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んだんだ

  • んだんだ
朝は天気がよかったのに、お昼過ぎからコロッと天気が変わってしまった25日。
気温が上がり、午後はとても蒸し暑い一日になった。

早朝、家を新築なさる方の地鎮祭のお勤め。

百年以上も住み続けておられる古いお宅の隣に新築される。
心配だったお天気は晴れ。
施主さん家族と大工さんとともに安全を祈願した。

終了後、お茶をいただきながら、設計士さんを交えてお話を。
施主さんは「これなんで建て替えるかっていうと…、古くてでっかくて大変ってこともあるげんど、萱屋根の屋根葺き職人さんがいなくなったなが一番ななよなぁ」

そのとおりで、米沢市内にも数人…いらっしゃるかなぁ?!
一人かもしれない。

設計士さん「ほんとは、風通しよくて、夏に風が吹き抜けて、冬は寒い時火を熾して厚着するぐらいの家が、日本では一番いいだずなぁ」

みんな、「んだんだ」とうなずくのでした。
判っちゃいるんだけれどもねぇ。


近くの国道脇の花壇にはコスモスが咲いてる^^



久しぶりにお弁当^^
㋗はようやく安定期に入ってきたようで、食べられるようになり、お弁当づくりも再開^^

これで、メタボから解放!
・・・なるかなぁ^^;



午後は、急に激しく降り出した雨の中を市役所へ。
B棟という北側の建物の会議室で、市の外郭団体の記念事業関係の会議。
自分がこの会議にいる意義はあまり見いだせないんだけど、部会長なさっている敬愛する先生のためにもできるだけのことはヤラネバ
むむ。



帰り道、夏休み明けの、Kinari-broteさんに立ち寄る。
また、美味しいパンを食べられる^。^
そこで、なんと親愛なるN美さんと出会った。
偶然、店主のМさんと知り合いだったそうな。
いろいろなことを、話したり、まぁお詫びをしたりしたのでした。

うむ、なんだか元気が出たような気がする。
うむ。
2011.08.26:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

(98)『悲しむ力』

  • (98)『悲しむ力』
中下大樹  真宗大谷派僧侶、「寺ネット・サンガ」代表 (朝日新聞社 2011年7月)

キャプションに「2000人の死を見た僧侶が伝える30の言葉」とある。

著者は思うところあって真宗大谷派の僧侶となり、仏教系ホスピス(緩和ケア病棟)に勤務して末期がん患者数百人の看取りに従事。
退職後は東京に戻り、超宗派寺院ネットワーク「寺ネット・サンガ」を設立している。

ホスピスでは、はじめは「坊さんがこんなところで…」とか「縁起でもない…」というような雰囲気や実際に言葉で言われる。
そう、自分も僧衣を着て病院や老人ホームなどを訪れると、言葉では言われないものの、「誰か亡くなったのか?!」みたいな雰囲気を感じる。

著者はそんな時間を過ごしつつ、少しづつ入所者と心が通じ合い、感謝の言葉をかけられたり、あるいはその死にゆく姿から死にゆくこと生きることについて考えるようになる。

さらに、都会で「寺ネット・サンガ」の活動をするなかで、いかに、孤立して生きている人・死んでゆく人が多いかという現実に直面する。
NHKで「無縁社会」という特集を数年前から続けている。
無縁というよりは、それなりの関わりを持って行きながらも、「孤立」するというほうがしっくりくるような感がある。
都会という大人口社会の中にあって何故孤立し、誰にも知られることなく生きて、死にゆくのだろうか。

また、今年 3月11日に発生した東日本大震災の現場に入り、多くの被災した人、生き残った人、犠牲になった人と関わってメッセージを発している。

著者はこんな言葉を発している。
「静かに、ゆっくり悲しむことで やさしくなれる。生きる力がわいてくる。」

がんばれ!がんばろう!はそれからでもいいじゃないか。
起きたこと(人の死や苦しみ)にちゃんと向き合い、悲しみや苦しみという時間を過ごすことによって、やがて本当に立ち上がろうという強いチカラになる。


目をそらさず「悲しむ力」こそ今必要。
そうなのかもしれぬ。
2011.08.25:dentakuji:コメント(2):[お寺の本棚]

ふぅ

  • ふぅ
日中の暑さがちょっと戻った感じがする24日。
超ミニ水田のバケツの「はえぬき」もこんな感じになっています。
プランターの方は葉がまだらになってしまっているけど、バケツの方はなんとか大丈夫のよう。

わが家の食卓をなんとかしよう、ということで、このところ家具の量販店やリサイクルショップなどを物色している。
現在は居間の座卓で食事しているのだが、いろいろと支障が出てきた。

台所から居間への距離が長い。
両親が歳をとってきて、居立が楽でなくなってきた。
㋗がだんだんお腹が大きくなってきて、これも椅子の方が楽である。
ネゴたちもいるし…

というようなことで、椅子を使った食卓を、台所の近い場所に設置しようというわけなのであるが、まだ、「これは!」というものが見つからない。
もちろん、わが家の財政事情もあるのだが・・・^^;



午後の後半は、周囲の片付けと草むしり。
気温が上がったせいか、夕刻はメジロと蚊に辟易して早めにやめた。
自分は体温が高いせいか、他人よりも刺されやすいのだ。
お~いた痒い。

