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ちゃんとちゃんと

  • ちゃんとちゃんと
11月2日(水)、秋晴れ。
あれあれ~ていうぐらい天気がよくて、気温上昇。

朝食後、簗沢地区の奥の方の集落へ。
昨年3月以来、空家になっていた家屋を解体することになったお宅のご祈祷のお勤めにうかがった。

萱屋根の風格ある家であったが、昨冬の雪でそうとう傷んでしまい、見かけ以上に家の中は荒れていた。
人が住まないと、荒廃が進むものだ。
最後に住まれていた方とそのご姉妹などと一緒にご祈祷し、ご先祖様から長年この地に住んでいたことを、この地に感謝し、元の平地に返す(帰す)という意味での祈りである。

ダムの下方のこの集落は、わずか3軒になる。



家を出発すると間もなく、ガソリンの量を示す表示にランプがついていた。
「まぁなんとかなるだろう」と思っていたのだけれど、ご祈祷を終えて車を出発させると、なんだかまた少なくなっているような気がして、できるだけエコな運転を心掛ける。
GSは市街地まで行かないとないのだ。

それでも、門東町の友人が経営するスタンドには余裕で到着。

窓から、店をやめてしまった家屋の軒に今年も干し柿が釣るしてある。
その向こう側に、シティホテルが見えて、なんだか面白い。


帰宅しお弁当。
「ご飯、昆布佃煮(ゴマ入り)、蒸かしサツマイモ(シナモン粉がけ)、紅大根酢、もやしとホウレン草のおひたし、煮鮫」

ごっつぉさま^^

そしてすぐに三沢コミセンに向かい、民生委員の定例会(月例会)。
田沢と三沢地区の民生委員によって、三沢地区の民生委員協議会を構成している。
毎月、少なくても一回は集まって情報交換や協議や連絡を行っている。

昨年12月から委嘱を受けてから、いろんな研修を受けたりしているのだが、この地区の協議会の定例会が実際的でありがたいのである。

今日は、会議を早めに終えて、新しく建った三沢東部小学校体育館を見学させてもらうことになった。



数年前に、耐震強度不足がわかり、使用不可そしてようやく新築がなったのだ。

あ、民生委員というのは児童委員という職務も兼ねており、子どもの問題などについても相談等をうける役割があるんですよ。



校長先生にご案内いただきました。
とてもフレンドリーな先生です。
子どもたちも、すごく挨拶がよかった。

そして、素晴らしい体育館です。
まだ、外側の工事が終えていないが、出来次第、社会体育施設として地域でも使用できるよになるとのこと。

現在、田沢の三沢西部小学校体育館が耐震補強工事に入るため使用できず、こちらに来て体育の授業をさせてもらっているとのこと。
田沢の子どもたち、羨ましがっているだろうなぁ。



地域に小学校がちゃんとあるということ。
これはけっこう大事なことだと思っている。
整備されていくことはいいことだ。
そう思います。

しかし、どこの地域でも、子どもが少なくなっていることも事実。
私たちは、これからちゃんといろんな問題に向き合わなければならないんだろうね。






2011.11.03:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

秋の陽射しの中で

  • 秋の陽射しの中で
11月1日(火)、晴れ。
気温上昇。
周囲の人たちの雪囲い作業が進んでおり、ちょっぴり気が揉めてきた。

さて、午前中はお葬式に参列。
昔から大荒沢のお不動さまを信じお参りを続けてこられた方だ。
長いこと商店を続けられていたのだが、今年はあまり店が開いていないので、気がかりであった。
以前から、御まつりのポスターをお願いしたり、細やかな心遣いをいただいていたので、住職に代わって参列させていただいた。

浄土宗のお寺が菩提寺で、私の母親の実家と同じであった。
一般参列にもかかわらず、式中にわざわざ礼を尽くしてくださって恐縮してしまった。



陽当たりの良い場所で、老猫のトッコがのホヨ~ンとしている。
なんとなく気分がよいのだろうか。
トッコは、右上の牙が抜けてしまってから迫力ない。
人とおんなじで、歯が弱ると精気が抜けちゃうのかもしれないなぁ(^^;


昼食後、近所のお宅にうかがい伐木のためのご祈祷のお勤め。

屋敷の樹(に限らないけど)には命もそうだし、何かしらの思いというものもあるような気がする。
祟り云々ではなく、人間の都合で植え、またその都合で切らなければならない時には、目に見えないもの樹の命に頭を下げる必要があると感じるのだ。

そのお宅の奥さんは、雪囲いがたいへんになってきて、手入れもできなくなったため切りたいのだがどうも気持ちがよくないのでご祈祷してから伐ってもらいたいということだった。


動物のように感情や動きなどで表現できない樹木や植物にも命(魂)があるという感性は、大昔から日本人に育まれてきたものだろうと思う。
そうして、多くの植物たちの恩恵に浴し、感謝し再生を願ってきたものだろう。


1日のお弁当。^^

「ご飯、小魚と小海老のふりかけ、梅干し、煮鮫、玉子焼き(小海老入り)、いんげんと白マイタケの天ぷら、キャベツと青菜のおひたし」

感謝していただきます^_^

2011.11.02:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

(104)『路上探険隊 奥の細道をゆく』

  • (104)『路上探険隊 奥の細道をゆく』
路上観察学会:編(赤瀬川原平、藤森照信、南伸坊、林丈二、松田哲夫、谷口英久) JICC出版局 1991年

2011.11.02:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

芸術の秋 ?!

