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めったにない

  • めったにない
2月8日(水) 雪、時々曇りや晴れ  夕方から小雪

また寒波が来るらしいが、思ったほど天気は荒れていない。
この日も、檀家さんの葬儀が執り行われる。

毎月お参りに行っている大荒沢は、延期。
お堂の屋根の雪が落ちたかどうか、確認しなければならないのだが…。


それにしても、同じ町内の同じ隣組の方が同じ日にお亡くなりになり、二日続けてお葬式のお葬式である。
田沢に戻り、お寺のお勤めを始めてから25年以上になったのだが、初めての経験である。
めったにないことだ。

隣組の方も「記憶にない」ということだった。
しかし、助け合いながら、たいへん繋がりがあって、いい隣り組関係を築いている方々のようであった。


合間をみて、隣の集落の一人暮らしのお宅を訪問。
1月末からの大雪で、家の軒が壊れてしまったとのことで、その後のことが心配していたのだ。

どうやら、吹雪のため軒にできた大きなダシ(雪庇)がかかって、その重さに耐えられなくなって壊れたようだった。
昨日の雨で重くなった雪が心配だったが、近日中に雪下ろしをする手配がついたとのことだったので一安心。

お寺の屋根のあちこち心配な箇所が出てきている。
時間を気にしながら、とりあえず優先順位を決めて、危ないとこから対処している。

もうそろそろ、雪降り終わんないかなぁ。
2012.02.10:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

宿命

  • 宿命
2月7日(火) 雨

寒気がゆるみ、夜中から雨音がして、屋根からザザッーと雪がこけていく音が朝方まで続く。
とても久しぶりの雨だ。
軒にくっついた雪が沈んでくだろうなぁ、今まで落ちなかったとこもこけてくなぁと、ぼんやりとしながら起きた。

窓から外を見ると、道路のザケ雪(方言?:ザクザクした雪のこと)を、除雪車が掃いた後の山が道端にできている。
夜中からたっぷりと雨を吸った雪は、前日までの凍った分厚い(最も厚いところで約30㎝)氷と雪の層を融かし、かき氷のようになってしまい、車の運転はたいへん。

こういう日は、街の横丁に入って行ったらたいへんなことになる。
お寺の境内と駐車場も同様。

まずこの雪を片づけることから一日が始まる。
この日は、なにしろ、いろいろあって慌ただしい。

午後に檀家さんの葬儀が執り行われ、午前中に火葬があるのだ。


そして、この日は、一日に生まれた子どもが、母子ともに順調で退院の日。
お寺ゆえ、こういうこともあり得るのだけれど、それにしてもびたっと当たってしまった。

午前中に退院の手続きを終えて、義父母の助けを得て赤ちゃんは初めて外界の空気を吸ってわが家へ。
医院のスタッフの皆さんに見送られて、陶子(とうこ)はわが家の祖父母に家に招き入れられた。
何か感じているのだろうか。
お腹がいっぱいのせいか、車で移動中もすやすやと眠っていた。


わずか、2時間の滞在で、実家へ。
私も慌ただしく出かけなければならなくて…。
なんだか、すげない気持ちなのだけれどね。


子どもにはかわいそうだけど、きっと自分の親もこういう気持ちを味わってきたに違いない。
ものごころついてから、子どもの私は、お寺ゆえの不便や残念と思うことはあっても、それを不幸だと思ったことはないなぁ。

我が子も、たくましく育つのだぞ!と願うのだ。





2012.02.09:dentakuji:コメント(2):[なあまず日記]

寒気が緩む

  • 寒気が緩む
2月6日(月) 晴れ時々曇り のちに小雨

冬型がゆるんで、天気もまずまず。
昨日のあれこれがあるものの、なんとか身体は動いてくれる。

午前中に雪を少々片づけてからお昼前に山形市へ向かう。

「やまがた草木塔ネットワーク」の運営委員会が山形大学の小白川キャンパス内で開かれるので出席。
2月に入ってから、山形市内としては大雪が降り、たいへんなようである。



山大のキャンパス内にもまだ雪が見える。

やはり、もともとそれほどの雪が降らない市内に、このたびは積雪が1m近くになったということで、幹線道路もそうだけど、脇道の除雪がわるくて車も歩行者もたいへんそうだ。

あちこちで渋滞が起きている。



道路わきや中央に雪がたまり、左右の店舗に入るに入れないとこが多い。
この度の雪は、米沢よりも山形市とか長井市などがすごかったのだなぁ。



『ほんきこ。』を置いていただいている「紙月書房」(山形文翔館裏側)に行ったら、残念なことに閉店中。
見れば、2月9日から営業再開と書いてあったから一安心。

次回来た時に、配本させてもらおう。
2012.02.09:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

向き合うこと

  • 向き合うこと
2月5日(日) 晴れ
前夜からの雪が積もって除雪。

朝からトラブル発生!
お寺の境内にある松の木に積もった雪の重みで、気が傾いでしまっている(@@
「たいへん!!!」
近所の方に声をかけて、何か知恵はないものかと考えたのだが、結局、高所作業車で落としてもらうことに。

それで、1時間ほど檀用で出かけて帰って来た。



きれいになって、松も元に戻っていた。
安心^^

家に戻り尋ねると、家によって業者さんが来て「雪落ちているよ」と言われたそうなのだ。

ええええぇぇぇ… (@@;
誰にも、誰の車にも当たらなくて良かった(・_・:
いやぁ、考えれば考えるほど、恐ろしい話であった。
なんとかしなければならない。
今回は守られた、けど、次はそうはいかないかもしれぬ。


天候のせいなのだろうか、檀家さんの二人が亡くなられた。
早朝に、昼過ぎにそれぞれ知らせがありご供養させていただいた(合掌)


その間に法事のお勤めをし、お寺の除雪をし、携帯電話を買い替えた。
わけのわからぬほど目まぐるしい一日であった。
こんな日は、とにかく目の前にあることにちゃんと向き合っていくより方法などないようである。

日曜日は終えた。



2012.02.06:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

得ること…

  • 得ること…
2月4日(土) 雪時々くもり

前夜も母子ともに順調。
毎日、毎日変わってゆくのだなぁ。

ちっちゃい手やや足が、寝息が、愛おしい。



2月に入ってからの雪で、ちょっこらたいへん。



本堂の軒より、下の雪の方が高いぐらいになった。
軒にくっ付いて落ちないので、屋根に登って雪を下ろした。






前夜の画像。
上の写真の前方にある雪山は、山ではなく建物(^^;
今まで見たこともないほど大きな雪庇ができて、すっぽりと雪で埋まってしまった。

屋根に登って、夜の雪下ろしだ。
けっこう危ないんだけれど、登ったらなんだか幻想的で、ちょっこら眺めていた。


得るものがあると失くしてしまう、ということがあるんだろうか。
三日の夕方から携帯電話が行方不明になってしまった(--;




そして、この夜には、医院でお祝いの夕食に招かれた。

産院ならではの心遣いなのだろう。
久しぶりに、夫婦で会食をしたという感じである。



2012.02.06:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]