御殿堰の生き物たち

御殿堰の生き物たち
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2012年9月29日 真っ赤だな



すっかり秋めいてきました。

水の町屋御殿堰の奥には、芝生広場があります。
9月に入った頃、まだまだ暑い日でしたがトンボの大群を目にする日が多くなりました。
でもその大群のお尻は赤くはありませんでした。

今日、堰沿いの苔に水やりをしていたところ。
なんとも大人しい・人懐っこいトンボが登場。





お尻が綺麗な赤色。
この辺りでも秋めいてきたので、里山から降りてきたのでしょうか。

指をそっと出すと、ちょこんと乗ってくるほどの人懐っこさ。


暫くすると、羽根を羽ばたかせ遠くへ飛んでいきました。

さぁ、いよいよ秋の本番。
といった感じですね。

2012年9月26日 名前の云われ



この数日、やっと秋らしい陽気になりましたね。
爽やかな風が吹き、高い空になってきました。

ちょっと季節外れなのかもしれませんが、堰沿いに爽やかな青を発見しました。





「ツユクサ」という名前は、朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることからと名付けられたという説があるそうです。
英名では、「その日のうちにしぼむ花」という意味で「Dayflower」と言われるのだとか。





花が名付けられた説を思いながら、改めて花を見ると なんだかお花の印象が変わって見えてきませんか?

2012年9月7日 初来訪?



本日、朝掃除をしていたときのこと。
軒下から「びょびょーん!!」と何かが飛び出しました。

あんな上の方から、飛び出すだなんて。
蝶か蛾か。
いやいや、でも緑色だったような。


緑色の何かが飛び出していった先を見てみると・・・。



いました!



ベンチからこちらの様子を伺っています。


近づいて行って「パシャリ」「パシャリ」と撮影を始めると
また「びょびょーん!」と飛び出して行きました。


今度は地面。
向き合って、写真撮影に応じてくれています。




この綺麗な緑色のバッタは「ツユムシ」という昆虫のようです。
御殿堰で見かけるのは初めてなので、初来街なのかもしれません。

2012年9月2日 御殿堰の生き物 盛沢山



夏の間、御殿堰からはたくさんのヤゴがオニヤンマとなって旅立っていきます。
朝出勤した我々が目にするのは、羽化後の抜け殻が殆ど。
朝早く出勤した際に、稀に羽化中のヤゴに遭遇するくらいです。

ところが今日は、堰の中でうごめくヤゴに遭遇しました。





こちらをジッと見ています。





羽化は明日にお預けにしたのでしょうか。
日中羽化していることを見かけることはないので、きっと明日に持ち越ししたのでしょう。


更に堰の中を覗くと、こんな生物も!





カワニナでしょうか?
カワニナは一部地域で食用とされる他、ビオトープなどに持ち込まれることもあります。
しかしそれよりも、ホタル類幼虫の餌としての利用が圧倒的に有名な生物です。


先日、御殿堰施設内の上流で発見した「バイカモ」
2012年8月19日 ついにお目見え??

今日もユラユラと、御殿堰の流れに身を任せています。





このバイカモが切れてしまったものなのか。
新たに上流から流れてきたものなのか。

小さなバイカモが漂っていたので、『根付きますように!』と願いを込めて堰底に安定するようにしてみました。





街中にもたくさんの生き物が生活しています。
季節毎に様々な姿を魅せてくれるのは、嬉しい限りです。


先日御殿堰に放した鈴虫たちも元気にしています。





日が暮れてくると、涼やかな鳴き声を聞かせてくれています。






2012年8月28日 御殿堰に涼やかな音色が・・・



今日の夕方、御殿堰にたくさんの鈴虫がやってきました。




御殿堰の木陰に鈴虫を放していきます。




木陰に鈴虫を放していくと、うろうろと散歩を始める鈴虫もいますし、その場でじっと様子をみているような鈴虫もいます。




御殿堰にやってきたのは、今年の6月に生まれた鈴虫たちです。
産まれて2ヶ月位経つと、オスの鈴虫は鳴き始めるのだとか。
今日、御殿堰に放された鈴虫は そろそろ鳴き始めるとのこと。

鈴虫の命は短く、だいたい4ヵ月程度。
10月初旬には、ほぼ全ての野生鈴虫はこの世での命を終えるそうです。

4ヵ月の命を一生懸命生きて、雌と出会うために涼やかな音色を聞かせてくれそうです。



2012年8月19日 ついにお目見え??



暑い日が続きます。
水の町屋御殿堰には、堰を流れる水の音に涼しさを求めてお越しになってくださる方がいらっしゃいます。

御殿堰の水の流れをよくよく見てみると・・・
水中に緑色の藻がゆらゆらと揺れています。



「バイカモ」のようです!!


【バイカモ】
日本固有種。
冷水を好むため、北日本では水路や河川などに広く分布するが、西日本などでは上流や湧き水のある地域に分布域が限られる。
そのため、都道府県別レッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている場合も多くある。(wikipediaより引用)


水の町屋御殿堰が施設としてopenした際、
「御殿堰にもバイカモが根付くといいね」という言葉はよくいただく言葉のNo.1だったのではないでしょうか?

まだまだ小さい「バイカモ」
可愛らしい白い花を咲かせてくれるのは、来年の夏でしょうか。

2012年7月25日 堰沿いに咲く小さな白い花



暑い日が続きます。
水の町屋御殿堰には、堰を流れる水の音に涼しさを求めてお越しになってくださる方がいらっしゃいます。
柳の葉が多く茂り、更なる涼しさを加えています。



堰の石積みに沿って、「苔」と「リュウノヒゲ」が植えられています。
鮮やかな黄緑色の「苔」
深い緑色の「リュウノヒゲ」

よくよく見ると、緑色のリュウノヒゲの葉にまぎれて「白いポツポツ」があります。



冬には、美しい群青色の実を魅せてくれたリュウノヒゲ。
昨年は、夏に小さな可愛らしい花を咲かせていたことには気づきませんでした。

よくよく探してみると、御殿堰にはまだまだたくさんの発見がありそうです。



2012年7月24日 ど根性ヤゴ 再び・・・



7月14日に発見した「ど根性ヤゴ」
昨日、更に上を行く「ど根性ヤゴ」が登場しました。





下の矢印が7月14日に発見したヤゴ。
上の矢印が昨日発見したヤゴです。





水の流れる堰から、石積みを登りつめ。
石積みを登りきってから、町屋の壁までは4m近くあるかと思います。
そこから壁を約1.5m登っています。




昨日発見した「ど根性ヤゴ」は、6時45分頃に正に羽化をしていたようです。
9時前くらいの場合、ヤゴから羽化して羽根を乾かしている状態になっています。
ヤゴは朝早く羽化をし、我々が動き出す前に羽根を乾かして飛び立っていることが多いようですね。

2012年7月21日 今日の荷物は・・・



昨日今日と涼しく、過ごしやすいですね。
このまま暑い夏がやってこなくなるのか、心配になってしまうほどの涼しさです。


水の町屋御殿堰では、来月の花笠祭にむけて2階軒下に提灯を吊るしました。
その様子を下から見守っていると、黒い影が・・・。





クロネコです。
ゆらゆらと揺れる提灯が気になるのでしょうか。
それとも「荷物の集荷・配達」に来てくれたのでしょうか?


クロネコは、しばし提灯を見つめた後 七日町通りを歩いていきました。




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