みのりのえほん 4
千世繭子:作 高野紀子:絵 (フレーベル館 2012年9月発行)
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眺め
喜多方の郊外、東の方の山裾というより山の中腹と言った方が良いのか、標高400メートルほどのところから、里の方を一望できる場所に森姫農園があった。
ここを買って農場をはじめ住みついてから15年とのこと。
山の表土が薄く、農業に適しているとは言い難い場所のように思えるのだが、なにしろ眺望が素晴らしい。
田澤寺から米沢を眺めて、何も障害物がなければこんな感じにみえるのだろうか。
夕暮が近づいているのだけれども、珈琲をいただきながらオーナーのお話しを来ているうちに、ビールを飲んでここに泊らせてもらいたいなどと感じてくる。
また、訪ねてきた居場所が一つできた。
日曜日は法事で、米沢市街地のお宅を訪ねてお勤めをさせていただいた。
準備の着替えをしていたら、風呂敷からと自分が来ている衣装からカメムシがのそのそと這い出してきた。
あらら(^^;
今、ベランダの方から天気が良いといっぱい入ってくる。
と言っても今年はふつう(かな?!)。
気がつかないうちに着いてくる。
「このあたりでは、カメムシ出ますかね」とご主人に尋ねたら「いや、このあたりでは見かけねなぁ」 ・・・(^^;
ということで?!無事に終えた。
そして月曜日、市民農園で育てている里芋の収穫。
今年参加して下さった皆さんと一緒に作業。
皆んでするとたちまちに終える。
この芋で来週みんなで芋煮会をする予定。
地蔵園でできたら良いなぁ。
芋の出来は、今年のお天気を考えればごうかくでしょうか。
ここを買って農場をはじめ住みついてから15年とのこと。
山の表土が薄く、農業に適しているとは言い難い場所のように思えるのだが、なにしろ眺望が素晴らしい。
田澤寺から米沢を眺めて、何も障害物がなければこんな感じにみえるのだろうか。
夕暮が近づいているのだけれども、珈琲をいただきながらオーナーのお話しを来ているうちに、ビールを飲んでここに泊らせてもらいたいなどと感じてくる。
また、訪ねてきた居場所が一つできた。
日曜日は法事で、米沢市街地のお宅を訪ねてお勤めをさせていただいた。
準備の着替えをしていたら、風呂敷からと自分が来ている衣装からカメムシがのそのそと這い出してきた。
あらら(^^;
今、ベランダの方から天気が良いといっぱい入ってくる。
と言っても今年はふつう(かな?!)。
気がつかないうちに着いてくる。
「このあたりでは、カメムシ出ますかね」とご主人に尋ねたら「いや、このあたりでは見かけねなぁ」 ・・・(^^;
ということで?!無事に終えた。
そして月曜日、市民農園で育てている里芋の収穫。
今年参加して下さった皆さんと一緒に作業。
皆んでするとたちまちに終える。
この芋で来週みんなで芋煮会をする予定。
地蔵園でできたら良いなぁ。
芋の出来は、今年のお天気を考えればごうかくでしょうか。
山越えて喜多方へ
喜多方へ。
喜多方はわが家からクルマで30分以内で着いてしまう、隣県だけれどとても身近な町。
そして、けして大きくはないけれど、街並みを歩いて楽しむことができる素敵な町だ。
ちょうど、12回目を迎えるアートぶらり~というイベントの最終週(日曜日まで)だし、お会いしたい人もあり、行ってみたいお店もあり、とうわけで出かけてきた。
風が強いものの、お天気。
街中は、若い人たちのボランティアガイドさんによる街歩きするひとや、もう午後も遅めなのにラーメンさんに行列ができていたり、賑わっておりました。
歩いて観光できる街、喜多方はなかなか素敵だ。
これは、前日いただいてきた「ばんだい餅」。
昼食に出したものとは別に、辛子味噌を上に載せており、ピリ辛でなかなか美味い。
コミセンのスタッフやその仲間の皆さんで、研究して新しい味を試しているようだ。
餅と違って、翌日でもそれほど固くならないので、軽く温めるだけで食べられるのもいい。
喜多方の話題をもう一つ。
アートぶらり~に参加しているギャラリーでも、ちょっと離れて車で行くところもあるわけで、パンフを見て興味があって出かけたのが「森姫農園」のギャラリー。
喜多方から北塩原にいったん出て、山に向かい、再び喜多方から雄国沼に抜ける方と言ったらいいのだろうか。
そこから山手へ登って行った先にあったのです。
ギャラリーとカフェ、そして農園を営んでいるところ。
標高400mぐらいとのことでしたから、農園として山地でもあり、かなり厳しい環境ではないかと思うのですが、しかし、なにしろ、とにかく(前置き長い^^;)そこからの眺めがあまりにも素晴らしくすごいのでありました。
この続きはまた明日。
喜多方はわが家からクルマで30分以内で着いてしまう、隣県だけれどとても身近な町。
