7月11日(金) 晴れ
こちら米沢はお天気回復、幸い、大きな災害もなく終わったようなのだが、数十キロしか離れていない南陽市や長井市・白鷹町などで川の氾濫やがけ崩れや道路の崩落などが起きているところがかなりあると、ニュースで伝えられてきた。
局地的な大雨とか、河川の状況なども関係しているのだろうが、感覚で言うと、米沢あたりは強い雨ではあったが、災害が起きるほどではないように感じた。
もう半日とか一日降り続けば、また別であったと思うけれど、川の増水状況を見てもやはりそう。
さて、午前中は福祉関係の研修会があり市内の文化センターへ。
毎回、駐車場がたっぷりあるところで開催してもらいたいなぁ、なんて思うのだがしかたがない。
金融庁の地方の出先機関の方が講師で、金融商品トラブルに関する研修でとても面白く解りやすいと感じた。
毎年この会の集まりの雰囲気が好きではないのだけれど、なんとなく変わってきたようだ。
福祉に関わる集まりなのだから、殺伐とした雰囲気は良くない。
午後は屋敷が見様の御祭りがあり、市内の住宅地へ。
そこから、草木塔を建てていらっしゃる事業所に伺い、草木供養祭&安全祈願祭。
樹木に関わる仕事をなさっているよころで、供養と共に安全を祈願するという御祭りは、とてもわかりやすいと感じる。
230年あまり前に最初に建てられた草木供養塔もそうなんじゃないのかなぁ、案外人間の心って、昔も今もシンプルなところは変わっていないように思うことがある。
暗くなる前に帰宅。
先に帰って来ていた娘が空を指して「かめ、かめ」というのでよく見ると、大きい「クモ」が巣をかけて宙に浮かぶようにしていた。
最近この手の言いまつがい・・・が多くて笑える。
庭先に大きな柳の板を、テーブル代わりに置いておく。
午前中と、夕刻は外で一服もいいだろうと思って出しておくのだが、このところ天気が落ち着かないのでなかなか使えないでいる。
そろそろ出番があるかなぁ。
7月12日(土) 晴れ
お天気は良いが、南陽市赤湯の市街地の上流 吉野川が氾濫し、その近辺から、街中まで泥だらけになってしまったとのこと。
場所や建物によっては床上浸水したところもあり、温泉も一部被害に遭っているとのこと。
たまたまこの日はお勤めが入っていなかったため、被害に遭った友人宅へ手伝いに行くことにした。
友人宅は床までは上がらなかったものの、車庫や仕事場にしている倉庫、庭や畑も泥が上がってたいへんなことになっていた。
11時頃に到着すると、仲間が何人か集まって来ており、建物から泥をかき出す作業と、敷地内の泥をさらって土嚢にして運びだすという作業を繰り返す。
住宅地なので、近所の方々もみなさん同じような作業をなさっている。
お天気が良いので、道路などの泥が乾き土埃りになる。
川からの水で運ばれてきた泥は、どぶ臭いというか異臭がする。
なんだか、昭和の戦後みたいな(体験したことないけど)感じ。
とりあえず一日でできることをして帰ってきた。
この後も、友人宅を含めてこの地区の皆さんは、いろんな作業が残っているであろから、たいへんなことだと思う。
作業の一区切りに、ノンアル麦酒をいただく。
いやぁ、うんまい。
ほんのわずかなお手伝いで、友人にも周囲の皆さんにも申しわけないぐらいなのだけれど。
少しでも作業の負担が減ればなぁと思います。
災害のボランティアも翌日あたりから動きだしたようで、まずは一日も早く元の生活に戻るよう祈ってます。
たった半日ながら、普段し慣れない作業で、身体がミリミリ。
お風呂に入ったら、身体がやっとほぐれ、すぐに寝てしまった。