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(171)『世界は「使われなかった人生」であふれてる』

  • (171)『世界は「使われなかった人生」であふれてる』
沢木耕太郎:著 (暮しの手帖社 2001年)
2012.09.17:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

お弁当づかい

  • お弁当づかい
ちょいとお出かけなのである(^^;
お弁当づかい。
言いませんか?
お弁当を持って、ピクニック、みたいな感じでしょうか。

「どこに行く?」
車に乗ってから考えます(いつものこと)。
「う~ん、昼寝できるところ!」
というわけで、ちょっぴり遠出して、高畠町の安久津へ。
古墳がたくさんある歴史公園、木陰の下の芝生の上でお弁当を広げます。

離れたところにある、屋根のある場所では、介護施設の方々のいも煮会をしているようです。
のどかです。




うん、外だとよりおいしそうに見えますなぁ。
すると、脇からチビちゃんがトマトケチャップに手を出してきます。
お~、こりゃぁくちばし長いなぁ。
さすがわが娘。
「君は、ミルクだよぉ」と言ってももう、興味津々でありますよ。




青空と、周囲の緑と、あなたがいるとご飯がとても美味しい。
来年の今ごろには、きっと一緒に食べられる。
落ち着いて食べていられないぐらいかもしれないけどな。
2012.09.14:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

とりあえず休息

  • とりあえず休息
火・水曜日を休養日にした。

といっても、一件だけ短い時間の打ち合わせ。
家にいて、携帯電話がつながるのだから、やむをえないこともあるのだ。

それでも、畑ででっかくなりすぎた胡瓜を採り、今が盛りのサヤインゲンを根気よく集めて、白菜を植える準備等をしながら過ごす。
日中はやはり暑いので、昼食後、家の中で昼寝などをしてみたら、昼寝と呼ぶにはあまりにも長い時間寝てしまって、来客で下から呼ばれた時に(二階にいた)、自分が今どこにいるのか・何時頃なのか何だかよくわからないぐらい、ボーっとしてしまった。



畑仕事はリフレッシュに良いと感じる。
これを生業にしているかたには申し訳ないけれど、家で食べるぐらいの野菜を家庭菜園で暇を見て畑に出るだけで、なんだかいいものだ。

そして、それをサラダにして(してもらって^^;)食して、美味い旨い!と
誉められ(おだてられ)ると、なんだか嬉しいではないか。





短い打ち合わせとは、月末に行われるイベントの現場確認と、必要物品のチェック。
なかなか良い場所である。

けれど、これはけっこう準備に手間暇かかりそうな感じで、早目に打ち合わせを行う必要があった。

9月は、自分もそうだけれど、あちらこちらでいろんなイベントが目白押し。
特に、土曜・日曜日はなんだかたいへん。

過ごしやすい気候の良い季節で、美味しい物もいっぱい。
そういう時期なのだろう。
そうだ、いも煮会もやりたいものだなぁ^^

2012.09.14:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

そろそろ休息が必要

  • そろそろ休息が必要
明けて9日(日)、これも毎年恒例、お寺の町内の秋祭り。

早朝5時過ぎ、ようやく夜明けを迎えた時間に、やっと起き出して朝掃除とご祈祷である。

全部で5ヶ所ある鎮守さんのお掃除を隣組ごとに行い、山の天辺に鎮座する虚空蔵様には隣組長さんたちと私が登り、お掃除とご祈祷を執り行う。
これは、かなりきつい山登りである。
時間にすれば15分~20分にすぎないのだが、麓から峯までほぼ直登するので、堪えるのだ。

毎年 春と秋、必ず2回登る私。
昭和59年にお寺に入って以来、その秋祭りから28年、欠かさず登っていることになる。
雷雨などで朝登れない時には、一人で午後に登山したことも幾度かあった。

いやはや、毎年、きつさが増してくるようである。

現住職が50歳の時に登山を交代した。
その数年後に、住職は心臓を患ったので、二度と交代はきかぬ。

冷静になって考えたら、その時の住職の年齢を超えてしまっているんだなぁ(^^;
さぁ、何時まで登ることができるだろうか?!
一緒に登った若い人が「あどっつぁま(私のこと)、みんな元気なうちに、虚空蔵様を下に来てもらうべ!」という、半分冗談半分本気の輕口が、現実味を帯びて聴こえてくる。和尚である、私に口火を切らせたいらしい(^^;


疲れのピークである。
日中から夕方にかけて、残りの4ヶ所のご祈祷を修し、帰宅。
家に来ていたお客さまに「なんだぁ、疲れた顔しったごどぉ」と言われた。
こりゃいかん。




あっという間に夕刻。
町内の公民館にて、直会。

2ヶ所の神様のお神酒と、大荒沢不動尊で祈願したお酒の3種混合酒で乾杯。
疲れたと言いながら、最後までくっついていて美味しいお酒をごっつぉになった。
お酒の力で回復した気分になった^^




翌朝、早朝に古い小屋解体の出張祈願を終えて、借用品などを返却し、物品の片付けや掃除で、あとは子どもと一緒にゴロゴロして10日は一日終了。

目下のところ、時間を気にしないで過ごせるとで、心身ともに休まるのである。
2012.09.13:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

成満

  • 成満
さて、大荒沢のお不動さまの夜祭りを終え、ひと眠りしたかと思ったら、、もう朝なのであります。

このお堂は、ちょうど東を向いていて、山の端から射し込む朝陽が飛びきり気持ちよいのです。

5時半前、よっちゃん堂さんがもう支度を終え、地元産直に出品のため帰って行った。
いやはや、ほんとにありがとう。

と、入れ替わりに早朝一番の参拝の方々が見えられた。
今年も昨年と同じ皆さま。
「ガ~ン、ガ~ン、ガ~ン」と鰐口を叩く音。

それからしばし、毎年常連の早朝参拝の方々が続く。

ご精進でお参りする、というのがこのお不動さまに昔から参拝している人のお約束。
早朝だと、うっかり食べてしまったということが無いので、一番安心してお参りができるというもの。



夜の柴燈護摩を終え、大きな山を越えた感がある。
けれど、朝お参りをして、午前10時からご祈祷で、この祭りは成満する。
私自身の修行でもあるのだ。
わずか一週間ばかりのご精進生活ではあるのだけれど、それでさえ、何か心身ともにさっぱりした感があるものだ。


そしてこの日の午前中、地元コミセンの講座で奥の御滝へ自然観察に行かれる一行40人ぐらいの方が訪れた。
ここを初めて訪れる方もあるだろうから、知っていただいただけでも、ありがたいのかもしれない。

本当の御滝参りは、こちらでぜひ行ってみたいものである。

午前のご祈祷を終えて、お昼頃で参拝者が途絶えた頃から片づけ作業に入る。




多くの人の協力を得て、二日間のお祭りを無事に終えることができた。
住職が登山(不動堂に来ること)ができなくなって2年目。
はたして、ちゃんと務めることができたのだろうか、しっかり、向き合うことができたのだろうか…。

課題はいっぱい。
また、来年も続けることができるように、精進しなければならない。




2012.09.12:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]