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まる28年

  • まる28年
7月18日(水) 曇り、時々晴れ

今日も蒸し暑い一日。
降りそうで降らない、たま~にポツリポツリ。


午前中にご供養が一件あり、米沢市内の住宅地に出向いた。

昭和59年の今日が命日。
以後、毎年ほとんど欠かさずに、奥さまから祥月命日に供養の依頼があり、伺っている。

まるっと28年になった。
暑い夏だったと記憶している。

私が、本山から5月に帰ってきた年だ。
帰って来て、二回目か三回目か?!のご葬儀だった。
そして、その二週間後の8月1日、私の伯父が亡くなり、埼玉まで葬儀を執り行うために行った。

そのあたりのことが、ダブって今でもいろんなことが思い浮かんでくる。

今日のご供養には、奥さまと二人の娘さん夫婦、娘さんの義母が参列された。
それぞれみんな同じように歳をとったのかもしれぬが、それぞれ思い出を語り大笑いできるようになった。
一人になれば、寂しい思いも募るかもしれぬが、欠けることなく顔を合わせて話して笑える、これはとても大事なことのように感じる。

これから何年こうして集まることができるかなど、誰も判らぬこと。
だからこそ大切な時間なのだ。




子は、本日も蚊帳の中でお昼寝(夕寝?!)で爆睡中。
このかんに、両親に見てもらって裏の畑へ。

裏山にここのところ居続けている猿対策に、網をベタがけしてみることに。
ちょっと、長さが足りなかったので、防虫ネットの余ったのを併用して掛けてみた。
一枚 1,200円程度の網とはいえ、趣味の家庭菜園としては大きな出費だ。




どうも、畑の脇の肥え塚にしているところに捨てている物も漁って食べられているようである。
タヌキだけの仕業ではないようで、もしかしたらサルを呼び寄せる原因になっている可能性もあるので、明日またそちらの方も対策をとらねば。




夜は、田沢コミセンにて、草木塔の会の会議。
コミセンは、夏まつりの実行委員会ともう一つの会議とで、珍しく満館状態。
おかげで、私たちは冷房の付いている二階和室での会議となり、快適なのでありました(ホールや他の会議室には冷房がない)。

「草木塔との語らい」の最終打ち合わせ。
開催まであと三日になった。
2012.07.19:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

梅雨明け近し?!

  • 梅雨明け近し?!
7月17日(火) 曇り時々雨

昨日の頭がクラクラするような暑さは収まったものの、あいかわらず蒸し暑い。
廊下の窓際で風が通っていると、なんとなく気持ち良さげである。
網戸、あちこち張り替えなくちゃいけないなぁ。



こちら市民農園の秘伝豆。
順調に生育中。
山はそう遠くないのだけれど、今のところサルの被害は心配ないらしい。


わが家の方は、ここ数日猿の無法地帯のようになっている。
というか、どうも裏山に留まっているようだ。
人の気配がないと、すぐに出てきてあちらこちらの畑で、作物を食い荒らしている。



毎日のようにジャガイモを引っこじっていくので、とりあえず、折れていないものはそのまままた埋めておく。
なんだか残念だけれど、そうしないとまた別のとこを掘るので、網を張るまでのごまかしである(--〆


さて、早朝からのご祈祷が、なんとダブってしまうという事態に(@_@;
幸い、住職の体調が良かったので行ってもらって事なきを得た。
それぞれの思い込みとか、確認を怠るとか、ミスが出るのはコミュニケーションの不足。
反省である。




用があって田沢コミセンと小学校へ。
校庭に建てられている草木塔が折れてしまったとのこと。
これは、緑の少年団の活動に対して表彰を受けた年に、市民の方から寄贈され建立したもの。

相談をしながら、の対応になる。
雪が多いこの地域にあっては、建立場所によってはこういうことも起こりうる。
建立した人の想いを汲んで、撤去から移転・再建という方法が良いのではないかと思う。


