
今年は、いつもよりも年齢層が高いような感じ(^^;
参加者に食べていただくのは「ばんだい餅」。
実演つきです。
「ばんだい餅」は、昔、山に小屋を掛けて、何人かの組で一週間ほど山にこもって木を伐っていた頃、休みにする時など炊いたご飯を木の切り株の上などでついて、餅状にして、納豆をつけたりお汁に入れて食べたものだそうだ。
お昼に出たのはこれ。

くるみ・胡麻味噌、きな粉の二種類に、漬物と蕗煮で一人前。
山菜汁が付いとります。
昔は、こんなに豪華じゃなかったでしょうね^^;
草木塔祈願祭でお供えしたのもこれと同じです。

そして13時半から、星 寛治さんの講演。
講演だけを聴きに来る人も相当数おり、結局60人ほどの参加者になった。
開始から30分ほど、3.11を境にした価値観の変化や近年の気象以上などについて、氏の静かな語り口ながら現代の抱える問題点などの話題に引き込まれていたときに、なんと、家から(寺から)呼び出しの電話あり。
簗沢のお寺の檀家の方が亡くなられたとのこと。
いろんな意味で残念なのだが、寺に戻り、準備をして出かけた。

葬儀屋さんの通夜場で枕経のご供養をして、檀家さまと相談と打ち合わせを行う。
日程の都合上、23日に火葬と葬儀を営むこととなった。
17時半頃、再び会場に戻ると、講演・総会・交流会と予定通りに無事に進行して終了とのこと。
あとは、会場を片づけ、スタッフで反省会を行って全日程を終えた。
参加いただいた方々や講師を務めてくださった星さん、多くのスタッフの協力があって今年もなし得た事業。
「草木塔のことをもっと知りたい、もっと広く伝えたい」という思いは伝わっただろうか。