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(192)『無常という力』

  • (192)『無常という力』
「方丈記」に学ぶ 心の在り方

玄侑宗久:著 (新潮社 2011年11月25日発行)


諸行無常の無常、である。
3.11以来のフクシマはまるで時が止まってしまったかのような、そんな思いがあるのだけれど、しかしそれでも日々変化、どころか刻々と時は立ち止まらずに過ぎて行っているのである。

あの、震災の後の大津波が起きた翌日、テレビで映し出された海は、まるで何事もなかったようにいつもの静かな海であった、と言っている。

大地震の被害や影響を受け、生活必需品や食料や燃料の確保に懸命になり、さらに原発の事故が追い打ちをかける。

そんな様子であっても、時には春の雪が降り、また晴れ間が出たり、かと思えば余震がいつまでも続く。

方丈記を読むと、その時代にもそうした自然災害やその時代の為政者に翻弄されている世の人々や作者がいる。

自然はいつもおなじではなく、また人も同じではいない。

諦念でもなく、やみくもな強がりでもなく、受け入れるチカラとは思いもかけぬほど強靭なものかもしれぬ。

2012.12.09:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

突発性

  • 突発性
朝から雪が舞う金曜日。

三日ほど前から熱を出している娘は、どうやら突発性湿疹というものらしく、食欲はあるものの、処方された薬を飲むとなんとなく機嫌がよくないようである。

体温計で測るのがなかなかたいへん。
じっとしていないものでね。
一分もかかったり、舌で測るのを脇にはさんで測っていたり(笑)
それで、ちょっと奮発して1秒でわかるという耳で測るものを購入したり…。

結局すごくシンプルなのが測りやすかったり…。

夜になって発疹が出始めたようで、これが治まると機嫌がよくなるらしい。


ようやくお寺の前のお堂の雪囲い。
日記を見たら、去年も同じ日に終えている。
ということは、翌日は雪…。
天気予報も荒れそうな雰囲気。
今日のうち終えねば。



昼食はレトルトのご当地カレーで「殿様の だだちゃ豆カレー」。
先日、鶴岡に行った折に購入。

グリーンカレーのような色は豆が入っているから。
あまり豆っぽさは感じない、スパイシーな味でしたぞ。




夕刻からまた雪がちらつき出し、17時20分頃、ゆさゆさと大きな揺れ。
また、大地震…というぐらい長い時間。
向かいの新築現場でも、大工さんたちが声を上げている。
震度3~4ぐらい。
お寺の建物が揺れてるのがわかる。

はしごや高いとこに登ってなくてよかった。

なんとか95%完了。
お向かいも工期が迫っているのだろうか、残業で19時頃まで仕事をしていた。

毎日お疲れさま。
で、終了。



2012.12.08:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

ストーブ恋し

  • ストーブ恋し
うっすらと雪が降った6日。
午前は小雨になり、また午後には雪になった。
夕刻、車の雪を払って市街地へ向かったら、さすがに雪はちらつき始めているものの、積るほどではない。
この時期、田沢などの山手と市街地はこのぐらいの差がある。


大荒沢に行くと、お寺付近と変わりなく、きれいに雪化粧をしていた。

お堂の手前に建っている草木供養塔のところに、指定文化財の説明が書いてある看板が建っていた。
これで、田沢地区の江戸時代の草木塔10基全てに説明看板ができた。
今年の成果である。
欲を言えば、場所に合わせて大きさも変えてもらえれば景観的には良いのだろうけれど、それはなかなか難しいらしい。



午前から午後にかけて、お寺の南側と東側の軒下の雪囲いをする。
なんだて、こんな天気の時にしているんだがぁ。(--;
暢気にしていたツケでもあるし、今年は忙しかったともいえるし…。

だいぶ雪が強くなってきた。



作業をしていたら、車庫の脇から何かが動いて行った。
ん。。。
大きい猿だった。
のっそりと山の方へ歩く。
写真を撮ろうとカメラをとり出したのだが、のっそりしているようでなかなか素早いのである。
この写真で精いっぱい。
高い樹に悠然と登り、天辺でゆさゆさと樹を揺すり、威嚇する様子である。