夜は、地域の福祉団体の会議に遅刻して出席。
敬老会の開催について。

小学校の体育館が耐震工事に関わり、解体にかかるため使用できず、コミセンホールでのい開催になるようだ。
久しぶりの地域の会議に出席。
「こんなんだっけかなぁ」という感覚。

ふぅ、と息をついてしまった。

2011.08.25:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

「29」飯豊町大字白川の草木塔

  • 「29」飯豊町大字白川の草木塔
熱塩加納村からまた飯豊町中津川に戻る。
年代順に追っていくと、まったくピンボールの玉のようにあちこちへはじかれる。
これは自分で決めたルールなので、楽しむしかない。
無駄が多いことは承知なのだけれども。

さて、熱塩加納村の草木塔から3年後の文久二年(1862年)8月とあり、「草木塔」と細い文字で刻まれている…のだが、また訪れた時間が悪く逆光でよく見えませんね。
それに、土ぼこりをかぶっており、手でやさしく埃を払ってやらないと、なんの石塔だかわからないような状態になっている。

飯豊町の白川という地区の白川寺という曹洞宗のお寺の境内地、賛同のところに他のたくさんの石塔とともに並べられるように建っていた。
この並び方から想像するに、元々は別なところに建っていて、移設されたものではないだろうか。
そう遠くないところだと思うのだが。

白川寺は、田沢寺を「でんたくじ」と呼ぶように「はくせんじ」と読んでいいのかな。



お寺の境内に建っているということで、お寺の方にお話を聞けると期待して、少々緊張して出かけたのだ。
しかし、尋ね当てていくと人気がなく、住職不在のお寺になっているようであった。
人気のないお寺は寂しい。
このあたりは、やはり過疎化しているのだろうけれど、近くには「農家民宿」という看板を出している家が軒を連ねているのだし、進入路には立派なお寺の名を刻んだ石柱が建っていた。
おそらく、どこかのお寺さんが兼務なさっているのだろう。

隣のお宅の作業小屋の前を通って境内に入った。


お隣には誰かいらっしゃるようだったが、ちょっと気落ちもあり、声をかけずに来てしまった。次回訪れるときは話を聞かせてもらおう。

山門に繋がる道は、車が通れないような昔の道なのだけれど、とても山村のお寺の雰囲気がある。
その先には、蓮の花が咲いている池がある。

冬は…、きっとたいへんな雪なのだろう。
お寺から大きな通りに出るまでは数百メートルあるだろう。
それでここにはとても居られないのか…などと想像してみた。
けれど惜しい。

お寺は人がいてこそお寺のような気がする。

中津川で4番目に古い草木塔は、いちばん人里に近いところに建っていた。
2011.08.24:dentakuji:コメント(0):[草木塔を歩く]

市民のスキル

  • 市民のスキル
檀務が落ち着いて、昨日(23日)の午前中は草むしりなどの家の中の雑事を片づける。
ジャガイモを陰干しするため並べて、ついでに小屋の中を少々片づけたのだけれど、まだまだ物であふれている。
これをなんとかしなくちゃならないのだ^^;


そして、午後は市の補助金に関する審査会があり、その審査員の委嘱を受けているので出席。
珍しく余裕を持って到着したのに、誰もいない・・・
会場間違えた!(--〆
すこやかセンターじゃなくて文化センターだった…
しかも文化センターの駐車場はいっぱいで、体育館の駐車場へ。
「なんとかならんのか、文化センターの駐車場!!」と八つ当たりの罵詈雑言を吐きつつ遅刻して会場へ。

いやはや・・・
最近多いんですよね、忘れるのーー;

お盆の棚行中に、檀家さんのお宅に忘れものをして、3度届けていただいたし…
ヤバいっすね。

補助金は公的なものや民間などでもたくさんあって、有効に使われればよいなと考えている。
「こんなことをやってみたいんだけど、資金がない」というような団体などはぜひ活用してもらいたいと思う。

自分も、そうしてきた。
森林ボランティア活動や、生涯学習活動などの事業資金として十年余りそのような事務処理を担当してきたのだ。
ただ、それに関わる事務処理とか制約もあるから、それなりのスキルが必要で、慣れないとなかなか面倒なものだと思う。

せっかくある制度をもっと利用しやすくするというのも必要なことだけどね。



次は、共立ビルで芸術・文化関係団体の会議。
一階にあるアートステーションは定休日。

ここには、平日、数人の作家さんが日替わりで交代しながら在廊し、オープンしている。
これはいいなぁ。

自分は(どちらかといえば)体育会系の肉体派^^;
本来は芸文関係は門外漢。

ただ、子どもの頃から読書好きで、文章を書くことを続けてきたこともあり、推薦する方があって役員になった。
やはり、文芸と言ってもいろんな分野があり、肌が合わないという感は否めない。
ただただお話を拝聴するという姿勢(姿勢だけ?^^;)で会議に参加してきた。


会員を増やしたいということが課題として挙がっていたのですけど…。
理事の方々の顔ぶれが、わたしが最も若い(または2or3番目)ぐらいでは、これはちょっとどうなんだろうかと感じる。
若けりゃいいというものではないけれど、若い作家さんが参加しやすい雰囲気とは言えないような気がしてならないのだなぁ…。



用事があり、懇親会を欠席して外に出ようとすると、本格的な雨降りだった(ーー;

びしょぬれになって駐車場まで走って行った。
あ、そうだ。

新しくできる「図書館とギャラリー」と市民文化会館と駐車場と、所謂、文化ゾーン地下でつなげて移動できるようにできないものかなぁ^^


2011.08.24:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]