保育園の畑で育てた野菜を収穫し、幼児組は縦割りチームごとに何を作るか話し合い、クッキングを楽しんでいます。包丁を使う時は“ねこの手”を意識しながら慎重に野菜を切っていきます。自分たちで作った料理は格別のようで、「すっごくおいしい」と大満足で食べていました。今回は“いも餅”“マックのポテト”“ポテトチップス”“フライドポテト”でした。乳児組さんは自分たちで育てた人参を保育者が目の前で調理して食べました。焼いている時の匂いや「ジュージュー」という音を聞きながらワクワクして待っていました。いざ、実食すると「おいし～」「もっとたべたい」といつもは野菜が苦手な子もみんな笑顔でパクパク食べていました。

春に蒔いた人参の種や野菜の苗が、子どもたちの愛情たっぷりの水かけですくすく大きく生長しました。キュウリ、ピーマン、ナス、じゃがいも、人参と食べきれないほどの大収穫です。子どもたちは園庭に出ると畑をのぞいて「きゅうりおっきくなってるー」「ピーマンいっぱい」と喜んで知らせに来てくれます。収穫した野菜を並べて「いっぱいとれたねー」と大喜びでした。

本年度の事業計画の一つとして「SDGs」「ESD」に取り組んでいます。リサイクル回収ボックスを子どもたちと製作し（アルミ缶や紙類など）、保護者の方にも協力していただきながら楽しくリサイクル活動を行っています。また、手作りのコンポストを作り、捨てるものから使えるものへ（野菜くずなどを肥料に変えるための取り組み）ということで、捨てるだけでなく次につなげていくための活動を保育を通して子供たちと行っています。