ふと背後を見ると、その他の子猿を含む群れが畑から山の方へ引き上げて行くところだった。
隣などの畑に残ったもの食いに来たのだろう。
そして、大きな猿は私の気を自分(猿)に引き付けるかのような行動をとったのかもしれぬ。



寒い。
暖をとるのと衣服を乾かすために、玄関にストーブをつけた。
この温みが恋しい、そんな天気になってきた。
2012.12.07:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

身体を温めて

  • 身体を温めて
5日は、昨夜の雨から朝には雪に変わっていた。

びじゃびじゃ雪で、思ったほどの量は降っていなかった。

猫はもう寒そうにしており、家に寄りそびれたわが家の猫が、お堂で寒そうにたたずんでいる。
外で遊んでいる時間よりも、家で寝ている時間がずっと長くなっていく猫たち。




午前中は提出する書類を書き、午後からは福祉団体の会議に出席。

そして、かかりつけの医院にゆき、薬を処方しても裏うのだけれど、いつも空いている16時過ぎなのに、待合室が満員になっていた。
一度出直して17時前に行っても同じような状況。
風邪ひきさんとインフルの予防注射の人が多いのだなぁと、看護師さんと話して解った。

待っている間に風邪がうつるんじゃないかと心配になった。

今まで記憶にある範囲ではインフルに罹ったことがなく、予防注射もしたことがないので、けっこうびくびくである。



帰りに、ドラッグストアから消毒剤を購入し、帰宅してから、手洗いとうがいをちゃんとやってみた。

昨日から娘が熱を出して、下がったり上がったりしている。
風邪の症状がなく、食欲も落ちていないので、いつか来るであろうという突発性の発熱ではないかということだった。
心配ではあるが、こういう日がやっぱり来るんだなぁと、不思議な感じで見守っている。

大人も、身体を冷やさず、夜は十分な睡眠をとり、美味しいものを食べて、良く笑って(^^ 体の免疫力を高めてこの季節を過ごさなきゃね。

2012.12.06:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

街は騒がしげに…

  • 街は騒がしげに…
4日(火曜日)、お天気が目まぐるしく変わる、今の季節の時雨もようというのでしょうか。

この日は衆議院議員選挙の公示日だったのですねぇ。
なんだか町がちょと騒がしい、というか、車がノロノロと走っていたり、あぁマタ始まっちゃったなぁという感じ。

中央から応援に党首や有名議員さんが来ているらしいのだけれど、こちらは何もなく静か。
今回の選挙はマスコミに踊らせられないよう、静かに考えて投票するよう努力してみようと思う。




これから春までは、ちっちゃい子どもたちの遊ぶ場所が限られてくる。
お寺の廊下で遊べるのは、お天気が良い暖かい時だなぁ。
これでも恵まれているのだろうけれど、どんどん寒くなるから、子育て支援センターなどに出かけて遊ばせてもらえるのはありがたい。

この日も、母娘で一時間半ほど遊んできた。
歩いたり走ったりできる子が多いようだけれど、楽しそうにしてきたようである。
ただし、これからは風邪の菌などをもらってくる確率も高くなるから、注意も必要なのだろうね。



午後は天気が回復したので、軒まで伸びた南天の木 3本の雪囲いをし、玄関内の鉢植えなどを整理し、除雪の道具を置いた。
雪を迎える準備は、取りあえずできて、あとは残った雪囲いなのだが…。




夕方、親愛なる電気屋さんSさんとその友達?!が来宅。
鯛焼きをいただいた(^^
これ、中身はなんと、ジャーマンポテトでした。
いくつかある中から、好奇心が強い私は、これをチョイス。
初体験ですけど、ふ~む、ジャーマンポテトですねぇ(当たり前^^;)

まずは、めで鯛ということで、旨かったっし。。。
2012.12.06:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]