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元旦は、心を掃き清める日

  • 元旦は、心を掃き清める日

初日の出、初詣。

何のために見に行く? 何のために詣でる?

 

確かに雄大な山や広大な海から上がる朝日は格別です。

これは元旦に限らず、常に神々しいですね。

 

私の場合は、大晦日の朝に毎年洋上でこの素晴らしさに涙します。

だから初日の出にはあまりこだわりません。すでに年頭の決意は出来上がっています。

 

初詣は、心を清らかにし、誓いを立てるために詣でるのでしょう。

しかし、大混雑の中では、とてもそういう気分には浸れません。

 

ということで、もう何年になるのだろう…。

元日の朝は、心を掃き清めるためと、程よい運動のため、毎年あることをしています。

家の前の通学路、通称「森の小径」に続く96段の石段に積もった落ち葉を掃き清めます。

 

イギリスの諺に、「毎日牛乳を飲む人よりも、毎日牛乳配達をしている人の方が健康で

ある」というのがあるそうです。クスっとなりますが、間違いなく真実でしょう。

 

神主さんによって掃き清められた神社でお参りするよりも、自ら近所を掃き清める方が、

心が清らかになって清々しい気持ちになる、と言って、誰が反論できましょう。

 

 

 

 

今年も妻が手伝ってくれ、3時間でごみ袋10枚分。

階段も心もすっかり綺麗になりました。

2024.01.07:hamokomi1:コメント(0):[コンテンツ]

今年1年、どうぞよろしくお願いいたします

  • 今年1年、どうぞよろしくお願いいたします

さて、年が明け、新しい真っ白のキャンパスが用意されました!

そこにどんな絵を描いていきましょうか。

 

会社としてはすでに12月から新年度がスタートし、新しいスローガンのもと、1日1日を

無駄にせず、価値を産み出しそれを伝える活動に邁進中です。

 

個人的には62歳とまだまだ若いつもりではいますが、昨年近しい人が2人亡くなり

ました。二人共、元気いっぱいでとても亡くなるとは思えない人たちでした。

 

いつなんどきそんな日が突然やってくるやもしれません。そうなっても悔いが残らない

ように、1日1日を大切に過ごしてまいります。

 

新しい決め事として、すでに12月中旬からやり始めていますが、週に2回初体験をする

こと。12月は11個やっちゃいました(笑)。1つひとつはたいしたことではありませんが

そういう精神でやっていくと、少なくても精神的には若々しくいられると思います。

 

毎年年末は、29日に仙台港を出港し、苫小牧か名古屋にフェリーで行ってその日のうちに

同じフェリーでとんぼ返りして31日に帰ってくる0泊3日のプランニング旅に出ます。

 

1年をじっくりふり返り、1年の計を立てます。そして、帰りの船の朝に甲板に出て、

でっかい海原とでっかい大空と神々しい太陽に誓いを立てるのです。

 

今年は初体験として、八戸から苫小牧にシルバープリンセス号で向かい、苫小牧から仙台

は、いつもどおり太平洋フェリーで戻ってきました。

 

 

こちらがシルバープリンセス号の窓際のテーブル席。

津軽海峡沖でなぜか船が止まり、もしや故障?と思ったら、なんと、近くを航行中の漁船

から人が転落したので捜索してほしい、という海上保安庁からのSOS要請だったのです。

 

 

アナウンスがあるまでは気づきませんでしたが、このオレンジの救命ボートで45分の

捜索活動でした。その後、海上保安庁の船とヘリと無人機がやってきてお役御免。

この写真は、フェリーに戻って吊り上げているところ。日常の訓練の賜物で、手際よく

やっていました。さすがです!

 

 

苫小牧西港ターミナルに到着したシルバープリンセス号(写真左)から、出港待ちの

太平洋フェリーきそ(写真右)への乗り換えは、建物から一歩も外に出ることなく、

待ち時間も30分だけでした。

 

 

31日の朝はくもりの天気。神々しい太陽光は見られませんでしたが、その分、海と空に

集中できました。父が大好きだった海。自分の中に息づいている父のDNAの作用か、

ジッと眺めていたら、涙がとめどなく溢れました。

 

よし、2024年、やる! そう固く決意しました。

 

どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

2024.01.01:hamokomi1:コメント(0):[コンテンツ]

今年も牡蠣がやってきた!その2

  • 今年も牡蠣がやってきた!その2

 

さて、12月10日のブログに書いた丸七水産高橋家が手塩にかけて育ててくれた牡蠣。

 

片栗粉をまぶしてオリーブオイルで炒め、柚子胡椒で食べるのが実に美味しくて、

その写真を撮ろうと思っていたのですが、撮り忘れ(笑)、いつもの生牡蠣の写真です。

 

今年は、綿屋と萩の鶴(どちらも栗原市のお酒)の純米吟醸でいただきました。

旨すぎぃいいいいいいい!!!(笑)

 

この他におすすめの牡蠣の食べ方としては、ネギと牡蠣の醤油炒めでしょうか。

牡蠣フライも悪くはありませんが、これだけ新鮮な牡蠣をフライにしちゃうのは

MOTTAINAI、というのが私の持論です(笑)。

 

今年は夏の超高温で海水温がなかなか下がらず、身入りが遅いということで、

味を心配していましたが、予想以上にしっかりしていていつもの旨味です!

