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(148)『食の達人たち』

  • (148)『食の達人たち』
フードストーリー

野地秩嘉:著 (小学館文庫 2010年12月)
2012.06.05:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

空気のお祭り

  • 空気のお祭り
6月3日(日) 晴れ のち曇り 夕刻に雨(が、降ったらしい)

田沢地区の大運動会(第52回目)がある日曜日、なのですが、今回はお休みをさせていただき(町内の皆さんゴメンナサイ)、朝日町の空気神社へ。

今まで近くまで行っていながら、神社へは初めてである。

6月5日が空気の日(らしい^^;)にちなんで、その日に近い土・日曜日にお祭りが催されるとのこと。
今年は2日(土)・3日(日)。

わが家から車でスタートして、1時間ちょっとで山道を登り切った朝日自然観に到着。

10時に行事(イベント)スタートということで、もうすでに駐車場はいっぱいになっており、福島県など近県のナンバー車も目立っている。





林の中の緩やかな木道を歩くことしばし。
鮮やかな緑のなかに開けた場所があり、ステンレスでできた舞台の周りには、すでに多くの見物者というか参拝者?!がいっぱいになっている。
その中で、巫女姿の地元の小学生(と、司会役の人が言っていた)の皆さんが、これも地元の雅楽保存会の演奏に合わせて舞いを披露していた。

舞台の周囲にぐるりとカメラを構えた人が並んでいるためよく見えないのだが、このお天気と緑とよい空気の中で、気分の良いものである。



舞いと雅楽の演奏、周囲ではお土産?!お守りのようなものも売っている。

舞台の下にお宮があり、2・3日と5日だけ参拝することができるそうで、一つだけかかっている梯子段を下りて行く人の列ができている。
ある程度の人数しか入れないこと、舞いや雅楽の披露が時間をおいて行われ、その間は登り降りできないため、行列ができて、なかなか入ることができない。


ゆっくりと登って来た道を戻る。
駐車場近くの広場には、地元の産品を売るテントなどが立てられており賑わっていた。







自然観のやや下にある、白倉の展望台で下界を眺める。
看板に「信仰の里」とある。
なぜなのかよくわからぬ。後で調べることにしよう。
この場所はとても落ち着く。地域で造った展望台のようなのだが、どうなのだろう。



さらにふもとに降りてきて、蜜蝋を造っている安藤さんの工房&お店に立ち寄る。
ドームハウスがある頃以来なので、もう十数年ぶりになるだろうか。

代わる代わるお客様が立ち寄る。

建物はかわっても(新しくなった^^;)こうして続けていること、素敵だなぁ。


時間は、もうすでにお昼の時間を過ぎてしまっていた。
2012.06.04:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

早いですなぁ

  • 早いですなぁ
6月2日(土) 晴れ ぐんぐん気温上昇し、夏日。

大荒沢不動尊のお祭りの準備のため、有志の皆様に集まって戴いて早朝作業をしていただいた。

「午前5時から」
エッ、ご5時ですか?!(@_@;
地域の年配の皆様は相変わらず朝が早く、私の5時半からという申し出よりもさらに早い作業開始となった。



5時からというと、皆様4時45分頃にはやって来るのだよ(^^;
4時ちょい前に辛うじて眼をさまし、起きて支度をして4時50分に到着すると、車が既に7~8台到着してた(×_×;
どんだけ早いんだろう。
20人も集まっていただいた。

雪囲いの骨組みを片づけ、お堂横の参拝者用の建屋を組み立て、境内地の掃除を行って、7時前には解散。

さらに堂内の片付けと朝の勤行してから帰路に着く。





冬のあの雪が、まるで嘘のようだ。
新緑の遥かかなたの嶺に雪が見えるだけになった。
この国というか地域の四季の移り変わりに驚き、感動する。






帰宅後は朝食をとるとすぐに、市内の文化施設で行われる、市の公益事業の補助金に関わるプレゼント審査の会議に出席。
2団体だけの参加であったが、たいへん内容があり熱い思いを感じさせるプレゼンに感心しつつ、午前を終えた。

