新潮社:編 (新潮文庫 2016年2月1日発行、 2月25日 2刷)
祭りが続く
7月21日(木) 晴れのち曇り
今日は、明日から三日間続くお祭り等の準備をしなければならない。
娘を園へ送って、必要な物の買い物をして帰宅してからは、御札を書いたり作ったり。
午前中からお昼過ぎまでして、あとは現場の確認をしたりという感じ。
午後、夕刻前に友人がcafeで開催している、展示会を見に行く。
そのお店の前に、日本中を移動しながら本屋をしている「放浪書房」さんが来ているの、それも楽しみにしていたのだ。
ほんとに面白いことをしている人がいるものだ。
私もやってみたいなぁ。
さて、また帰ってからも、24日のお地蔵さまのお祭りに向けた準備もあり、なかなか大変。
こうした準備のけっこうな部分を父親がしてくれていたのだから、ありがたかったな、と改めて思う。
7月22日(金) 晴れ
早起きして、思い立って家の前の植え込みの枝切りをした。
気にかかってはいたのだが、なかなかできずにいたのだ。
娘を園に送ってから、諸々準備の買い物と発注など。
そして、今日から続くお祭りの準備をせっせとしてゆく。
16時から、市内住宅地の中にある家に伺って、屋敷神さまのお祭り。
引き続き、近所の事業所さんが建てている草木塔の前で、供養と安全祈願祭。
約2時間、続けてご祈祷をさせていただいて帰宅。
今夜は、娘の保育園の納涼夏祭りがあるのだ。
相方は既に行っており、私は遅れて19時30分頃園に到着。
納涼祭りなのだが、正直、この季節としては寒いと言っていいぐらい。
カキ氷は、ちょいと厳しいなぁ。。。
花火を楽しんで、20時30分に閉会。
準備や運営にはぜんぜん協力できなかったので、後片付けだけはしっかりお手伝いして(したつもり)、21時前に終了し解散。
東南の空に、丸い月が冴え冴えとして、真夏とは思えない涼しい夜、帰宅してから明日の準備をし、終えたのは1時30分。
布団をかけて就寝。
7月23日(土) 晴れ 風が肌寒く気温上がらず
4時に目が覚めた。
ゆっくりと準備をして、7時30分から、お隣り 上の町集落の愛宕地蔵尊にてお祭りのご祈祷を行った。
市道から真っすぐ階段を登って行き、山の中腹にあるお堂へ。
此処は、長井氏が米沢を治めていた頃、この地域を守護していた豪族が祀っていたといわれる由緒あるお堂。
町内の役員さんたちがご祈祷に参加し、お神輿は夕方に出て、その直会。
帰宅して、また祭りの準備。
11時から米沢市街地にある檀家さん宅にて四十九日法要。
私の父親が亡くなる前日にお亡くなりになった方の法事で、一日早く法要をなさった。
法要後に会場を移して会食にお呼びいただいた。
14時30分に帰宅後、一休みしてまた準備。
16時から神原集落の勝軍地蔵尊の夏祭り。
通常は、春・夏とも、17時から行っているのだが、土曜日ということで、今回は1時間早くご祈祷を始めたいということであった。
なので、なかなか忙しい。
15時45分に迎えの人が来てくださった。
ご祈祷を終えて、17時から地域公民館にて直会。
19時20分にまた送っていただいて帰宅。
お神酒を頂いたため、眠たい。
娘と20時30分にいったん就寝。
従姉ちゃんたちといっぱい遊んでもらい、娘もけっこう疲れたようだ。
夜中にまた起き出して明日の準備をする。
明日は、お寺の子易地蔵尊のお祭りなのだ。
いろいろと、準備が終えていないことが発覚し焦る。
いやはや、たいへん大変。
7月24日(日) 晴れ 朝夕の気温が低い 日中はまずまず
結局、まだできていない準備で、ほとんど眠れないで夜が明けてしまった。
6時、神原の地蔵尊 本祭りのため、朝のご祈祷に行く。
いつもは5時頃なのだが、日曜日のため1時間遅れである。
帰宅してから、大急ぎで襖をはずすなどの準備を大慌てでやる。
お手伝いをお願いしたご婦人もきてくださって準備が進む。
先日カフェでお会いした「放浪書房」さんんも、お寺の境内に出店してくださるので、到着。
いろいろ楽しみがあるのだが、なにしろ準備が間に合うのか。。。
10時から、午前中のご祈祷開始。
ご祈祷後、「お話し会」では南陽市のKさんが紙芝居と大型絵本を読んでくださった。
町内の方々、それから若いお母さんと子どもさんなどが集まってくださった。
その後、お昼にお赤飯と手作りのお膳をお出しして、食べていただく。
13時30分より午後のご祈祷。
午後は、放浪書房さんに興味のある方や、個人的にお付き合いのある方々が多いようである。
17時から、放浪書房さんのトークを開催。
このかたは、旅する本屋さんであり、本だけでなく「小商い」という視点で人や街などと関わり続けている人。
参加者はすごく惹きつけられお話し。
質問もいっぱい、私も興味津津で、そして面白かった!