 

 

さてさて、そんなことを語っているうちに、いよいよ今年も大晦日を迎えました。

この1年、皆様にとってどんな年だったでしょうか?

 

誰もが年の始めには真っ白いキャンパスを前にして、あれこれ夢を思い描くと思います。

私は毎年、おそらく普通の人の数倍鮮明にそれを描きます。描くことに時間をかけます。

 

29日~31日は3日間かけて1年間を詳細に振り返り、全体的な目標を立てます。

そして1日~3日で、会社としての目標を3日間かけて作ります。

年末年始の休暇はそれでおしまい。年末年始はそのための時間、と割り切っています。

 

すべての人に与えられている時間は1日24時間、1年365日。

いっぱい目標を立てても、時間は完全平等で、革命的にたくさんの時間を使えるわけでは

ありません。

 

それでもあれもやりたい、これも成し遂げたい、そういう欲がふつふつと湧いてきます。

湧いてくる欲を変にコントロールするのはよくないと思っています。

 

もちろん冷静に考えて抑えるべきは抑えるけど、その前に、どうやったらどれも実現

できるだろうか?を考えることに時間をかけます。なぜなら、ふと湧いてくることって、

とても貴重な天からのギフト。それを素通りさせるのはMOTTAINAIこと。

 

若い頃に成功哲学の次のような言葉に出合いました。

 

「もし、その欲望が独りよがりのもので、今の自分に不相応なものの場合、たとえそれを

得られたとしても、決して満足感は得られず、やがて得たものも失うことでしょう。

つまり、その欲望が良いものかどうかを自分で判断せず、天に任せればよい。迷わず、

しっかりと欲望に向き合えばよい」

 

文言は違っていると思いますが、だいたいそんな意味の言葉でした。

 

長年、そういった気持ちでやりたいことをしっかり文字に落し、詳細に目標として立てて

いくうちに、どんな目標が良いものか、わかってきます。

 

その金言が示すとおり、自分だけが良くなる欲望は、得られても満足度も小さいのです。

それももちろん大切ではあるけれど、そしてそれも目標の一部にはなるけれど、他の人も

一緒に幸せになる欲望、社会のためになる欲望、地球が喜ぶ欲望に、より興奮します。

 

そうだからこそ、欲望に貪欲でOK、と自分を慰めます。あとは時を光らせるだけ!

来年もデッカイ年になりますように!

2023.12.31:hamokomi1:コメント(0):[コンテンツ]

冬こそキャンプ

  • 冬こそキャンプ

 

2週間前ではありますが、栗原市築館の通称「オレの山」にテント泊してきました。

山作業とキャンプのセットは充実感もありつつ、自然との調和が何とも言えません。

 

春夏秋冬いずれもその良さがありますが、冬にキャンプをする人は少ないですよね。

ホームセンターのアウトドアコーナーがグッと小さくなるからわかります。

 

しかし、今どき極暖ヒートテックその他の防寒着も充実しているし、薪ストーブ+補助的

カセットコンロストーブでまったく寒くありません。薪代はもちろんタダ(笑)。

 

テントの中はもちろん風もなく、アルミシートを3枚ほど重ねて敷けば地面からの冷えも

伝わってこないので暖かいです。虫が苦手な人にとっては冬こそキャンプでしょう。

 

特にこの栗原市築館は、朝夕、伊豆沼に拠点を置いている雁たちが隊列を成して、森の

すぐ上を行き交うので、そういった情緒も楽しめます。

 

夜の星は冴え冴えとしていて、夏の夜空とはひと味違った美しさがあります。

 

ここ「オレの山築館」は、おかげさまで3区画すべてレンタル契約がなされており、

年明け4月には「オレの山一迫」をレンタル開始予定です。

 

いつでも予約なしにフラッと行って楽しめる「オレの山」。

自分だけ、自分たちだけのプライベート空間を自由にデザインして楽しんでください。

 

2023.12.24:hamokomi1:コメント(0):[コンテンツ]

お客さまの幸せを願って

  • お客さまの幸せを願って

仙台の老舗、こだまのどら焼きの工場がTVで紹介されていました。

二十歳の青年が、嬉しそうにどら焼きの生地に餡を絞り出していて

どら焼き愛が伝わってきます。

職人による手作業の工程が多いのは意外でした。

ベテランの女性職人さんが「中身はほとんど愛情!」と

あったかい笑顔で話していたのも印象的。

 

こだまさんは1949年創業で、もうすぐ75周年。

戦後、生活物資を扱っているお店でしたが、

甘いものを作って売れば、みんな元気になるのではと

経験のないお菓子作りを始めたそうです。

 

経営理念は「思い出販売業」。

みんなで美味しいお菓子を食べた思い出はきっと笑顔をくれるとのこと。

どら焼きの生地にメッセージを焼き付ける「メッセージ入り焼印どら焼き」や、

焼き印からオリジナルで作る「オリジナル焼印どら焼き」もあります。

お菓子の先にあるお客様の幸せな姿を

いつも具体的にイメージして仕事をされているんだなと感じました。

見倣いたいです。

 

3代目の現社長さんは、「こだまランド」という新しいプロジェクトも始めました。

壱岐産業は東北の元気を応援していますが、

こだまさんも、地域の元気を応援しておられるようです!

2023.12.17:hamokomi1:コメント(0):[コンテンツ]