  • 芸術の秋 ?!
10月31日(月)、雨のち曇り、午後から時々晴れ。

いよいよ月末。
今日は出かけるお勤めはなく、ややのんびりと過ごす。

ただし、相方の定期検診で出かけた。
昼前に電話をかけてよこし、今日の画像が私の顔の輪郭そっくりなのでかなりウケるなぁということだった。
間もなく写真を持って帰って来て見せてもらったら、まぁそう言われればそのような気もするけど、うれしいようななんとも複雑な感じではある^^;
とりあえず、チビちゃんは元気で育っているようなので、安心した。


昼過ぎに、伝国の杜へ。
駐車場にあるナナカマドが真っ赤な実をたわわにつけていた。

洛中洛外図屏風(国宝上杉本などなど)の展示が11月6日までなので、今日しかないなぁと行った。
本物に出会える機会はなかなかないものだ。
見ることができてうれしい。

それから、ギャラリー「パセオ」へ。
「梓工房」の中村さんご夫婦の二人展がこの日までだったのだ。
木工家具職人で作家である旦那さんと、機織りと染色の作家である奥さんの作品。
中村さんには、以前、木工の講座の講師をお願いしていた縁があり、何度も工房にお邪魔をしている。

中村さんが作るダイニングテーブルを「いつか自宅のダイニングで使ってみたい」というのが夢なのだ。
けれど、いまだ目の保養である。
奥さんに、「(夫の)体力があるうちにお願いします^^」と言われるので、
私は「(自分の)体力があるうちにお願いしたいと思ってます^^;」と応えた。



夕刻近く、長井市へ。
天気がよい日でも、午後4時半を回ると薄暗くなってくる。
陽が短くなってきたなぁ(--。



相方の実家へ行き、カラーボックスをもらってきた。
そのついでに?!、姪子ちゃんのミニリサイタルを聴かせてもらってきた。
姉妹ともどんどん成長しているのがわかる。
子どもってすごいなぁ。

美術と歴史、工芸と文化、それに音楽?!と、なんて芸術に浸ることができる優雅な日だったんだろう(^^

それにいろんな人と出会ってよく話した。
こんな日もあっていいかもね。


2011.11.01:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

ちょっと寒いですが…

  • ちょっと寒いですが…
10月30日(日)、曇り時々小雨、寒し。

日曜日、相変わらずあちらこちらでイベントがあります。
前日のようなスカッ晴ならいいんですが、ちょっとやきもきさせる天気になりました。

田沢コミセンで催される、わが田沢地区の文化祭の実行委員になっているので、行かなければならないんけど、朝食後すぐに檀家さんの五七日のご供養のお勤めに。

だんだんとお宅の皆さんと話ができる時間ができてきた。

父上が急に亡くなられて、とにもかくにも葬儀を終えなくてはならなくて、その後も目の前のことを一つづつ片づけて行くのが精いっぱいであったのだと思う。
今、様子を見ていると、だんだんと余裕が生まれていることが感じられる。

親族の方々も身体の力がちょうどよく抜けている感が伝わってきている。

方に力が入り、身体がこわばっていると、心もそんな風になってしまうのだと思う。


帰宅して一息ついてから田沢地区文化祭「木魂祭」会場へ。

「もったないない屋」というリサイクルというか、おすそ分けコーナーの担当になっているので、そこへ。
ここは、顔なじみの人たちが揃っているので気が楽。

最初、石窯のピザ担当ということだったのだが、準備に全く参加できない上に遅刻することが確実だったので、勘弁してもらいこちらへ。

寒さのせいか、人ではイマイチという感がある。
しかし、スタッフが楽しんでやっている雰囲気もあり、よかったと思う。

一昨年までは、ここの中で段取りからいろんなことを私がやっていたと思うと感慨深い。
ちょっと引いた眼で観てみると、いろいろと気付くことがあるものだ。
同時に、一抹の寂しさも感じると言うのが正直なところだ。




館内の展示は、趣味で楽しんでいるなぁと思うものから、職人さんの値段が付けられるような本格的なものまでいろいろ。

午後2時には閉会し、3時に片づけを終了した。



いそいで、市内の「Kinari-brot & co.」で催されている、「楽市」へ。
こちらは、店舗の中で仲間が物販を行う催し。
これはこれで、小規模なんだけれど、回を重ねて常連さんが通い、口コミでだんだんと輪が広がっているように思う。

ひとしきり話して、面白い!とかいい!と思うものを購入し、次のお客さんたちがやってきたので、入れ替わりというような感じだ。

催し物といってもいろんなスタイルがある。


地区の文化祭などは、横の連携をするようになると、面白いことができるんじゃないかなぁと思ったりしている。






2011.10.31:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]