20時までで、とりあえず終了。
夕食をとりながら、遅れてきた仲間がやってきて、ご飯を食べながら、また話は尽きない。。。
23時に放浪さん帰宅、本当にありがとうございました。
米沢の某公共施設の駐車場が安全で快適で便利、ということで今夜も車でそこへ泊まり、明日この度の一連のツアーを終えて帰宅するとのこと。
さて、残ったメンバーでさらに話は続き、1時頃解散。
私、24時間以上寝ていないので、すでに限界を超えており、倒れこむように寝た。
みんな、おつかれさま~。
一息つきつつ
7月17日(日) うす曇りから 晴れ時々小雨 のち晴れ
4時半に目が覚めた。
四十九日法要と納骨を無事に終えて、ホッとしたものの、さて今日も忙しい。
まずは、今日の準備。
お祭りの準備で、父からよく聴いていない部分があり、昨日に続き朝のうちに、御札の事などいろいろと地域の担当の方に話をお聞きし、なんとか準備が整いそうだ。
実際に、こういうケースはこれからも出てくるのだろうと想像できる。
6時から、逆沢の養鯉場になっている溜池の向こう側にある、山の神様のお祭りだ。
養鯉業をなさっている会長さんが迎えに来てくださり、管理小屋へ行き、そこでご祈祷をさせていただく。
私がこちらに帰ってきてからしばらくは、池をボートで渡って向こう側に行き、そこでご祈祷を行っていた。
およそ30年前のことで、初めて船に乗せてもらった時は、ドキドキしたものだ。
この池はかなり深さがあり、父親に子どもの頃から、この池で泳いだり遊んだりしては絶対だめだと、言い聞かされていた。
なんでも、暑い時でも水深が少し深くなると水が冷たくて、溺れてしまうのだそうだ。
実際に溺れる事故があったらしいのだ。
それを思い出すと、ちょっと怖かった。
次は9時から米沢市街地のお宅に伺って、屋敷神様のお祭り。
到着したところで、小雨が降り出したため、家の中の床の間の前でお勤めをさせていただいた。
一年に一度のお祭りで、ご家族の皆さんとお話しし、また子どもさんたちが年々成長する姿をみて、その成長ぶりに驚いて喜んで帰ってくる。
お昼前に帰宅し、次は13時から。
田沢地区の小学校のある地域のお祭りで、地域公民館でご祈祷を行う。
ご祈祷を終えてから、子どもの御神輿が出る。
約30戸の集落で小学生が4人。
これでも一人増えた(^^
一服させていただき、町内の役員さんがたと四方山話をして、15時過ぎに帰宅。
なんとか、今日のお勤めを無事に終えた。
昨日の疲れと、いろいろ分からないことで、手間も多く、なんだか身体が重たくなり眠くなる。
今日は、娘が休みで家で過ごしていたのだが、従妹が孫(一歳年上)娘を連れて来てくれ、遊んでもらったらしい。
ありがたいこと。
7月18日(月) 晴れ
今日は「海の日」なのですね。
祝日・休日は、月曜日にしなくてもいいのになぁ、と毎度のように思ってしまう。
さて、6時頃ゆっくり起き出してお墓へ行く。
一昨日のお墓参りに上げたものなどを確認し、場合によっては片づけたり。
お猿さんとカラスが、いろいろやらかすので、お菓子や果物などは、上げっ放しにしないようにしている。
散らかすだけならまだよくて、お墓やその付属品が破損されることがあるので、注意喚起をしている。
看板も立てる必要がありそうだ。
さて、午前中、檀家の方が、ご家族でおいでになってお参り。
もう三十三年になられた、旦那様の命日であった。
奥様は九十歳過ぎていらっしゃるけれどもお元気。
昨年、永代供養を私の父に申し出ていらして、私は話としては聞いていたのだが、その内容を確認させていただきました。
