修学旅行2日目、今日も6年生22名、みんな元気です!!
昨晩は、若干の友達同士のお楽しみもあったようですが、みんなぐっすり眠れたようです。まずは一安心。
エネルギーをチャージします!おいしそうな朝食!!
いただきます!!朝からにこにこ~
みんなとってもいい笑顔!!普段はマスクを着けていますが、
マスクのない子供たちの笑顔って最高ですね!!まさに天使!
お世話になったホテルとのお別れの式、退館式を済ませ、いざ最初の見学地へ!
仙台うみの杜水族館に到着。
ここでは2班に分かれ、普段は行けない場所にも案内していただくことになっています。
この水族館の目玉でもある、太陽光が降りそそぐ巨大水槽は圧巻!!
まるで海の中にいるような感じでした。これは仙台名物の・・・
今回は特別にバックヤード(裏側)にも入れていただきました。ここは、表の水槽に入る前の魚たちが体ならしをする水槽・・・。準備運動段階ですね。
水槽掃除やえさやりをするときに着るウエットスーツもたくさんかけてありました。中には、一人で着ることができず、複数で協力して着なければならないようなスーツもあるとか・・・
さまざまな標本も見せていただきました。これはサメの口の骨だそうです・・・「おっきい!!」
これは抜けたペンギンの羽を一枚一枚丁寧に張り付けた標本。こんなお仕事しているんですね。
曇っている・・・ここはマイナス23度!!何の部屋?・・・ここは魚たちのためのえさが入っている冷凍庫でした・・・寒かったあ!!
そしてもう一つのお楽しみ。
イルカとアシカショーです!
ダイナミックなパフォーマンスに子供たちも大興奮。
生き物たちとトレーナー、そしてお客さんが一体となった素晴らしいひと時でした。
このオウムは観客の頭の上をぐるぐる旋回したり、頭すれすれでトレーナーのもとに着地したりと、ドキドキハラハラの演技を見せてくれました!
そのあとも班ごとに、いろいろな場所に出かけ、楽しむことができました。
「ペンギンとどんな会話をしているのだろう・・・?」
昼食は、塩釜のかまぼこ屋さんでいただきました。
新鮮な海の幸に子供たちも大喜び!堪能しました。
さあ、カニとの格闘開始!!
よくカニを食べているときは静かになるといわれていますが・・・
もしかすると一番静かになったのは職員かも・・・
たらふくごちそうになり、幸せな気分で次の見学地に出発しました。
仙台市立荒浜小学校に到着です・・・
言わずと知れた、ここは、東日本大震災の震災遺構の一つです。
専門のガイドさんに詳しくご説明いただきながら、津波の恐ろしさを学習することができました。
1階部分は完全に水没してしまった場所。保健室や1年生教室がそのままの形で残されていました。
午後3時55分で止まっている体育館にかけられていた大きな時計。これは津波が荒浜小学校へ押し寄せてきた時刻だそうです・・・
津波が到来したときのおそろしさや、避難してくる近隣住民の緊迫した様子などを、当時の校長先生や教頭先生、地域の方々が映像を通してお話してくださいました。
黒板に書かれているお名前は、避難してきた地域の方々がどの教室にいるか、一目でわかる記録だそうです。
津波前は荒浜小学校付近にこんなにも家やお店があったことを示すジオラマ。
避難した方々に配布された毛布や食料。当時は物資が足りず、2人で一人前を分けたとのことでした。どんなにか心細かったことでしょう・・・。
1階と2階の階段踊り場。こんな高さまで津波が到達していたんですね・・。
荒浜小学校の屋上。ここからひとりひとり小学生が救助用ヘリコプターに吊り上げられ救助されました。
津波が襲ってきた海のほうを見つめる子供たち・・・「何を想う・・・」
海岸付近には犠牲になった方々のご冥福をお祈りするための慰霊の塔(荒浜慈聖観音)が建てられました。高さは津波の高さと同じ高さといわれています。
そのあと海岸へ足を運んでみました。
こんな穏やかな海なのに・・・子供たちはどんなことを想っていたのかなあ・・・
自然の驚異とともに、「いのち」の大切さを強く心に刻んだ貴重な体験でした。
見学後、荒浜小学校の校舎の前で、どこからともなく、「♪生きてゆくことの意味♪~問いかけるそのたびに♪~・・・」竹内まりやさんの「いのちの歌」を歌う声が聞こえてきて、いつしか6年生全員で、鎮魂そして命の尊さ、生まれてきたことへの感謝を胸に、心を込めて合唱していました。思わず涙が込み上げてきた瞬間でした・・・。
そして修学旅行最後の見学地、青葉城祉に到着です。
最初に青葉城資料展示館で、伊達政宗についてお話を聞きし、その後、仙台城を復元した映像を見せていただきました。
残念ながら伊達政宗公騎馬像は3月の地震で傾いてしまったため、見ることはできませんでした。
それならば!東北最大の都市杜の都仙台をバックに写真撮影!!いい顔ですね!
楽しかった修学旅行も終わりが近づいてきています。
バスで山形に向かいます!!
ですよね・・・。疲れもMaxを迎えていました・・・
わがふるさと「東根」に戻ってまいりました!「ただいま!!」
自分たちで考えためあてを、2日間、意識し、実践し続けた6年生。あちこちの見学先で
「あいさつや返事がすばらしい!」「元気があって、気持ちのいい子供たちだ!」と、たくさんほめていただきました。一回りも二回りも大きく成長し、CHANGEした子供たち。その身につけた力を日常生活でしっかりと発揮し、下学年を引っ張り、ますます素晴らしい東根小学校にしていってくれることを確信しました。よろしく頼みます!!
その思いはすでに5年生にも伝わっているようです。
とっても心温まるすてきな5年生のお出迎えでした…。