そして、けして大きくはないけれど、街並みを歩いて楽しむことができる素敵な町だ。
ちょうど、12回目を迎えるアートぶらり~というイベントの最終週(日曜日まで)だし、お会いしたい人もあり、行ってみたいお店もあり、とうわけで出かけてきた。
風が強いものの、お天気。
街中は、若い人たちのボランティアガイドさんによる街歩きするひとや、もう午後も遅めなのにラーメンさんに行列ができていたり、賑わっておりました。
歩いて観光できる街、喜多方はなかなか素敵だ。
これは、前日いただいてきた「ばんだい餅」。
昼食に出したものとは別に、辛子味噌を上に載せており、ピリ辛でなかなか美味い。
コミセンのスタッフやその仲間の皆さんで、研究して新しい味を試しているようだ。
餅と違って、翌日でもそれほど固くならないので、軽く温めるだけで食べられるのもいい。
喜多方の話題をもう一つ。
アートぶらり~に参加しているギャラリーでも、ちょっと離れて車で行くところもあるわけで、パンフを見て興味があって出かけたのが「森姫農園」のギャラリー。
喜多方から北塩原にいったん出て、山に向かい、再び喜多方から雄国沼に抜ける方と言ったらいいのだろうか。
そこから山手へ登って行った先にあったのです。
ギャラリーとカフェ、そして農園を営んでいるところ。
標高400mぐらいとのことでしたから、農園として山地でもあり、かなり厳しい環境ではないかと思うのですが、しかし、なにしろ、とにかく(前置き長い^^;)そこからの眺めがあまりにも素晴らしくすごいのでありました。
この続きはまた明日。
除雪機とヘクサムシとサトイモ
裏山の栗の木がようやく笑んできて、落ち始めた。
朝早く拾いに出るのは、なんだかクマさんに出会ってしまうのも嫌なので、できるだけ昼間にしようと思う。
それでも、ガサガサッと音がするたびに周囲を見回してしまう。
さて、週末、お天気はまずまず。
早朝から、中古住宅への引っ越しのためのお祓いと、新しい除雪機の安全祈願ということで、それぞれ出張してお勤めをさせていただいた。
除雪機。
そう、もう準備をしておかなければならない時期になったのですね。
毎年、何件か痛ましい事故が起きてしまう。
たいへん便利な道具ではあるのだが、ちょっとした不注意や思わぬことでたいへんな事故になりかねないものでもある。
大型の機械であればある程、自分だけではなく他人にも危険が及びかねないものであるだけに、安全祈願を行って、心を引き締めてシーズンに入ろうという趣旨で祈願が執り行われた。
自分もふくめ、事故なくシーズンを終えることを祈る。
その雪は、今シーズンはどうなんだろう。
ヘクサ虫で雪を占う、というか予想する。
この地方では、秋にヘクサムシ(カメムシ)が多いとその冬は大雪になるとよく言っている。
昆虫に詳しい人に真偽を確かめてみると、「あまり根拠がない」ということではあるが…。
たしかに、発生時期や場所を特定して毎年積雪などとの因果関係を調べてみなければ欲判らないことではあると思う。
でも、実感としては、関係があるように感じる。
昨年は、10月10日だったと思うのだが、天気が良く家の外壁に今までこのあたりでは見たこともないほどヘクサムシガ来ていて、白っぽい壁にゴマでも振ったようにくっ付いていてたいへん驚いた。
そして冬は、6~7年ぶりの大雪と、そうとうな低温の冬になった。
それから、平成13年のやはり10月14日だったと記憶するが、やはり晴れた日道の駅近辺でものすごいヘクサムシガ出て、ブンブン飛び回っていた。そしてその冬は記録に残るような大雪に…。
まぁ、じつに感覚的なものではあるけどもね。
今年は、いつもより早目に出えてきてはいるけど、昨年よりもずっと少なく、普通な感じ。
大雪にはならないんじゃないかと思っているのだけど、どうでしょう。
市民農園の里芋。
わりと奥手の「どだれ」という品種、日照りの夏、がんばって水かけをしたおかげでなんとかおっきくなった。
芋の出来は、掘ってみないと解らぬが、茎から上だけ見ると、なんだかよそそうな気がするのだが。
月曜日に掘ることにする。
これでイモ煮をしたらきっと美味い!(はずである^^;)
朝早く拾いに出るのは、なんだかクマさんに出会ってしまうのも嫌なので、できるだけ昼間にしようと思う。
それでも、ガサガサッと音がするたびに周囲を見回してしまう。
さて、週末、お天気はまずまず。
早朝から、中古住宅への引っ越しのためのお祓いと、新しい除雪機の安全祈願ということで、それぞれ出張してお勤めをさせていただいた。
除雪機。
そう、もう準備をしておかなければならない時期になったのですね。
毎年、何件か痛ましい事故が起きてしまう。
たいへん便利な道具ではあるのだが、ちょっとした不注意や思わぬことでたいへんな事故になりかねないものでもある。
大型の機械であればある程、自分だけではなく他人にも危険が及びかねないものであるだけに、安全祈願を行って、心を引き締めてシーズンに入ろうという趣旨で祈願が執り行われた。
