カシラーナカ

燻る日々
 今日9月9日は「救急の日」。
 全国各地で消防救急に関するイベントが行われているのにあわせて、「救急車の適正利用」が呼びかけられている。これは、緊急性がないのに救急車を利用する人が増え、このままでは本当に必要な人を待たせる心配が出てきたからとのこと。

 この点に関しては私自身、反省しなければならない出来事があった。
 今年、ある出来事で救急車のお世話になったのだが、病院に搬送された私はいたって健康、元気、ヤマ●ワ…だった。そのことは私も自覚していたのだが、周囲の勧告を断りきれなかったのと、もしかしたら本当に悪いのかも…という微かな不安、…要するに小心者ってことなんだが、加えて、「健康なうちに救急車に乗ってみたい」という破廉恥・幼稚・フェチな願望があったのも正直なところで、ゆえに今でも後ろめたい気持ちになるのだと思う。

 でも、後ろめたいだけならまだいい。
 消防団の幹部は大概「受令機」なるものを常備しており、消防車や救急車の動向を無線で「受令」できるのだ。個人情報はスクランブルが掛けられて分からないことになっているのだが、私の住む小さな町では無意味に等しく、私の救急車搬送の顛末が消防団幹部に筒抜けになってしまった。

 後ろめたさ+後ろ指差される=後ろ向き人生 (ここ、テストに出るからなー)

 そんなこんなで「周りの人にどうしても救急車に乗れって言われて…」と言い訳をしながら、自己保身に汲々としている毎日。まさに「汲々(きゅうきゅう)の日」…。

 …と、苦しいながらもオチがついたところで、私を本当に必要としている女(ヒト)を探しに旅立ちます。んじゃ、イッテQ〜!バイバイQ〜!(死語)