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ノビネチドリ

  • ノビネチドリ
 自生の植物の浮き沈み。一度人間が入って自然に手を加えると、元には戻りにくいと言われています。そこに住み着いていればそれなりに植生は固定化するでしょう。これはノビネチドリ(らん科)です。ここ園では、2000年7/4「ノビネチドリよみがえる」キャンペンでセンター工事にともなう痛手からの復活を願ってきました。ここは生活の場でも会ったので、その時点での再生ということです。植生の変遷でもあるわけてす。このノビネチドリがまた見られなくなってきたのです。いきいきとしたノビネチドリでしたが、見つけたのはかわいそうなくらい。勿論咲き始めてから時間が経っています。やっと見つけたと言う感じです。どうなんでしょう。
2006.07.09:山オヤジ:コメント(0):[■山オヤジからの情報]

ニヨイスミレ

  • ニヨイスミレ
 ここセンターは海抜870mエゾハルゼミが盛んに鳴いていておそ春、これが鳴き止みコエゾゼミになると本格的な夏になりますやはり梅雨あけが本場の夏です。センター周辺の広場にはにヨイスミレ(ツボスミレ)が群れています。花の部分が白く小さいので気がついてくれませんが、とてもかわいらしい涼しげなスミレです。暖帯から温帯にかけて見られ、根元から多数斜上し高さ10~20cmぐらいで多年草です。
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高校生「巡検」

  • 高校生「巡検」
 6/30、仙台の高校生40名が5回目の「巡検」に来ました。理数科の生徒が日ごろ学習した事柄を実際に現場で再確認する学習です。周囲の自然環境の理解と核心に迫っていく手法をより現場的発想を取り入れ、科学的に検証しようと言う試みです。しかもキーワードは「命あるもの」「感性」をさぐる。4~5名の班構成で、それぞれテーマを持っていて自主的でした。今どき何か忘れかけられているものが生き生きと蘇ってくる感じで、とても嬉しくなりました。(写真:湧き水温度調べの学生)
2006.07.01:山オヤジ:コメント(0):[■山オヤジからの情報]

ヤブデマリ

  • ヤブデマリ
 山野では普通見られるケナシヤブデマリ(スイカズラ科-ガマズミ属)ですが、800m近いここ月山山麓ではやっと咲き出しました。萼片の部分が純白で目が覚めるような透明感がみなぎっています。
2006.07.01:山オヤジ:コメント(0):[■山オヤジからの情報]

エゾハルゼミ

  • エゾハルゼミ
 6月中旬やっと870m付近(センター)の雪が消えます。900m近くのブナ林はまだ残雪です。今日は6/25日ですが、ブナ林広場から上がっての平坦地には20~30cm位の雪がありました。「春を告げるもの」幾つかありますが、「エゾハルゼミ」もその一つです。鳴き始めてもう1週間は経っていますが、その名の通り「エゾハルゼミ」はまさしく「おそ春」を告げる天然の使者です今日も今を盛りとないていました。
 ポイントで「モリアオガエル」の姿と鳴き声を確認しました。今夜辺り卵塊を作るでしょう。「クロサンショウウオ」はすでに産卵済みです。
2006.06.26:山オヤジ:コメント(0):[■山オヤジからの情報]