「私の言葉の限界が、私の世界の限界を意味する」
先日関東での研修実施で出張に行った際、ホテルで見た朝番組で紹介されていた言葉です。
「いつやるの?今でしょ!」の林さんが「言葉」についての授業をするコーナー、ご覧になった方もいるかもしれませんね。
冒頭の他、番組の中で記憶に残ったものを少しご紹介します。
・言葉とは「事の端(ことのは)」であり、現実の端しか表現できない。
・蝶と蛾の生物的な違いはないが、蝶と呼べば美しいものと捉えられ、蛾というと害虫のように忌み嫌われる。
・日本では虹は7色だが、アメリカでは6色、ある国では2色と捉えられている。色を表す言葉がないからだ。
・言葉は認識そのものだ。
「やってみないとわからない」「体験しないと伝わらない」ことは世の中にたくさんあります。
(まみがさきMGもなかなか言葉だけでは伝えきれないのですが・・・)
言葉は万能ではなく、各々に限界があるという前提でお互いがコミュニケーションをとるように心がけると良いのでしょうね。
一方で、「伝えたくても伝えられないこと」をどう伝えるかは思案のしどころだとも思いました。
「食べ物の美味しさを伝える」というのは、言葉の限界から考えると面白いですね。
テレビや動画であれば、食べ物の色や食べた人の表情も伝えられますが、文章は
純粋な言葉でしか伝えられません。どう表現したらいいのでしょうか・・・。
というのも、出張で3日ほど山形を離れ、帰ってきて3日振りに「つや姫」のご飯を食べた時、衝撃的に美味しかったのですが、それをうまく表現できなくて憤っているのです。
うまい、おいしい、ふんわり、あまい、舌触りが良い、弾力がある、もっちりしている・・・伝わらないなぁ。。。
毎日家で食べていた「つや姫」。
こんなに関東のご飯と旨さが違うとは思いませんでした。
食には比較的関心の薄い私ですが、この旨さを改めて伝えたいなぁと思って書いたブログだったのでした。。。
つや姫、気になった方はこちらをどうぞ
ことのは と つやひめ
2014.05.20:dsk:[「日々の暮らし」のブログ]
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