2月に入りましたが以前例年より少ない積雪…。
手を付けていない屋根の雪も工場周辺の住宅で20㎝ほど。
なんだか調子が狂います。
TOPは工場の裏の雪。 屋根から落ちる雪は例年工場の窓を蓋ぐ位に積もるので
ユンボで払わなければいけないのですがまだまだ余裕があります。
このままだとその作業の必要がないかもしれません。
工場内では今週末に向かう鎌倉のご寺院様の沓石や
藤沢のリフォーム物件のお石塔正面字の彫刻や
永代供養塔の合祀部分の納骨堂の加工などの作業に当たっています。
若干雪はちらついていますが穏やかな日中です。
職人がみんな工場の中にいるのがもったいないくらいです。
短かった1月の営業日が本日で終了です。
例年より降雪が少ないため「雪いじり」はほどほどに工場内が活気づいています。
リフォーム物件の外柵の製造と2月施工予定の永代供養塔の棚板と戒名用石板の
作成が佳境に入ってきました。もうちょっとと言ったところ。
さて1月も終わりですので今月特に印象に残ったことを書き留めておきます。
1月中旬とある温泉旅館のご主人からお電話がありました。
水漏れの原因が透水性のある石を使用していることによるとの指摘を受けたので
現場確認の上見積もりをとの依頼でした。
当時施工された石材店とは違うところの話を聞いてみたいと。
すでに他業者さんが見積もりをされていたのですが石屋ではありません。
その業者さんが石の透水性を指摘されたとのことでしたが見てみてビックリ。
何をもってこの石に透水性があると判断されたのか聞いてみたいくらいでした。
しかも”まったく存在しないような石への加工゛をしていないからだと言われたそうです。
見当違いのところを何十万もかけて作業するところだったのです。
その作業をされても水漏れの解決には至らないのは明白。
違うところの原因を探り、ここぞと思われる場所の修繕の必要性をお話し致しました。
ご主人も胸を撫で下ろしていらっしゃいました。
最近病気の治療でセカンドオピニオンが言われていますがこういう工事にも
セカンドオピニオンは必要だと改めて思いました。
特に本業とは違うことを生業とされている場合は注意が必要です。
建築工事に使用される石の特性や用途のことを全く知らない施工店や
石の目利きのできない墓石店や仏壇店もそれに含まれると考えます。
日頃から信頼を得て、信用していただいているかどうかはとても重要ですし
「こいつが言うなら間違いない」と思っていただけるのもありがたいこと。
そういう信用が持てないとセカンドオピニオンはとても重要となるのです。
「二流は三流を見て笑い 一流は二流を見て学ぶ」
改めて気付いた1月でした。
日曜日に福島県で問屋さんの展示会が開催され参加してきました。
夕方からは懇親会が模様され福島駅近くのホテルに宿泊。
とここまではよかったのです。
次の日の朝。
部屋から見下ろすと一面銀世界。
今年は山形も雪が少なかったので本格的な冬の到来をやっと実感。
福島から宮城県の大和町まで向かう予定でしたので早々とホテルを出発したのですが
福島飯坂～白石まで高速が通行止め。ホテルから50分もかかってインター入口まで
行ったのですが4号線に向けてUターン。
4号線ではトレーラーが事故のあおりを受けて立ち往生。
宮城県内では午前中の時点で高速道で20件以上の事故が発生とラジオからの情報。
高速は通行止めが多く4号線を北へ向かったのですが大渋滞ときました。
お昼の時点でこれは目的地についても帰れないと判断し予定していた別の問屋さんの
展示会へは行かず帰路へ。
おそらくこの判断をした時間帯がまずかった。
山形へ向かう高速は行けましたので乗ったはいいのですが
関沢ICで降りるようにナビから促され笹谷トンネルに差し掛かると
消防車が追い越していきました。
程なくしてトンネルへ。
トンネルの出口まで残り1キロの時点で渋滞。
『緊急車両が通ります』とトンネル内に響き渡るスピーカーからの声。
1時間後にラジオが通常放送に切り替わり状況がつかめました。
山形道で事故車輌、スタッグ車輌、車輌火災が重なり関沢から山形蔵王間が通行止め。
さらに関沢ICを降りて山形市内へ向かう国道286号線が大雪のため除雪で通行止め。
ということは出口がないということです。
結局7時間後山形道が通行止め解除し、動き出しました。
関沢ではいまだ出られず
すぐ
また通行止めです…。
7時間もトンネルに止まることになるとは思いもしませんでした。
突然の大雪でどこもかしこも大変だったようです。
復旧にあたってくださった方々には頭が下がる思いですが一言言わせていただくと、
やはりプロドライバーの方々は車が動かなくなってから対応するのではなく
ちゃんとチェーンを装着しましょう！
たぶん5時間は早く帰れたと思いますので…。
