サルトリイバラ

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 12月中旬になると、私は或るりんご園を訪れます。最上川の帯状に囲まれた台地がそこにあります。今でも市場直通できるほどの名品が出来るのです。緩やかな農道を上って行くのですが、そこは土手沿いです。その名場所の好きなのが、サルトリイバラです。サルトリイバラ科としての分類とユリ科の中のシオデ属として分類もあります。落葉つる性で(一対の巻きひげがあり、托葉起源)節ごとに屈折し、まばらに刺があります。雌雄異種です。朱紅色の実をつけます。土手にへばりついたバリケードのようです。猿を捕獲する(猿取り)です。
2007.12.16:山オヤジ:[■心温まる人たち]

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