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(191)『日本のお米、日本のご飯』

  • (191)『日本のお米、日本のご飯』
The Japanese Rice Cooking BooK

土井善晴:著 (講談社  2009年2月23日発行)


お米(ご飯)好きな私としては、これはもう見ているだけで、炊き上げたご飯の香りがしてきて、もうたまらんのです(^^;

そして、この国で丹精されて栽培収穫されたお米を食いたいと思うのであります。
2012.12.05:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

身体は疲れながらも…

  • 身体は疲れながらも…
さて月曜日(3日)。
昨日の疲れがちょっと残っているような感じがした朝。

簗沢のお寺の檀家さんからいただいた小野川の豆もやし!
この季節になりましたね。

昨夜、迎えに来た相方に「いいが、これは水から茹で始めなんねぞ!」と念を押されてもらってきたのです。
さっそく、朝ごはんのときにみそ汁になりました。

青菜とおひたしもいいけど、やっぱりみそ汁ですねぇ。
うんまい(^^

小野川の温泉の温度を利用し、ここに伝わる豆の種を大切に守り続けられてきた小野川の豆もやし。
昔は当たり前のように売っていて食べていたのだけれど、今は作る人が少なくなっており、なかなか買えなくなりましたね。

その土地の伝統野菜。
今年は新たに研究グループでやり始めたと聞いています。
ぜひいつまでもつなげていただきたいものだ。




相方の車に乗せてもらい、簗沢のお寺へ道具一式と車を取りに行く。
後片付けを、何にかでしておられた。
私も本堂内を元に戻すなど、ちょこっと手伝って帰宅。
気温が氷点下になっており、外に放置していた車のシャフトなどが凍結していた。


父親の通院のお供で市立病院へ。
待つ間、しばし河川敷を散歩。
二日続けて餅をご馳走になり、いささか身体が重い。
それに、お昼前だというのに、以前氷点下の気温らしい。



午後、寒いながらお天気は回復。
友人たちが開催し参加している「アートは人をつなぐ?」展の最終日なので、山形市の七日町にあるデザインハウスへ。
ようやく間に合った。

盛況であったのかどうかは解らぬが、皆さん楽しんでいる風があってよい。
作品の中から若干購入。
そのレジの方々の包装がちょっと過剰で笑えた。

会を重ね、会場も変わっているものの、また続けてもらいたい企画だと思って帰ってきた。

身体は疲れているものの、気持ちは「がんばらなきゃ」という気分になってきたのでした。
2012.12.05:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

年越し例祭

  • 年越し例祭
12月2日(日)、朝は予想どおり雪が積もっていた。
10㎝まではないだろうが、けっこうな量である。

近所では、スノーダンプで除雪している人もいたが、それほどのこともないだろうと思う。

今日は、代理を務めている、簗沢のお寺が別当を務めている保呂羽大権現のお年越し例祭で、朝から夕方まで一日いることになっている。

出かけるときは、さすがに長靴をはいて行くことにした。

お寺の近所の集落を中心に、二十人ぐらいの役員やお手伝い集が8時に集合して準備をしている。

おおよそ準備ができたところで、役員衆がいったん本堂に集合して、このお祭りが無事に成満することをご祈祷する。
それが終わると、皆でこの日お客さまに出す餅と献立そのままを皆でいただく。
お神酒も朝からいただく(^^;
あずき・納豆・お雑煮と一揃いに、隣の人のあんこもちをいただいて、かなり、腹がくちくなってしまった。

しかし、これはなかなか面白いと思う。
一番初めにお祭りをする側がご祈祷受けて会食するというの悪くないなぁ。



雪は積ったものの、10時前にはあがった。
お客さまも11時からのご祈祷を見計らって三々五々集まってきた。

このお祭りは、もともと12月4日であったが、日曜日でないとお手伝いの関係などもあり、近い日曜日となった。
久保田の保呂羽堂のお祭りは、あいかわらず4日で若い男衆による裸餅つきで有名になっている。
こちらも、地域の人たちが協力し合ってお祭りをするという点ではけして劣らない、良いお祭りをなさっている。

住職が不在のため、段取りをはじめ準備など、ほとんど檀家役員さんが一所懸命されており、頭が下がる思いである。



11時と13時にご祈祷を行い、そのあと餅が振る舞われる。
機械とはいえ、百人分以上の餅を準備するのはなかなか大変。




保呂羽堂のお堂は、お寺の裏側の墓地の裏手の山の中腹にある。
そこに祀られているのだが、秘佛になっている雨宝童子を本堂にお祭りし、その本堂でご祈祷をしてお参りをしていただいている。



2回目のご祈祷を終えて、お昼の時間に、祀られているお堂へ登ってゆき参拝してきた。
この堂のある中腹にはちょっとした広場があり、昔はそこで相撲大会などが開かれていたことがあるそうだ。
賑やかな時代があったのだと感慨深い。




雪が積もった参道をトポトポと歩いて登るとお堂が。



ここまで登ってお参りをしてゆかれる人はあまりいないようである。
けれど、この高みから集落を眺めるのもいいものだ。
来年は、お天気が良ければお上りくださいと皆さんにお伝えしてみようかな。


