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(170) 『富久』

  • (170) 『富久』
志ん生古典落語5 

古今亭志ん生:口演   川戸貞吉、桃原 弘:速記解説
(弘文出版  2002年6月発行)
2012.09.12:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

祈り

  • 祈り
いきなりオカルトチックな画像で、ゴメンナサイ。

7日は、朝から準備をあれやこれや、参拝者の方々の対応をして、ご祈祷の準備をその合間にしていたら、あっと言う間に夜中になってしまいました。

お天気に恵まれました(^^

毎年、「御滝洗い」と呼ばれる雨が降るのですが、今年は一日中晴れで、皆様にお参りいただきました。

午後からは「道の駅田沢 なごみの郷」の皆さんの恒例の出店、そして今年初お目見え、伊佐沢の「よっちゃん堂」さんにも出店いただきました。

おかげさまで、午後から夕暮れて8時頃までポツポツと断続的にこの山の中までお参りに来て下さる方にも、喜んでいただけたのではないでしょうか。




そして午後10時過ぎから、お堂内においでご護摩供祈祷を行い、やがて午後11時過ぎ、漆黒の闇に包まれた境内で柴燈護摩供。
この時間まで残ってくださった方や、この時間に合わせておいでになる方々。
人数は消して多くはないけれども、熱心に参拝くださいました。

果たして、私自身もご本尊のお不動さまとどこまで向き合うことができたのか。
昨年よりも今年、今年よりも来年とより深く強い祈りができるよう願いを込めている。



ご祈祷を終え、随喜の皆様も助法いただいた各師も帰路に就き、今年のお籠りする人は私を含めて3人。
日が改まった午前1時半。
境内にも静寂が訪れ、ようやく眠りについた。

2012.09.11:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

丸ごと味わう

  • 丸ごと味わう
大荒沢のお不動さまの秋季例祭が終わり、翌日の町内の秋祭りも終えて、しばらく続いたお祭りモード(と言っても、ウキウキするあれではなくて、準備などに追われると言うような感じ…)から一気に脱力モード。

さすがに疲労が蓄積してきていたようだ。


さて、画像は我が畑から収穫したキャベツ。
藤倉先生からいただいた苗を育てた(育った^^;)もの。
時間はかかって、大きさも小ぶりではあるが、しっかりと葉が巻いていて瑞々しい。
これも無農薬で、防虫ネットを張って、だいぶ青虫などに食われながらも、翌ここまで成長したものだ。




これは、まだご精進中の6日のことゆえ、美味しくいただかねばならない。

6日、お祭りの前日、朝から荷物運搬に2往復し、終日大荒沢にて準備で終えた。
問題は水である。
参道から山門に入るところに引いている水が出ないのである。

今年の夏の渇水が大きな原因であることは間違いない。
水源であるお堂の裏側から林道をしばし上ったところにある沢に行って確かめ、またその水が分水されている場所に行きバルブなどを確認して、何度も往復した。
結果、その水の配水経路に欠陥があるということに気がついた。


豊富に水がたまってる場合は問題なかったのかもしれないのだが、水源となっている場所が土砂などである程度埋まって、たまる容量が小さくなっていることと渇水があいまって水が届かないと判った。

水は基本的には上から下に流れるもの(当たり前)。
それに反して流すには勢いが必要なのだけど、配水地からの下から上に向かわせるやり方はかなり無理があったのだ。

来年に向けて、水の確保は大きな課題になる。



さて、そんなお祭り前夜、夕食の食卓に着くと、キャベツを丸っと蒸して、胡椒で味付けされてお皿に乗っていた。
豪快だけど、旨味を味わうにはなかなかよい。

旨い旨い。

いよいよ、翌日からお祭りである。
2012.09.10:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

育つ 守る 育てる

  • 育つ 守る 育てる
2月前半生まれの、6~7ヶ月の子の集団検診に行ってきた母娘。
体重は標準になったとかで、見た目にもあの「おっぷくれ」ちゃんから締まってきたようだ。
順調に育っているらしい(^^

お座りもかなり安定してきて、後ろ姿はなかなかペーソスを感じる。

時々眼を離したときに、後ろや前に倒れて「ゴン!」と音を立てて、一呼吸置いてから大泣きというパターンなので、まだ注意が必要。
それでも、ほんとに日一日と成長するものだ。



5日は、大荒沢の不動堂で準備作業。
一昨年までは、大荒沢に住んでいる総代長さんが一手に雑用を引き受けてくださっていたのだけれど、お亡くなりになったため、過疎で集落そのものが無いような状態でもあり、引き継ぐ人がいない。
保存会の方の有志によって大きなところはしていただくようになった。

その他の雑用を、私がやることになった。
昔とはいろんな環境が異なって来ているので、守るべきことは守り、改めることは柔軟に対応する必要がある。

そんなことをあれこれ考えながら、お堂で過ごす。



昼食は長井の麺に、オクラとトマト、キュウリとキャベツを載せ、大根おろしで汁をぶっかけ麺。

キャベツ以外は自分の畑のもの。
昨日、キャベツも収穫したから、今度はわが家の畑づくしができるなぁ(^^




2012.09.06:dentakuji:コメント(2):[なあまず日記]

手をかけて

  • 手をかけて
畑に秋の蒔きものができないでいる。
遅れて育って、ちゃんと生っているものがあるし。

ミニトマト、キャベツ、いんげん、オクラ、地這いキュウリも元気。




4日は、早朝5時から、神原の花壇で終わった花摘みと、草むしりのボランティア。
マリーゴールドが勢い良く咲いている、けれど、終わった花をちゃんと摘んでやらないと見かけが黒っぽいし、早く花が終わってしまう。
これだけの花株数があると、手数がないとぜんぜん進まなくて飽きてしまう。
大勢でやるにかぎる。

5時半の5分前に行ったら、すでに始まって、八谷花壇組はすでに出発していた。
あいかわらず、田沢の皆さんは早い。




お不動さまの秋季例祭を前に、約1週間、食べ物の精進生活。

肉・魚・卵を食べない。
これが、外食や既製品には、何かしら入っており、これを守るには畑から採ってきたものを食べるのが一番間違いがない。

この夜は、いんげんの天ぷら。
いんげんは、ちょうど今盛りを迎えており、手を変え品を変えて調理し、ごっつおになっている。

精進でたいへんなのは、じつは食べる方よりも作る方なんだなぁ。

2012.09.06:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]