御殿堰の生き物たち

御殿堰の生き物たち
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2012年7月17日 トンボがたくさん



毎日一匹は、羽化したオニヤンマが御殿堰から飛び立っているような感じがする今日この頃。






元気すぎるトンボが、店内に入ってくることもしばしば。

昨日は『ハグロトンボ』が結城屋さんにご来店。





体の色は全体的に黒く緑色の金属光沢があるので、このハグロトンボは雄のようです。
ハグロトンボの雌の体の色は黒褐色なのだとか。


堰沿いには、オニヤンマの姿も。



ちょっと弱っているように見えました。
元気に飛び立ってくれるといいですね。





2012年7月10日 新たな仲間



夏らしい気候になり、ぞくぞくとオニヤンマのヤゴが羽化し御殿堰から飛び立っています。


本日は、新しい仲間を発見しました。




『ノシメトンボ』のようです。
ノシメトンボは、成虫は6月下旬頃から羽化します。
まだ未熟なうちは雌雄とも体色は黄褐色で、成熟すると雄の腹部背面は暗赤色に変化するのだとか。

写真を撮ろうと、近くに寄っても全く逃げる気配がなかったノシメトンボ。

調べてみると『本種は人間に対する警戒心が比較的薄いとされる』とありました。


なるほど。
人の多い街なかでも、くつろいで羽根を休めていた様子にうなずけます。

2012年7月4日 がんばりました!



6月24日に掲載した「今年初のオニヤンマ」
(  2012年6月24日 スクープ! )


今日は、とても頑張ったオニヤンマを発見しましたのでご紹介致します。

御殿堰では、この季節になると堰の石積みにヤゴの抜け殻を見かけることが多くあります。
時々、羽化したオニヤンマに遭遇することもあります。
いつも羽化するのは「石積み」なのです。


しかし。
今朝は、すごいところで羽化後の抜け殻を発見しました。




堰の石積みだけで30cmはあるでしょう。
石積みを登りきってから、町屋の壁までは4m近くあるかと思います。
そこから壁を約1.5m登っています。



あの小さな体で、ここまで登ったのかと思うと
「すごい!」の一言しか出てきません。



残念ながら飛び立つ姿に遭遇することはできなかったのですが、
きっと今日の青空を気持ちよく飛んでいることだと思います。

2012年7月3日 蔵前井戸に佇む白い花



そば処庄司屋の前にある「御殿堰 蔵前井戸」
この井戸の前に佇む、小さく白く可憐な花が満開を迎えています。




蕎麦を撒いてみたところ、無事に発芽→花を咲かせるまでに育ちました。
白い花はとても可憐で、葉っぱは長細いハート型です。



蕎麦はタデ科の一年草。
5〜6月に種を蒔いて7〜8月に収穫するのを夏そば。
7〜8月の立秋前後に種を蒔いて、10月頃に収穫するのを秋そばと言います。
秋そばは香りもよく『新そば』と呼ばれ好まれます。


日々夏に近づき、暑い日が多くなっていました。
こんな日は、冷たいお蕎麦をツルツルっと食べたくなりますね。

2012年7月2日 開花宣言です



6月1日の記事で、紅花がすくすく育っている様子をご紹介しました。
2012年6月1日 すくすくと・・・


さて。
あれから1ヶ月が経過。
御殿堰の紅花が開花しました。




御殿堰には、最上紅花の鉢植えも展示されています。
濃い緑の葉と、トゲトゲに包まれた紅花の橙色がとても美しいです。


山形市中心市街地では『街なか回遊べに街道キャンペーン』を開催しています。
御殿堰では、下記店舗にて紅花メニューを提供しております。

【紅花メニュー】
 そば処庄司屋・・・紅花切り  ¥1,050-
 ClassicCafe・・・紅花のアイスクリーム   ¥380-
 布四季庵米織・・・紅花&シルクのアイス  ¥350-


目と舌で紅花を楽しめる期間です。
是非、御殿堰へ足をお運びください。


山形市 街なか回遊 べに街道キャンペーン

2012年6月24日 スクープ!



今年もやってきてくれました。
羽化直後の、一休みしているところに遭遇しました。

御殿堰の水の中から石積を這いあがって。
そこからゆっくりと羽化したのでしょうね。
石積に「ちょこん」といるの、分かりますか?





近づいてみます。





羽化をするのにだいぶ疲れたのでしょうか。
飛び立つために羽根を乾かしているのでしょうか。


それにしても、ヤゴにはピヨピヨと毛のようなものが生えているのですね。
ヤゴからは想像できない、黒と黄色のコントラストがかっこいいです。





さっそうと飛び立っていきましたが、近くの黒竹でひとやすみ。
御殿堰の水の流れる音に、癒されているのかもしれません。




これからの季節、朝早い時間にはオニヤンマの羽化に出会えるかもしれません。
昨年もかなりの数のオニヤンマが旅立っていきました。

太陽が昇りきる前の、涼しい時間帯には是非御殿堰散策へお越しください。


2012年6月1日 すくすくと・・・



4月14日、紅の蔵にて「紅花そだて隊」による紅花の種まきが行われました。
2012年紅花そだて隊発足!


紅の蔵さんよりいただいた紅花の種を、水の町屋御殿堰ではClassicCafe横の植え込みに蒔いてみました。




種を撒いたClassicCafe横は、日当たりと風通しが良い場所。
紅花が発芽をしてから、すくすくと育っています。

初夏には、蕾が膨らんで花を咲かせてくれるのでしょうか。
楽しみですね。

2012年5月27日 御殿堰の常連さん



以前、「謎の足跡の主」としてご紹介したセグロセキレイ。
2012年1月15日 謎の足跡が・・・


最近は、ちょくちょく御殿堰にやってくる常連さんとなっています。



堰を流れる水の音が好きなのか。
石積の上に生えている苔や竜のヒゲの影に、大好物の何かが隠れているのか。




チョンチョンと飛ぶように跳ねる様子はとても可愛らしいです。
人通りのまだ少ない午前中は、安心して姿を見せてくれるようです。

2012年5月26日 背中に顔が・・・



陽が射して緑が輝く季節になってきました。
これからは、堰沿いに植えてある苔や竜のヒゲへの水やりがかかせません。

今日も堰からの水を汲み、苔と竜のヒゲに水やりをしていると・・・。
誰かがこちらをジッと見ています。

気のせいかな?

よくよく探して見ると・・・・



分かりにくいでしょうか?
拡大してみます。




白い長い髭をたくわえた、お爺さんのような顔!
見方によっては、ちょっとひょうきんなお顔にも見えます。

この背中に顔があるような白い蜘蛛は、なんという蜘蛛なのでしょうか?
御存知の方がいらっしゃったら、是非教えて下さい。

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