自分もふくめ、事故なくシーズンを終えることを祈る。
その雪は、今シーズンはどうなんだろう。
ヘクサ虫で雪を占う、というか予想する。
この地方では、秋にヘクサムシ(カメムシ)が多いとその冬は大雪になるとよく言っている。
昆虫に詳しい人に真偽を確かめてみると、「あまり根拠がない」ということではあるが…。
たしかに、発生時期や場所を特定して毎年積雪などとの因果関係を調べてみなければ欲判らないことではあると思う。
でも、実感としては、関係があるように感じる。
昨年は、10月10日だったと思うのだが、天気が良く家の外壁に今までこのあたりでは見たこともないほどヘクサムシガ来ていて、白っぽい壁にゴマでも振ったようにくっ付いていてたいへん驚いた。
そして冬は、6~7年ぶりの大雪と、そうとうな低温の冬になった。
それから、平成13年のやはり10月14日だったと記憶するが、やはり晴れた日道の駅近辺でものすごいヘクサムシガ出て、ブンブン飛び回っていた。そしてその冬は記録に残るような大雪に…。
まぁ、じつに感覚的なものではあるけどもね。
今年は、いつもより早目に出えてきてはいるけど、昨年よりもずっと少なく、普通な感じ。
大雪にはならないんじゃないかと思っているのだけど、どうでしょう。
市民農園の里芋。
わりと奥手の「どだれ」という品種、日照りの夏、がんばって水かけをしたおかげでなんとかおっきくなった。
芋の出来は、掘ってみないと解らぬが、茎から上だけ見ると、なんだかよそそうな気がするのだが。
月曜日に掘ることにする。
これでイモ煮をしたらきっと美味い!(はずである^^;)
原点を訪ねて
寒河江市から草木塔の見学を希望され団体があり、ご案内をさせていただいた。
金曜日、心配だった天気は薄日が差す日和になり、一安心。
しかし、道の駅田沢で待ち合わせてさらに山手へ向かったら、風がとても冷たい。
見学時間は1時間ほどで、道の駅田沢と塩地平と上中原の3ヶ所をご案内してコミセンへ。
この日おいでになった団体は、樹木や植物などの自然をを愛するとともに、その心を伝えてゆこうという活動を長年続けている方々であった。
その活動の一環として、自らも草木塔を建立されている。
20年という節目の年に当たり、草木塔の原点といえる最古の草木供養塔を見学したいという趣旨でおいでになったとのこと。
見学後、田沢コミセンで職員やスタッフが手作りした「ばんだい餅」をはじめとした手料理を食べていただいた。その実演もあり、たいへん喜んでいただいたようである。
わたしもお相伴した(^^
くるみ味噌、納豆、じんだん、きな粉の4種、なめこ汁も美味しい。
ばんだい餅とは、昔、田沢の男衆が山の木を伐りに小屋をかけて一週間ほど寝泊りをしていたころ、途中で、炊いたご飯を木の切り株の上などでマサカリや木の棒を使って餅のようについて、みそ汁に入れたり納豆をかけて食べたりしたものだそうだ。
現代のものは豪華だね!
食事後、意見交換を行い、私としては「緑の夜会」という催しをしているという話しがとても興味深かった。
滞在時間約2時間と短いながら、こちらとしても良い交流をさせていただいた。
ちなみに、皆さんは寒河江市に平成の草木塔を建立されていらっしゃいます。
いずれ私も訪ねて行こうと思っています。
金曜日、心配だった天気は薄日が差す日和になり、一安心。
しかし、道の駅田沢で待ち合わせてさらに山手へ向かったら、風がとても冷たい。
見学時間は1時間ほどで、道の駅田沢と塩地平と上中原の3ヶ所をご案内してコミセンへ。
この日おいでになった団体は、樹木や植物などの自然をを愛するとともに、その心を伝えてゆこうという活動を長年続けている方々であった。
その活動の一環として、自らも草木塔を建立されている。
20年という節目の年に当たり、草木塔の原点といえる最古の草木供養塔を見学したいという趣旨でおいでになったとのこと。
見学後、田沢コミセンで職員やスタッフが手作りした「ばんだい餅」をはじめとした手料理を食べていただいた。その実演もあり、たいへん喜んでいただいたようである。
わたしもお相伴した(^^
くるみ味噌、納豆、じんだん、きな粉の4種、なめこ汁も美味しい。
ばんだい餅とは、昔、田沢の男衆が山の木を伐りに小屋をかけて一週間ほど寝泊りをしていたころ、途中で、炊いたご飯を木の切り株の上などでマサカリや木の棒を使って餅のようについて、みそ汁に入れたり納豆をかけて食べたりしたものだそうだ。
現代のものは豪華だね!
食事後、意見交換を行い、私としては「緑の夜会」という催しをしているという話しがとても興味深かった。
滞在時間約2時間と短いながら、こちらとしても良い交流をさせていただいた。
ちなみに、皆さんは寒河江市に平成の草木塔を建立されていらっしゃいます。
いずれ私も訪ねて行こうと思っています。