HOME > 記事一覧

ネイチャースキーで

  • ネイチャースキーで
 4/25(月)晴れ、時々曇り。ここは皮松谷地です。ご覧のとおり広大です。2~3箇所からの湧き水が流れています。その水路は徐々に開きつつありますが4~5mの雪です。山麓には幾つもの谷地があり、ミズバショウ、エゾノリュウキンカ、の群生が見られます。
2005.04.25:山オヤジ:コメント(0):[  春 spring]

オキナグサと茂吉 3

  • オキナグサと茂吉 3
 おきな草 口あかく咲く野の道に
    光ながれて 我ら行きつも

 この歌は大正二年歌集「赤光」(死たまふ母其の三)の中にあります。私なりに解釈すれば、母自身翁草の花となり、日輪のごとく輝き、死後もともにあろうとする母への思いが歌はれているような感じがします。きっと最上川の土手の道かもしれませんね。
2005.04.24:山オヤジ:コメント(0):[■里山の自然]

オキナグサ 2

  • オキナグサ 2
 オキナグサ(翁草)は、花が終わると茎が伸び、長くて白いひげのついた果実が、球状に多数集まる。それが翁のひげに似ていることで名付けられたのです。春まだ浅い残雪の山を背景になびいていました。
2005.04.23:山オヤジ:コメント(0):[■里山の自然]

オキナグサ<キンポウゲ科>

  • オキナグサ<キンポウゲ科>
 山形県では絶滅危惧種に指定されています。40~50年前は山田の土手(芝草)に沢山見られました。花が終わると、綿毛の部分をつまんでボール にして遊んだものです。10cmくらいの背丈で、全体が白い毛で覆われています。暗赤紫色の高貴なビロード色をしています。実は花ではなく、萼(ガク)片6枚で、下を向いて咲いています。
 桜の花の咲くころにオキナグサも咲くのですが、今年は桜より速く咲きました。大事にしたいものです。
2005.04.23:山オヤジ:コメント(0):[■里山の自然]

ヤチダモのスケッチ

  • ヤチダモのスケッチ
 5月1日は博物園オープンの日です。オープンを前にして、展示場の展示と飾り付けもあるので、午前中だけのスケッチになりました。先日のヤチダモのスケッチを見ていただくと分かるのですが、葉痕がとても面白く付いています。ボタニカル(植物画)ではありませんが、少しテクニックを考慮して描いてみるのも、勉強です。枝の荒々しさや、半ばリズミカルになっている葉痕など、興味深いものがあります。スケッチしているヤチダモの木は20年ぐらいなので、ほんの枝先しか出ていません。それだけにスケッチし安いのです。例年になく大雪だったので、枝折れも多く見られます。でもこれも自然の摂理で、あとはすくすく伸びるはずです。みんな無言。静寂の中のブナ林を背に。
2005.04.21:山オヤジ:コメント(0):[■スケッチクラブ]