲載してみたいと思います。*抜粋ですのでご容赦を。

1.択里志が証明した長井市の楽土としての条件
昭和 54(1979)年に設置されたまちづくり委員会の動きと平行して、結城市(茨城県)、バート・ゼッキンゲン市(ドイツ)など、様々な姉妹都市提携、国際交流という流れもあったが、今日お話しておきたい事は、韓国の地理学である「択里誌」という学問との出会いについてである。これは昭和61(1986)年に当時韓国の檀国大学の学長であったキム先生が長井の商工会議所を訪問され、講義をされたのがきっかけとなっている。長井にはマルコン電子株式会社という東芝の子会社があり、その会社が韓国のほうにも工場を持っていた関係で様々な交流が続いていた。「択里誌」は18 世紀の李重煥という李朝時代の実学者によって書かれた地誌で、昔は地理書といえばほとんどが風水論であったり、科学的アプローチが少ないなどと指摘されてきたが、従来の風水論的な立場を脱却し、地域を実際に実地踏査しながら、より住みやすい地理的な環境とはどういうものか、そういった条件を自ら整理し、たとえば地理、水理、生利せいり、それから交通にいたるまで分析するものである。キム先生が「択里誌」の理論を通して証明したことは、長井という町は、水口(みなくち)、野勢(やせい)、山形(やまがた)、土色(つちいろ)、水理(すいり)、朝山朝水(あさやまあさみず)といった住みやすい土地の条件をすべて備えていることであった。これのことは昭和62(1987)年11 月、日本地域学会における「択里誌の理論に基づいて見た長井市地域の特性に関する考察」という発表のなかで示されている。
択里誌によれば、人間の住むところを卜居(ぼっきょ)という。住みやすいところというのは、民族、地域住民のありよう、地域の文化意識等が絡まってそれぞれ基準はちがうと思うが、東洋社会なら共通点は多いだろうという観点から、卜居というものを共通のテーマとして掲げている。卜居を制定するためには、まず地理が必要であること、それから生利が必要である。生利というのは生活を営むための利益を得る経済条件のことである。地理的条件の次には、経済活動の展開が必要であるという。
キム先生は、長井は空間であって、長井人はその空間でそれぞれを営む時間の住人であるから、住む人の気持ちによって地域社会としての意味がそれぞれ左右される、それは地域の将来の興亡も左右するものだとしている。__

*マルコン電子は現在ケミコン山形になっています。

3週間前を振り返れば、長井市は確かに地震で大揺れはしたが、

破損したところは無く、丈夫な地盤に支えられており、

市内の無耐震構造の古い建物も壊れていません。

相変わらず地下水は途切れることなく豊富で美味しい。

長井市はやはり住みやすいところなのですね。

がんばろう東北!  がんばろう日本! そしてがんばろう長井市!
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地震直後に連絡があり12日に宮城県の被災地に持って行っていた

発電機がO/Hで戻ってきました。

燃料のガソリンが無い中、なんとか電気が供給されるまで

頑張ってくれました。流された車から抜いた、水の入ったガソリンを急遽、

油水分離しての使用でキャブレターはドロゴミ詰り。

回しっぱなしで使っていたのでオイルは真っ黒。

ガバナーも調整必要な状態。でもなんとか動いていたようです。

早速O/Hしました。*新品のようになりました。



ついでに水没した地元の漁師さんの船のエンジン数台も現地では何も無いのでこっちで修理することに。

船は水没しても引き上げれば使えますが、エンジンも水没したので

動くようにしなければ港の復旧作業が出来無いということで。



部品の供給が整っていないので、原発じゃないけれど真水につけて塩抜きです。
これもキャブO/Hです。




ありがとうございます。

地震の直前からお泊りのお客様からお菓子を頂きました。

地震直後から翌日夕方までの停電、ストップした物流と燃料。

発電機で灯りと暖房は一部回したものの、翌日から、帰路を断たれて帰れないお客様と

避難のお客様の対応と情報収集に追われた数日。

宮城のお客様、福島のお客様、関東のお客様と、被害エリアのお客様には不安な数日だったと思います。

携帯電話が情報ツールになっても電池が無いと役に立たないということで

急遽、停電時は発電機を増設して携帯電話充電用電力供給開始。

幸いにも業者さんや知人のご協力で物流も燃料も止まることなく過ごせました。

高速も鉄道も止まって、帰路のルートを探したりガソリンを供給したりと

無事にお帰りいただくまで心配でした。

無事に到着のご連絡を各地から頂き安心しております。

「大変な時に、不自由無く過ごせました。ありがとうございました」

そう言ってお菓子をくださいました。物がない中、お菓子を探してくれたんでしょうね。

こちらこそありがとうございました!

遠くは熊本をはじめ、全国からお電話を頂き、ありがとうございます。




福島県某所の知人から電話がきました。

地震直後の原発の事故、避難者が出たと言うことで連絡を取っていたのですが

当初掛けた電話では「ガソリンがないので移動できない」との事。

本日の電話では、

「実は自治会長も避難してしまってこの住宅地に残されたのは老人ばかり。

水道が止まっているので老人宅を回って安否確認をしている。

水は有るのかと尋ね回ると、どの家もポットに少し入っているとの事で

ガソリンも無いのでリヤカーを引いてポリタンクで水を配っている。

避難のお誘いはありがたいが俺がそちらに行ったらこの人達の食料の買出しや

水が困る。まだ大丈夫だから、、、。本当に困ったら頼む」

そう言って会話が終わった。

世界を航海してきた元船乗りの彼らしい生き方。

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