その後、帰宅してから檀家さんのお葬式のため、セレモニーホールへ。
お亡くなりになった方は、30年ほど前まで、お寺の2軒となりに住んでらした。
引っ越されてからも往き来はあったものの、ここ数年は顔を合わせる機会がなかった。
あらためて、いろんな思い出がよみがえってきた。
滞りなく葬儀を終えることができた 合掌。


18時前に帰宅。
まだ外は明るいが、さすがに早朝から4時前から起きているので、本日はここまで。




2012.06.03:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

衣更え

  • 衣更え
6月1日(金) 晴れ 朝は寒く感じるものの、お昼は気温上昇。
朝晩ともに陽が延びて、いやぁ好きな季節だなぁ。

昨日のわが家の大(?)イベントが終わったせいか、今朝は全員起きるのもなんとなくゆっくり。

相方は、「えっ、もう6月!もう半分終わった?!」
って、おいおい、何を寝ぼけているのだ、と言いたいとこだけど、勤めがない毎日というのは意外とそんなもので、自分も勤め人をやめたあとは、なん曜日なのかをススッと出てこなかったりしていたものなぁ。


というわけで?お昼から玉庭の人里離れた(失礼^^;)山に住んでらっしゃるHさんのお宅に、家族3人でお邪魔した。
町道から未舗装の道路に入ると道端の木立に藤の花が咲き揃って見事である。
しかもその花の色が濃くて、なかなか品の良いものなの。

特にトップの画像の木には、根元から藤の蔓がきれいな螺旋状に巻いて登っているため、いい塩梅な具合に咲いている。
巻かれている樹木には気の毒なのだが、しばらく頑張ってもらおうかなぁ。




Hさんの家の前からは、遥かかなたに連なる山々が見え、周囲はさほど大きくない雑木林が眺められる。
天空の城に居るような気分になる。
いろいろと、話しをお聞きして、いろんな創造力(妄想力)が刺激されて帰宅。
楽しかった。
Hさんまたお邪魔をさせてくださいませ^^



今日から衣替えなのだけれど、「あれ、6月だっけ?!」って言っているくらいだから、もちろんまだで、ボチボチとすることになりそう。
私は、文字通り衣更えで、法衣や外出用の改良衣などは絽や紗(風のもの)に変わる。

まだ、寒かったり暑かったたりするから、普段は半袖でも、脱いだり着たりまめにしないとね。


娘のチビ姫は、お尻のところにプリントのある服に^^
これは、抱っこしたときや這い這いをした時に可愛いところが見えるようにという、成長過程を意識した装飾なのだろうね。
これもまた。一種の衣替えかもしれんね。
2012.06.01:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

お食い初め

  • お食い初め
5月31日(木) 晴れ

娘が生まれてほぼ120日。
好い日を選んで「お食い初め」を行った。

私はその記憶はもちろんなく、経験もないので、どんなことなんだろう?ぐらいな気持ちでいた。
けれど、私の父親の思い入れが強く、お仲人さんと相方の両親を招いての儀式となった。

まだ、食べられるわけではないので、お膳のお料理は食べる真似だけで、相方が作った10倍粥を口に含ませた。
その役割は、当家のいちばんの年長者ということで、父親が行った。





不思議で、なんとも面白い行事なのだ。
けれど、子どもの成長を喜び、これからちゃんと生きて行けるようにという願いが込められてきた、人生の儀式なのだろうと思う。

様々な人に支えられながら人は育って生きて行く、そういうことも、改めて認識する場でもあるのだろう。




お祝い事が始まる30分前に、檀家さまからご家族がお亡くなりになったという連絡があった。
じつは、朝からそのようなことがありそうな気がしていた。
私の母も、かつて近所に住んでおられたその方の夢を見たと言っていて、私も同じようなことを朝方感じていたからだ。

そんなことはあるまい・・・と思われるかもしれないけど、これは不思議なことで、電話があったと聞いた時、「やっぱりそうか」という思いがしてならなかった。

生まれ育つ命があれば、この世の生を終える人もある。
これはしかたのないことなのだ。

お昼過ぎにご供養にうかがって、檀家さまとそんなお話をした。

子どもが、おかげさまですくすくと育っていること、じつにありがたいことなのだなぁ。

2012.06.01:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]