置賜の草木塔
今回は広河原の入口の草木塔(天保10.4.8)、広河原の山の神の草木塔(明治19.8.17)、小屋尾栂峰口の草木塔(安政13.3.17)、小屋 羽黒神社の草木塔(大正3.10)、川西 温井の草木塔(嘉永2.8.9)を見てきました。いずれも原風景が語りかけてくれるものがありました。まさに今草木塔は人里離れた山里にあります。自然に埋もれていた物だったとも言われています。小屋羽黒神社の草木塔を見に行った時、二人の老夫婦に会いました。ここは米沢藩に最も近く一番繁栄した所だったそうです。今に残る家屋も威厳がありました。おばあちやん曰く『今草木塔、草木塔とみんな来るようです。今は人より草木塔なんだべなあー』私たちの忘れているものがそこにないのでしょうか。草木塔が語ってくれている物を見間違えないように。
2006.09.22:山オヤジ:[■里山の自然]
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