15時頃お客様が帰られて、片づけを終えると皆で直会。

お祭りの反省をしつつも、たいへんにぎやかに食べて飲んで話して時間を過ごし、陽が落ちてからあいかたにお迎えをもらって帰宅。

とにかく一日無事に終えることができた。


2012.12.05:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

慌ただしく師走に

  • 慌ただしく師走に
師走 一日 土曜日。

夜が明けると、外はうっすらと雪景色だった。
寒い。
米沢市街地も今日は降り積もったようだ。

それに、だんだんと雪の降り方が激しくなって、さて出かけるのに長靴にしようかなと、ちょっと思ったがやめにした。

10時から福祉施設での会議があるため出かける頃は5㎝ぐらい積もっていた。




相方は娘を連れて出かけるので、先日買ってきた帽子を被せてみた。
娘はまだかぶせられているだけなので、なんだかわけがわからぬが、まるでイヌの着ぐるみを着ているみたいになって、面白がって私たちが笑っているのを不思議そうにしている。
だんだん好みがでてきたら、嫌だとか言うようになるんだろうから、今だけの楽しみだ。


2日(日曜日)に催される、簗沢のお寺が別当を務めている保呂羽さまのお祭りがり、お寺にまわり御札を納め、準備をしてる地域の方々と打ち合わせを行ってきた。

お昼には晴れて雪は融けだしていた。




昨夕やっつけた雪囲いを見ると、まぁ、遠目にはそれなりに見える。
けれど、やはりやっつけしごとなので、あとでもうちょっと補強が必要。

あとは、前のお堂と築山の植木を数本、建物の東側の軒先を残しているので、時間を見ながらの仕事になる。

エラーコードが出続けているプリンターを量販店で修理に出した。
「この機種だと買った方がお得だと思いますよ。」と言われたのだが、メーカーに送る運送料を負担して、修理化が可能かどうかを判断してからにしたいということにした。
もったいながりなので、どうも、まぁ得とは言えないのだろうと思いつつ、いつもそうしてしまう。


夕刻、また雪が激しくなってきた中、ご近所のお宅へ、毎年恒例の12月1日に行うご祈祷に伺う。
今年もお餅をご馳走になって、いよいよ今年も残すところあと一ヶ月をきったのだなぁと実感した。
2012.12.02:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

わらわらど

  • わらわらど
お寺の軒先の南天の実、赤と白、鮮やかになっております。
「難を転ずる」という語呂合わせでしょうか、成長が早いせいでもありましょうか、縁起が良い植物として、植えられているところが多いですね。

湿地を好まないので、軒先などに植えられるのですね。


11月最終日、金曜日は穏やかな午前中でありました。

米沢市内を横切り、万世地区の住宅地の一角にあるお宅で、屋敷内の植木を伐るので、ご供養と祈願のお勤めです。
昔の家屋敷から現在の家に越してくるときに移動して植えかえたものだそうで、少なくても40年以上たっているドウダンツツジとナンテンを、雪囲いが年々たいへんになってきたため伐ることにした由。

雪国はそれが楽しめることでもあるけれど、逆に苦しみにもなり得る。
そんな家族の想いもあり、供養とご祈祷のお経をお上げして伐ることになったのだ。
樹の一本や二本と思う向きもあるのだが、樹の前に向かうと、これはやはり命があり生きているものだなぁと感ずる。
思いがこもっているものであればなおさらである。

昨シーズンの雪と寒波で苦労した方が多かったせいであろう、依頼されて、今年は春から「樹を伐るから拝んでください」ということが多かった。

樹や植物に人間や動物と同じように命があると感ずるのは、宗教心というより私たちに長い間に備わった感性のように思う。




天気の良いうちにわらわらと雪囲いをした。
毎年やっていることなのだが、材料が毎シーズン折れたり古くなったりして、考え考え配りながらやる。

伸び放題になっていた椿の先を大胆に選定した。
囲いに入りきれないので、ゴメンゴメンと言いつつ切る。
これは明日本堂に飾って供えよう。

天気予報通り、だんだんと下り坂になり、小雨が降り出す。
そしてあっと言う間に夕暮れ。
もう、やんだぐなって最後はグダグダになりながら、一番雪がたまる場所の囲いを強制?!終了。

明日はどうやら雪が降り出すらしい。
暗くてどんなできなのかは分からないが、いいことにしよう。




足りなくなりそうになった縄をホームセンターに買いに行き、その他の材料なども刈ってコンビニに立ち寄って一服。
そしたら、レジの自動のクジみたいなのがあって、当たったらしい。
「あら、おめでとうございます。当たりましたよ!!」と女性の店員さんが喜びの声をあげた。

で、これ、ルル内服液。
うむむ。
「よかったですね、これで風邪をひいても大丈夫(^^」
おいおい、と思いながら、いただいてきたのでした(^^;

こういったものをあまり飲まないのだけれど、風邪をひきかけたら飲んでみましょうかね。

翌日からはいよいよ12月になる。。。
2012.12.02:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]