カシラーナカ

おしえて消防団
 正月早々災害が発生しない限り、消防団の新年最初の行事は「出初式」と相場が決まっている。はしごの上で曲芸を決める様子をテレビ等でご覧になった方も多いと思う。いったいどのようなシチュエーションにおいて消防団員にあのような曲芸が必要とされるのだろうか。どなたか知っている人がいたら教えてほしい。

 実際の火災現場では、はしごの上で曲芸を決めている消防団員を残念ながら見かけたことはないが、正月早々「はしご酒」を決めている消防団員は大勢見かけた(私を含む)。

 …っつーか、何が悲しくて正月早々降り積もる雪の中、「キヲーツケー!カシラーナカ!」とかやらなきゃならんのだ。特に、空気を読まないご来賓の方々の長話には正直殺意を覚える。そんな中、統一地方選挙を控えている議員の方々は、空気を読んでか、祝辞が短かった。さすが!

 統一地方選挙に出馬予定の候補者の皆さん!「登ったはしごを外される」ことのないよう、ご注意を!なんつって…。
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 消防団の階級は、団長(副団長)、分団長(副分団長)、部長、班長の序列からなる。でも、消防演習の時などに、それらとは別の役職が発生する。

 大隊長、中隊長、小隊長…がそれだ。

 大隊長は分団長が、中隊長は副分団長が、小隊長は部長が務めることが多いが、詳しいことは良く分からない。どなたか知っている人がいたら教えてほしい。

 分団長とか任期が決まっている人なら名前と顔を覚えていられるが、演習当日「この人があなたの新しい中隊長よ」なんて突然言われたぐらいにして、「中隊長に〜、カシラーナカッ!」とか言われても、「誰?」って感じだ。

 個人的な感想だが、「分団長」より「大隊長」の方が偉そうに聞こえる。いずれにせよ、団長だって隊長だって、フィリピン・パブに行けば全員「社長」になって「シャチョサン、サケ、ノメ」と言われるから関係ないか。
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 消防演習で2列横隊に整列したとき、左右に一人ずつ基準となるべき人間が配置される。

 彼らは「キョード」と呼ばれていたが、それは私の聞き間違い(or指揮者の滑舌が悪い)で、正確には「キョードー」らしい。

 漢字で書くと「嚮導」。生まれて初めて見る漢字である。漢字の意味も含め、どんな役割なのか、どなたか知っている人がいたら教えてほしい。

 「キョードー」の役目は、班長以上の幹部が務めるようだが、そもそも年に2〜3回の消防演習で出番があるかないかの端役なので、はっきり言って動作を覚えていられないのだ。それゆえ動作に自信がなくギクシャクした動きになりがちだ。

 これがホントの「キョードー(挙動)不審」。なんつって…。


 お前が一番挙動不審だ…というご指摘については、ご意見として承り、今後の参考にさせていただきます。