記事一覧：自然大好き！山オヤジの月山だより

HOME > 記事一覧

年輪

　刻み込まれた年輪の驚異が伺えます。

　氷河期を経てここにコメツガが。1993.5.12初めて確認。(発見)群生している意義は大きいと思います。
多雪亜高山帯での生態系の立地条件を探る事(みんなで話し合い、月山の一面を知る事)は今ある自然理解につながると思います。

　コメツガに守られるようにして下方は低木のブナが整然と群生しています。あまり矮性化されていません。コメツガが楯の役目をしています。ここまで登り詰めているのです。

　圧雪に耐えて今½が顔を見せてくれています。根回り3ｍはあり根は怪獣大凧の脚のように、縦横無尽に斜面にしがみついているのです。

　3/17日山の仲間S氏と月山のコメツガに会いに来て以来、2度目のコメツガ観察です。最年長の筆者にとって、実に心強く、又ここまで来る事が出来たと言う支え。実に嬉しい。