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お勤め

  • お勤め
9月29日(木)、晴れ。

午前中は、檀家さんの亡くなった方の火葬、午後は葬儀・告別式のお勤めがあり、一日を終えた。

ご遺族の皆さんはもちろん、隣組の方々もお疲れさまでした。

一人の方を見送るという行為はたいへんなことである。
だけれど、やはり、その人の一生の中で、様々な方々といろんな形でお付き合いがあり、何かしら関わり合ってきたというあかしでもあり、それなりのお別れの儀式というものは必要だと感じる。

ごく身内での家族葬なども多い昨今ではあるが、関わり合ってきた人が別れをする場としてあってよいのではないかと感じる。
ただ、必要以上に華美である必要はない。




さて、今日もお昼はお弁当。
「雑穀ご飯、焼き鮭・海苔・きゃらぶきのふりかけ、枝豆、キャベツのワサビ醤油和え、昆布巻き、紅イモと茄子とシシトウの味噌炒め」




今朝の気温は、10℃を大きく下回り、霧が田沢から下界に広がっているのがわかる。
お昼は、気温が上昇し、20℃を越えてきた。
明日あたりから天気が変わり、下り坂になってゆくようだ。
わが家はそれほど影響はないものの、周囲の田んぼを見ていると、もう少し晴れが続いてくれるといいんですけどね。

2011.09.29:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

1時間半ちょっと

  • 1時間半ちょっと
9月28日(水)、晴れ。
天気は良いが、朝はだいぶ寒い!
窓から遠くを見ると、ぐうっと霧が囲んでいる。

お陽さまが出てくると、なんだか嬉しい。
ネゴもどうやらそんな感じに見える。

午後から、ほぼ月イチで行っている、福島県立医大病院へ母の通院のお供である。


お昼の弁当を食べてから出発である。
「雑穀米のご飯、焼き鮭とノリのふりかけ、梅干し、キャベツとアボカドのワサビ&おかか醤油和え、ゴーヤーと人参のきんぴら」

すいすいと車は調子よく流れて行って、1時間半ちょいで病院到着。

先月、病院の正面の山の木を切っていた場所を、今度は重機で造成作業をしていた。





家と病院を往復するだけで、市内の様子はほとんど変わりないように感じる。
けれど、主要道路の植え込みなどが、草でぼうぼうになっているのがわかる。
これは、やたらに手をつけることができないというようなことと、手が回らないという理由ではないかなぁと想像する。


震災からの復旧や、原発事故による事態から元に戻るまでのいろんなことを、想像もつかないほど複合的に進めていかなければならないのだからたいへんなことだ。
けれども、少しづつ動き出しているという感じである。



陽は短くなり、帰路についた午後6時過ぎには、外はもう真っ暗になっていた。
2011.09.29:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

(100)『今日もごちそうさまでした』

  • (100)『今日もごちそうさまでした』
好き嫌いということは、自分に全くないわけではないが、食べ物に関して言えば、嫌いなものというのはほとんど思い当たらない。

ゆっくり思い出してみると、小学校の給食のスープに入っていた半煮えのネギを食べるとき、息を止めて呑みこんでいたなぁとか、やはり給食の脱脂粉乳のミルクを飲むのが決心が必要だったなぁとかはある。

それでも、ネギが嫌いなわけではなく、あくまでその半煮えがいやだっただけで、他の食べ方ならなんでもない。
脱脂粉乳も、家で近くの酪農家からとても新鮮な牛乳が手に入って飲めていたから、そのせいでとても辛かったのだと思うのだ。

しかし、子どもの頃から成長の過程や大人になっても、食べ物の好き嫌いがある人はいっぱいいる。
好き嫌いって、いつできてしまうんだろうと、不思議に思っていた。

ピーマン・人参・きのこ・チーズ・牛乳・トマトジュース・ウド・・・その他もろもろ、「エーッ!なんでこれが食べられないの?!」という食べ物が嫌いな人がいるのだ。
もちろん、アレルギーで食べられないっていうのは、それはしょうがないんでしょうね。本人だってそのわけがわからないんだろうからね。


わが家は、貧乏だったってこともあるんだけれど、基本家族全員、食べ物の好き嫌いやアレルギーなどはあまりない。
ゆえに、貧しいながらも、頂き物が多いこともあり食卓につくことは幸せだったのである。

ただし、祖父が肉食と卵を食さない人だったため、それに合わせて私たちも家庭でそれらを食すことは小学6年までなかった。学校給食ではなんでも食べていた。
小学6年生の時、祖父がなくなって、父親が「なんでも食べるようにしよう」ということを言って、家庭でも肉と卵を食すことになった。
1960年代以降の時代としては、特異な食生活をしていたといえるのではないだろうか。