関東地方は梅雨明けしたらしい。
こちらは、いつになるのだろう。


2012.07.18:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

真夏日

  • 真夏日
7月16日(月) 海の日で祝日

晴れ、気温急上昇し、今年最高気温か。

朝、すぐ近くでサルを追い払う花火の音が「パーン、パーン」と響く。
慌てて、裏の畑に出ていくと、一匹、裏山に逃走していった。

ジャガイモが一本だけ抜けれていた。

隣のばあちゃんら家族が出てきていて、「お寺の駐車場までサル来てて、家の小屋の屋根さも登ってだったんだじ!」と言う。
そりゃぁたいへんだ。

そう思っていたら、道路の向かい側の方から相次いで花火の音。
「あらららら、あっちさ行ったんだな!」

山から遠い、道路の向こう側にはなかなか行かなかったのだが、今年は状況が変わってきたのだろうか。

隣のおじいさんいわく「ヨシハルんとこの(私のこと)ジャガイモは、猿さかせる(食わせる)ように作っていたようなもんだもなぁ。」と半分笑いながらいう。
「んだず。今年はあそこ(山際)しかねくてよぉ」と苦笑いなのである。

何か良い方法はないものか。





お寺では午前中法事があり、20人ほどのお客様。
四十九日の法要をここで営むことを、早くから約束していたのだけれど、急なお葬式が入り、なかなかバタバタとした動きになってしまった。

まぁ、急でないお葬式というのはないのだけれど、他の予定との兼ね合いや、斎場の都合とか友引きであったり、そこらへんの調整がどうも間がよくない時があるものだ。

それぞれ、調整をお願いして、今回は概ね施主の皆さんの希望に沿うカタチで終えることができたのではないかと思っている。皆様に感謝である。




法要を終えてから、会食の会場へ向かい、約30分ほど参加させていただいた。
ここでは、施主の方に時間等について、たいへん配慮をいただいた。

そこから斎場へ。
さらに一端お寺に戻って、準備を終えてからセレモニーホール。

まさに、今年一番の暑さ。
大汗が噴き出る。
セレモニーホールはさすがに冷房が利いており、ありがたいと思う。

15時30分からの告別式という、遅い時間となったものの、隣組の皆さんには快くご協力をいただいた。

18時過ぎに檀払いを終えた。




帰宅し、19時近いのだがまだ蒸し暑く、空も明るい。

空気が夏の匂いである。

扇風機を全開にして涼んだ。

夏である。




2012.07.17:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

合掌

  • 合掌
7月15日(日) 曇り時々雨

はっきりしない、蒸し暑い、いかにも梅雨らしい天気の日曜日。
イベントに関わる人たち、やきもきしているだろうなぁ。
九州の大雨は多くの方が亡くなってたいへんなことになっている。
ここにいると想像もできない。


昨夜遅く電話がかかってきた。
23時半…。
これは、普通の電話であるはずはなく、地区にある家の方がお亡くなりになった、との第一報。

私が赤ちゃんの頃から髪を切ってもらっていたおばちゃんである。
おばちゃんと言っても、すでに九十才近くなっていて、ここ数年は施設に入所されていた。
私にとっては、いくつになっても床屋のオバチャンなのである。

明けて、今朝早く枕行をあげに通夜場に出向いた。
久しぶりに対面したお顔は、昔とあまり変わっていなかった。
60歳の時に脳梗塞に倒れて身体が不もとりになって床屋さんを引退。
それでも、気丈に日常生活を送られるようになっていたものだったが…。

合掌





さて、食卓。
なぜかカニカマずくし(^^;
相方と母親が一品づつ作ってダブったものやら。
まぁいいんですけどね。


日曜日、法事が二件続く。

なんとか時間に間に合うようにお勤めができて、両家に迷惑をかけずに済んだようだ。

そして、お昼に会食に招かれて出席。
この頃は、お店などで会食というケースが多くなった。
本日のご両家もそのようなことであった。



温泉旅館での会食で会ったのだが、その日そこである二軒の宴席の代表者がなんと同姓同名(@_@;
地も全く一緒。
これは、旅館もそうだけど、お互い驚いただろうなぁ。
しかし、特に混乱もなく、宴会場を二つに仕切って催された。
まず、いがったいがった。

こんなことってあるもんなんだなぁ。

とにもかくにも、日曜日はなんとか終了なのであった。

2012.07.16:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

(158)『遲筆堂文庫物語』

  • (158)『遲筆堂文庫物語』
小さな町に大きな図書館と劇場ができるまで

遠藤征広:著 (日外教養選書 1998年6月)
2012.07.16:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]