文書として残しておかないと、どうしても不明な点が多くなる。
これは、私がしっかり承って記録しておかなければならない。
11時より、新車を購入された方の交通安全祈願。
不意の来客があったため、15分ほどお待たせすることになってしまった。
母親は足腰が弱ってきているので、思うように応対ができなくなっているため、私の段取りが悪いとお客様にご迷惑をおかけすることになってしまい、気をつけねばならない。
午後も来客があり、ようやく15時頃に娘をかまってやれる時間ができた。
車に乗せて出かけて、10分ほどで寝てしまった(^^;
1時間ほど車で寝せて、私は一服。
法事に関わる支払い先に着いたよころで、娘は目が覚めて、そこから近くにある公園で小一時間遊んだ。
あまり遊具はないのだが、広い公園なので走ったり、登ったり降りたり。
けっこう遊んで、暗くなる頃に帰宅。
帰っていた相方と、ご飯前にクッキーを焼いていた。
食後に、疲れ直しにということで、3人で小野川温泉に入りに行く。
母だけ置いて申し訳ないのだが、重たい身体が、気持ち軽くなったような気がする。
7月19日(火) 晴れ
4時半に目が覚めてしまった。
今日も墓地へ行き、この納骨堂の扉を何とかしたいということに考えがまとまってきた。
鉄の扉が、劣化してたいへんよくないのである。
できれば、風通しよくしたいと思う。
母に「眼科へ行く日ではないか」と言うと、「そんなこと言っていない」という。
予定表のホワイトボードにも書いているのだが・・・、本人がそうでないということには仕方がない。
なんだか、ちょっと心配になってきた。
休みの相方は、娘を園に送ってから、法事でいろいろ出しっぱなしの台所片づけ。
私も、たまる一方の事務仕事をする。
ここのところ、ゆっくり休むということがあまりなかったので、今日は少しだけ家でゆっくり休むことにした。
娘を迎えに行く前に、知り合いが米沢市内のcafeで開いている作品展を見に行く。
会津を拠点として活動しているその彼女はじつに行動的で、なおかつ面白いことを考えている。
刺激をもらった。
娘と帰宅してから、カレー作りをして夕食。
まだ疲れは抜けきっていないけれども、今日は、休むことができた。
7月20日(水) 晴れ
朝起きた時、身体が重いと感じるのが普通になったような気がする。
あまりよいことではないとは思う。
さて、朝食前に、24日の子易地蔵さまの例祭のご案内に、町内を回る。
今回もぎりぎりになってしまった。
町内の隣組 1~6組までのうち、ちょっと離れている6組以外は歩いて案内状を配布。
なかなか良い運動になる。
11時過ぎに、母をかかりつけの医院へ車の乗せて付き添い。
時間的に受診者が少なくて、すぐ診ていただいて、帰りに薬局に回って12時過ぎには帰宅。
午後からは事務仕事をし、夕刻前に自分のかかりつけの医院へ受診に行く。
このところ、のどの調子が本当でなく咳も出るということで、レントゲンと心電図検査もしてもらったが特に異状がないとのことで一安心。
薬を処方してもらい薬局へ行ったら、とても混みあっていたので、その周辺を30分ほど散歩してから受け取りに行った。
歩くのは気分がよい。
適度な運動が必要なのだと思う。
帰りに、あまりに暑かったので、cafeによりカキ氷を食べる。
粗い削りの氷で、これが私は好きなのだ!
で、小豆ミルクの量がすごい。。。
今日は、いっぱい歩いて、たくさん汗かいたから、と自己弁護しつつ食す!