さて、『今日もごちそうさまでした』は作家の角田光代さんのエッセイ(アスペクト 2011年9月)。

「朝7時、昼12時、夜7時。失恋しても 病気になっても ご飯の時間に きっちり ごはんを 食べてきた。」と後書きで書いている。
そのとおり、決まった時間に食事を食べて、お昼にしっかり仕事をして、夜はちゃんと休むという、じつに真っ当な生活時間?!を送っている作家さんなのだ。

この、「失恋しても、病気になっても…」というところは、じつに私もその通りで、何があってもちゃんと食べれば乗り越えて行ける(ような気がする)と思っている。
ま、それほどの苦労もしていないからなのかもしれないけどね…。

角田さんは肉が好き。
それに、家庭では本人が嫌いなものを無理に食べろとは言われずに育ったという。
そのため、ある時期まで、とても偏食な人ではなかったかと思ったと言う。

そして、自立して自分で料理をするようになって、今まであまり食べなかったものを食べようと試みている。そうしたら、意外にもそのものが好きになったり、偏食傾向(食傾向)が変わってきた、克服したというのだ。

たしかに、年齢による食の嗜好は変わるように思う。
角田さんの場合は、年齢もあるかもしれないが、もっと食に関する好奇心も強いのではないかと感じる。


自分のことを考えてみると、人生半ばにして、まだ食への欲求が強く、食べたい人なのであるが、健康の維持という問題が出ており、食べる物の量と質を考え直す時期が来ているようだ。
しかし、それもなんだか悔しいのであるが。

「今日もごちそうさまでした」と食べられることが、なんと幸せで人生を豊かにすることであろうか。
2011.09.28:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

9月27日(火)、朝から一日晴れ

  • 9月27日(火)、朝から一日晴れ
9月27日(火)、晴れ。

画像は、先日法事のあった檀家さんの親戚の方から送られてきた、薩摩焼酎。
法要の後の会食の席で、隣の席に座った人が、鹿児島出身で名古屋に住んでいる、数年前に退職をした親父さん。
話しが弾んで、私が芋焼酎が好きだと言うと、「今度送るから、住所を書いてくれ」ということで、その場で書いてきたのだった。

法事から三日目に、宅配便で送られてきた。
ありがたいこと。



早朝5時30分ごろに電話が鳴った。
この時間の電話は、間違い電話でなければ、ほぼ檀家の方からの知らせである。

案の定、夜中に88歳の方が亡くなられたという連絡であった。
6時前頃の電話は、檀家さんが、私どもを気遣って、朝までなんとか待ってくださる、まさにギリギリの時間だ。

それからすぐに準備や支度をして、6時半頃にお宅にうかがい、枕経を上げさせていただいた。
つい先週まで元気でおられたので、まるで普通に眠っていらっしゃるようであった。
人間の寿命は誰にもわからない。
元気で最近まで家で普通に暮らして、いられたことを感謝するよりないのかもしれない。
合掌



このところ、気温がぐっと下がっており、ちょっとしたことで体調が悪くなったりすることがあるので、気を付けなければいけませんね。



お茶飲みをするように置いた移動式テーブルは、今年はそれほど活躍することがないまま、10月になろうとしている。



来週あたり、いも煮会をするとき、また使うことになるかな。
来年は、使い方や場所を考えてもっと活用できるようになればいいなぁ。









2011.09.28:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

カロリー

  • カロリー
工学部のOBでもあるIくんに、「学食に入ってみたいなぁ」と言って一緒に昼食へ。

息子みたいな年齢の彼は、子どもの頃からなんだかいろんな縁があって、この日みたいに思わぬところで会ったりする。
初めての学食に入って、なんだか嬉しくなって、ちょっと食べ過ぎかな?!

それでも410円(^^
おっ、カロリーが、1000を越えてる!
塩分と食物の色の割合が出てる。
「ほほうっ…」とうなりつつ美味しく完食。



なかなか大学の構内にはいることがないので、物珍しそうにきょろきょろと見てしまった。
それから、カフェ吾妻へ。



一般の人も利用できるカフェ。
なんだか、今まで敷居が高いような気がして、構内にはなかなか入れなかったのだが、また来てみたくなった。

一服して、再びゆっくり散歩をして車に戻り、帰宅。

せっかく歩いたのに、その消費カロリーより、食べてしまったかな^^。

相方㋗の体重と、あわせて自分の体重も管理しなければならぬ。
㋗はともかく、半世紀たった自分の身体は、簡単に体重が減らない。
無理して運動をすると、足腰の故障や痛みが出るという、情けないことになってきているのだ。


秋晴れが続いている。
26日の夕方は夕焼け空。

もうしばらくは好天が続いてほしい。

9月ももう残り少なくなってきた。
2011.09.28:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]