数字の見方で世界が変わる。

 

 

4月4日のネットニュースで、こんなタイトルの記事を見つけました。

『新卒採用基準「厳しく」過去最低8.2% マイナビ調査』

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150404-00000007-asahi-bus_all

 

朝日新聞からの記事でしたが、タイトルを見て、どんな印象でしょうか。

一瞬、就活が楽になるような印象を持たれたのではないでしょうか?

 

「新卒の採用基準を厳しくするところが過去最低なんだな」と捉えるのが一般的だと思うのですが、なんとなく採用基準がゆるくなったような印象を受ける書き方ではないでしょうか?

 

元のデータもあわせて見ると、こんなことが言えるように思います。

 

◯採用環境が厳しくなると多くの企業が予測する中でも、さらに採用基準を上げる企業が少なからずいる。

 

◯採用環境が厳しいと予測していたとしても、ほとんどの企業が就職氷河期の頃の厳しい採用基準を踏襲している。

 

こんなことをふと感じたので、こんな記事を書いてみました。

「採用難でも採用基準は甘くならない」

 

学生の皆さん、大変でしょうが頑張ってください。

人事の皆さん、スケジュールも短くなってお忙しいと思いますがどうぞご自愛ください。

良いご縁がたくさん生まれると良いですね。

2015.04.07:dsk:[「お役立ち?」のブログ]

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