美味かった。
法事の準備から・・・
7月12日(火) 晴れ 暑くなって 30℃超え
今日は、母親の眼科通院の付き添いで、8時前に出かける予定だったのだが、本人の体調があまり良くないとのことで、キャンセルとなる。
夫を亡くしてから一ヶ月あまり、状態としてはどうしても良いとはいえないようである。
当たり前だけれども、不規則な生活と精神的な拠り所を失って、調子がよくないと感じ取れる。
義父が墓地の草刈りに来てくれた。
午前中、檀家さんに出す文書を作成し、午後からは四十九日法要の段取りなどをして、一日終える。
7月13日(水) 曇り のち 午後から小雨がぱらつき 夕方以降 雨
朝6時半頃に携帯電話が鳴り、ちょっと嫌な感じがしながら出た。
訃報ではなかった。
けれども、問題発生。
時間を要して対処が必要なことだったので、とりあえず話を聞いて時間を置いて対応することした。
朝食前に、墓地へ行き、古い塔婆を片づけ、一部を焼却した。
午前中に、父の御位牌が届いた。
ご法事の会食と引き物などの発注をする。
ご法事の準備が少しづつ少しづつできてきた。
13時30分から、玉庭の遠い親戚関係にあるお宅で葬儀があり、伴僧としてお勤めさせていただいた。
102歳で大往生なさった。
お寺のちょうど向かいの家で、お寺で衣体を整えて出てゆき、葬儀会場の自宅に入るというかたち。
昔の家の造りで、普段の玄関とは別に大玄関があり、そこから大きな広間に入ることができる。
久しぶりにご自宅での葬儀、葬祭ホールのような便利さはないが、なんとも気持ちが落ち着くように感じた。
忌中法要、檀払いまで入らせていただいた。
お亡くなりになられた方、ご遺族や隣組の皆さま、ご苦労様でした。
合掌
17時に帰宅し、それからもう一件、法事に関わる発注をして、今日の用務はとりあえず終えることができた。
7月14日(木) 小雨 のち曇り のち雨が降ったりやんだり 夕方に雷雨
さて、早起きして墓地へ行く。
今日は納骨堂内の古い骨甕を放置しておいたものを片づけ、堂内の掃除を行う。
骨壷は、業者さんに処分をお願いしたら、快く引き受けていただいた。
堂内は、暗く湿気が多いことから、カマドウマがいっぱいおり、その糞がコンクリートの床面に堆積していたのでスコップ等で掻きだした。
ここを通風良くして、こんなことにならないようにしたいものだ。
午後からは、明日の準備をし、一段落ついた所で、先日つきとめた異臭の発生源となっていた場所を掃除し、そこのごみを処分することにした。
千代田クリーンセンタに時間内に搬入完了とともに、明日の地鎮祭の場所を確認し、それから娘を園に迎えになった。
今日は相方が遅いので、夕食をとりお風呂に入れて、絵本を読んで就寝で、任務完了(^^;
7月15日(金) 夜半まで雨 朝一時晴れ 日中は降ったりやんだり
さて、4時に目を覚まし、地鎮祭に必要な五穀のうち2種類ほどないことが判った。
コンビニには置いていないものなので、どうしよう・・・、と考えて24時間空いているスーパーへ行くことにした。
駅の東側にある!
すぐに出かけて、店を探すと、発見! すぐに購入して6時ちょいに帰宅。
南陽市の郡山で7時からの地鎮祭。
東沢から小松を経由して向かい、6時50分に到着。
業者さんは既に到着しており、施主さんは、私のすぐあとに着いた。
お天気は、何とか持ちそうである。
小さな子どもさん二人のお若いご夫婦です。
無事に、素敵な家が建ちますように。
ご祈祷を終えて、現場を撤収し、8時前に帰路に着くも、あまりに眠気を感じて、途中大きな駐車場のある施設があったので、そこで休憩。
20分ほど眠ったらスッキリして、無事に帰宅
午後から、墓地と納骨堂の最後の片づけと準備。
13時半から16時半までかかって、とりあえず納得いくまでお掃除。
明日、法要を終えてから、ここに納骨となる。
戻ってから、必要な物、買い忘れた物などの買い物をし、夕食後、お寺の襖をはずすなどの法事の準備をして、とりあえず明日の法事を迎えることに。
7月16日(土) 晴れ
父のご法事当日。
四十九日法要を一週間ほど早くさせていただき、あわせて納骨を行う。
お天気は良さそうで助かった。
4時に目が覚めて、今日の法要で一緒にご供養をする、伯父夫婦の塔婆を2本書いて席札も書いた。
伯父は33回忌、叔母は七回忌である。
6時過ぎに墓地に行き、草刈を30分ほどする。
もどって、家の中の会場づくりを終えると8時半を回っていた。
9時ちょい過ぎに、駅に着く従兄を迎えに車で出かける。
戻ってから、着替えをしていると、今日、参列してくださる両方のお寺の総代長さんや親族などがだんだんとおいでになる。
ところで、お寺様が到着しない。。。
時間を間違えたか、私の伝え方が悪かったのか。。。
電話で確認しながら、11時に到着されて、間もなく法要開始。
法要後、墓地へ行き、無事にお骨を納めた。
12時半より、お寺で会食。
父はお酒も好きであったし、こうした集まって賑やかにすることがすきであった。
まずは、皆様にゆっくりしていろいろと話をしてもらえるの何よりだと思う。
私もくつろがせていただき、皆さんと話ができて良かった。
皆さんがお帰りになり、片づけを手伝ってもらったりしながら、夕刻前までにとりあえず終えた。
さすがに疲れたんだろうか、身体が動かない。
明日はちょっと忙しいので、準備をしなければいけないのだが、一眠り。
で、また夜中に目を覚まして、翌日の準備をするという・・・。
とにかく皆様ありがとうございました。
明日は、あしたでなんとかなるだろう・・・たぶん。