山形雇用情勢:正社員求人数は増加傾向(緩やかな改善が続く)

2015年10月発表 2015年8月の山形雇用情勢(2015年10月2日山形労働局発表より)

 

山形労働局(ハローワーク)によると、2015年5月以降、正社員有効求人倍率は緩やかな上昇を続けており、ヤマガタ人材新聞でデータを収集し始めた2014年8月以降初めて正社員有効求人倍率が0.7倍に達しました(山形新聞によると、労働局で統計を取り始めた2005年度以降過去最高の正社員求人倍率、とのこと)。

 

 

正社員の求人倍率が高まっている背景としては、派遣や契約等での人材確保が難しくなった企業が、正社員での採用に切り替えている結果とみられています。ただ、月間の新規求人数が増えていないことから、採用できずに積み残された求人が多くあるといえます。つまり、正社員の求人を出しても採用できずに苦労している企業が多いと言えるでしょう。雇用形態を正社員に変えたところで、それだけではなかなか採用できないというのが現在の状況と言えそうです。

 


こういった状況下だからこそ、転職を検討する際は、社員のことをしっかり考えている企業かどうか、入社してからのキャリアがどのように発展していくのか、一緒に働く人々の考え方や社内の雰囲気など、目先のお給料や待遇だけではない情報も確認し、後悔のない転職ができるように慎重に活動を進める必要があります。

 

山形県内での転職をご検討の方は、ぜひお気軽に社風や会社の方針などの内情をよく知るコンサルタントへご相談ください。ご相談はこちらから

 

 

※求人倍率の詳しい数字データは、山形労働局またはヤマガタ人材新聞をご覧ください。

 

2015.10.05:dsk:[「仕事・就職」のブログ]

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