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(177)『納得の間取り 日本人の知恵袋』

  • (177)『納得の間取り 日本人の知恵袋』
日本人らしい生活空間とは

吉田桂二:著 (講談社 +α新書  2000年12月発行)

2012.10.14:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

天高し

  • 天高し
下り坂の天気予報だったが、陽が昇り朝から空気が暖かい木曜日。
得をした気分になるのは、季節のせいだ。

今日は板金屋さんが来て雨樋設置工事。

そして午前中はお寺での法事があってお勤めをさせていただいた。


裏のススキが背が伸びて穂を伸ばし、秋の澄んだ青空に映える。
もうほんとに、秋なのだと感じさせられる。



プランターの超ミニ水田も、そろそろ刈り頃になってきているようだ。
穂先を触ってみると、それほど粒は大きくないが、ちゃんと実は入っているようだ。
ろくに肥料も施していないのに、水と日光のお陰で、よくこれだけ育ったものだ。
今度の13日が大安だから、その日に刈ることにしようと思う。

この稲穂は正月の飾りに使おうと思っている。




この向こう側、裏山の栗もだいぶ充実してきた。
ぼちぼちクマさんも来ないとも限らない。
畑や林の中に置いているキノコのホダ木を見に行く時は、ちょっと用心して、鳴り物を下げて行くようにする。
できれば、不幸なご対面をしないで済むように気をつけたいものだ。


午後からはお天気は下り坂になり、夕刻からは雨が降り出したようだ。



2012.10.12:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

平日の、いも煮会

  • 平日の、いも煮会
一週間のの真ん中、水曜日。
早朝から、住宅の改築に関わる、ご祈願のお勤めをさせていただき、日中は時間ができた。

平日の「いも煮」会をしようということで、段取り。
天気予報は晴れなのだけれど、朝から風が強くて20℃ぐらいの気温ながら、体感温度はもうちょっと寒く感じる。


日曜祝日はなかなか日程をとれないので、昨年から、平日にやってみようということで2回目。
いも煮会と言っても、お酒を飲んで大騒ぎするわけではなく、外でたき火をしていも煮を食べて、おしゃべりしてのんびりするだけ。
これで十分なのだ。





平日集まれる人(集まれそうな人)に声をかけたら、6人と子ども一人が集まって来てくれた。
わが家含めると10人と子ども二人(^^

いやいや、やはりお昼に外で美味しいものを食べるって、それだけで楽しいものだ。
山形県を中心とした、このいも煮会を楽しむ習慣ってなかなか素敵なことだ。

日本全国にはきっと似たような楽しみ語ってあるのかもしれない。
それに、バーベキューとか、楽しんでいる人も多くなっている。

しかし、いも煮会のいいところは、とても手軽で簡単なことだと思う。
できれば火をおこして(ガスだともっと手軽だけど)鍋で煮てとうのが、面倒でないのが良い。
あとは、何か一品を持ち寄ればいい。
この日も、皆さん持って来てくださった。

画像は手づくりのキッシュ。
いやはや、いも煮会持ち寄りとしてはかなりのハイレベル。
美味しかった。

集まってくださった皆さんありがとう。




夕刻近く、子どものための住まいの安全グッズやその材料などを買いに市街地のお店へ出かける。

陰ってきた青空に雲がポッカリ。
翌日から天気は下り坂らしいのだがどうなのだろう。


風は治まったが空気が冷えてきた。
日没はもう17時20分ぐらいになっただろうか…。





2012.10.12:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

連休明けて

  • 連休明けて
連休を終えて、一息。
天気は好いが、朝夕の気温が10℃以下に下がるようになり、温風ヒーターをつけて部屋を暖めるのが、違和感がない。


連休が明けて、ウィークデイ、地鎮祭のお勤めをさせていただきました。
若い方が家を建て、その施工をする大工さんも若い。
家を建てるのはいろいろと大変なことだけれど、そのぶんいっぱい夢もあり素敵なことだ。
土地の神様にお参りをして、決意も新たに事業に取り組むという姿勢は大切なことなんだと、地鎮りを行うたびに感じる。



わが家(お寺)の屋根修理も続いております。
板金屋さんは、いくつもの現場をかけ持ちしながら、その段取りを見ながら作業を進めているようで、、一日この現場にいるというようなことでもなく、一服する間も惜しむように仕事を進めているようだ。

裏手の最も雪がたまる箇所は、雪の重みを考えて、今までと違う張り方でやってみたとのこと。
毎年この屋根の雪が落ちなくて泣かされる。

いやはや、もう雪の心配をしなけりゃならないんだなぁ。




ホームセンターには玉縄がもう山積みになって売られていたし、雪囲いのシーズン何だなぁ。

檀家の方からいただいたアユ(その人が自分で開いて真空パックにしておいたもの)を焼いて食べた。
頭から丸ごといけて、なかなか美味い。

住職である私の父は、川魚が大好きであり、とてもきれいに食べる。
どんな魚も、食べ終わった後の皿が美しいほど、骨がわずかに残るだけである。

しかし、このアユは骨まで全部食べられので、普段食べ方がきれいでない私も、何も残さずいただいた。
いやいや、美味がった(^^
2012.10.12:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

中津川で

  • 中津川で
8日、体育の日は秋晴れ。
早朝、大荒沢不動堂に登拝後は帰宅して、中津川へ。

それにしても、最低気温が10℃を下回ると寒いなぁ。
これからは晴れの日の朝ほど寒くなる。
紅葉も近い。


中津川へは、11月に実施予定の「草木塔めぐり 中津川編」の下見と調査を兼ねて行くことになっていたのだ。

中津川は草木塔の数においては、一地区としては最も多い。
22~23の草木塔が建っている。
ただし、江戸時代には比較的後期から5~6基、あとは明治・大正・昭和・平成と新しい草木塔が多いということが特徴になっている。
5~6基としたのは、かつてそこにあったと報告のある「幻の草木塔」が、現在確認できていないからである。




案内役の梅津さんと、おいたま草木塔の会のメンバーとで、中津川の小屋・広河原・宇津沢・白川…と巡る。
中津川は広くて、美しい山村である。

お天気にも恵まれて気分が良い。

草木塔が建っている地域というのは、惣じて景色が美しいと感じる。
主観的なことだと思われるかもしれない。
草木に命を感じ、供養の意味や何か想いを石に刻んでまで残そうという人がいる場所には、自然に対する意識が高い人が多いのではないかと思うことがある。




おおよそ10ヶ所の草木塔を見学。
そして、その何ヶ所かで地元の人に出会った。
その方々が、たいへん好意的に草木塔のことを教えてくださった。
しかも、とても事情に詳しい人で、新しい発見があり有り難いことだった。
地元の人にしかわからぬことがたくさんあるのだ。


地元田沢の人たちは、中津川で出会った方々のように説明できるのであろうか、心配になった。
これは、明治以後年代ごとに草木塔が建てられてきた中津川と、江戸期以来(平成9年に道の駅に建てられるまで)建っていない田沢との違いがあるのではなかろうかと思えた。

私たち、草木塔発祥の地を自認している者としては、ハッと気づかされたことである。
まだまだ学ぶこと、やることはいっぱいあるのだなぁ。



2012.10.10:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]