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歳末に

  • 歳末に
12月12日(月)、曇りのち小雨 一日降ったりやんだり

昨夜は、伊佐沢の「よっちゃん堂」さんに誘われて、蔵高宿へ。
新居のリフォーム完成祝い!
の予定がちょっと施工が遅れてしまい、急きょ忘年会と誕生会になった^^; のだそうです。

彼の仲間が大勢でにぎやか。
農業や料理人、もの作りのフリーランスの人がほとんどなので、持ち込まれた食べ物が美味いこと^^
それに、蔵高宿の新蕎麦も出されて、これも最高でした。

お酒を飲みたいとこでしたが、ここはグッと我慢して帰宅。


今日は午前中から、長井市のタスで新任民生委員の研修会。



連日の長井市行きです。
置賜地区の、3年以内の民生委員児童委員を対象にした研修会として開催されたものです。

講話、事例発表、ビデオ研修と午前10時半から午後3時過ぎまでの研修。


辞令をもらってからまる一年。
なにをどうしてよいか、よくわからぬまま過ぎてしまった。
父親が長年務めてきたこととはいえ、実際には何もわかっていないことが解った。

今日の研修は、講話をはじめ、全て事例を示してもらった内容だったので、ありがたい研修であった。



お昼はお弁当をいただき、食後はちょいと睡魔に襲われたものの、なんとか終了。

民生委員の実際の取り組みがわかってよかったものの、その逆に、そこまでやらなければならないんだろうか?
どこまで求められ、どこまで応えなくてはならない役目なのだろうかという思いも残る。

困っている人に手を差し伸べるという、いわば当たり前のことではあるのだろうけれど、簡単なことではないとこの頃感じている。

2011.12.12:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

(117)『福島に生きる』

  • (117)『福島に生きる』
(玄侑宗久:著  双葉新書 2011年12月)
2011.12.12:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

生きる

  • 生きる
12月11日(日)、晴れのち曇り 夕方に雨。

お隣の家のイルミネーションが少しづつ増えている。
毎年恒例で、今年はどんなふうになるのか楽しみ。


お昼から、桑山の敬愛するZ師のお寺の檀家さまの葬儀があり、伴僧のお勤め。
近親者による葬儀で、こじんまりとしたセレモニーホールでの葬儀・告別式。
九十歳を越えた方の葬儀ということもあるのだけれど、葬儀の形は少しづつ変わってきている。

セレモニーホールで、故人の生前の姿をしのぶ多様なサービスを受けることができるような葬儀がある一方で、とてもシンプルに近親者で必要以上の演出もいらないという葬儀も増えている。
両極化して、やがてこれからは…というところにあるのではないだろうか。

また、既存の仏教(宗教)の儀式を排したカタチを選択する人も増えているという。
もちろん、本来は強制的なものでは決してないはずで、選択は自由である。

死という、人が誰でもが避けて通れない、必ず来るものです(少なくても今は)。けれども、誰もそれがどういうものなのかわからないし(苦しい・恐怖・不安など)、それが普通はいつ来るかわからないものでもあります。

自分が必ず到ることだから、だからこそ、丁寧に弔うという心が自然に生まれ、生きているということをちゃんと意識する儀式が必要だったのではないだろうかと思う。

基本にあるものは変わらないと思うのだけれど、世の中の状況に合わせてその儀式のカタチは少しづつ変化していくのかもしれない。


2011.12.12:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

満月の夜に

  • 満月の夜に
満月です。
実際には、もっとでっかく、もっとオレンジに見えていたはずなのですが、写真に撮ってみるとイメージ通りにならないものですね。

この後すぐ、雲に包まれてしまい、はっきり見えなくなってしまいました。

テレビで、皆既月食画像をみてます^^;





今日もお昼に餅をご馳走になることになったため、お弁当は父親が食べることになった^^; (朝、ちゃんと言わなかったので…)

「ご飯、鮭と海苔のふりかけ、小魚とクルミの佃煮、蕗と舞茸の油炒め、ブロッコリー(マヨ添え)、玉子焼き、蒸かしサツマイモ」
美味そうだったなぁ



午後に帰宅すると、すぐに、兼務している簗沢地区のお寺の檀家さんから連絡があり、一息ついてすぐ枕経をあげにお宅にうかがった。
一昨日まで、元気に家族とご飯を食べていらっしゃった91歳のお婆ちゃんが、昨日の夕方急に体調を崩されされ入院し、今日のお昼にお亡くなりになったとのこと。
まるで眠っているような安らかな顔で逝かれたようだ。
それだけは救いである。

いっぺんに寒くなったせいだろうか、体調を崩している人が多い。
身体を温めて、ゆっくりと休みたいものです。

おやすみなさい。



2011.12.11:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

一区切り

  • 一区切り
12月10日(土)、晴れ。

昨夜のうちに雪は上がったようで、思ったより積っていなかったので、ほっとした。

相方の㋗は、食事をする時、だいぶお腹が圧迫してきて、なかなかげっぷが出にくくなってきたらしい。
少し食べると、つらくなるので、背中をトントンと軽く叩くとげっぷが出やすくなる。
それで、夕食の時もそのようにしていたら、向かい側に座っていた母親が「げっぷ」となって、大笑い。
真剣に見ていたら、すっかりその気になってしまったらしい(^^


川西町の玉庭で売り出している「むくり鮒」。
しょりしょりとした食感がよい、この季節ならではの特産物なのだ。
お酒が美味くなりました。



さて、家の前を通る市道は除雪車が来たようです。
朝は、かんじていたので、サラサラした雪で、10㎝ぐらいだったでしょうか。



今日の午前中は、米沢市内のお宅でお棚様のお祭り。
お棚様は、置賜地方独特の庶民信仰として受け継がれてきた神様です。
果樹農家のお宅で、一年の仕事のきりがついたところで、毎年、師走のこの時期にお祭りをなさいます。
お祖父さん夫婦と息子さん夫婦、孫さんも全員そろっての祭礼で、本当に一年間ご苦労様と言うことでお参りをいたします。

そして、今日も餅をご馳走になり、帰ってきたのでした。

果樹農家の一年、雪の中で枝を切り、雪にやられないように掘ることから収穫までの約10~11ヶ月。
そして、一息ついて、また年が明けるとその繰り返しになります。

天候などの自然条件に合わせて対応し、世の中の動きによって値段が左右されながら、なんとか一年暮らすことができる。
そういった安ど感や、心配や、悩みやら様々なことがありながら、一年を終える気持ちが伝わってくる。
2011.12.10:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]