米原万里:著 (集英社新書 2007年8月発行)
じつを言うと、一人の女性に結婚をちょっとけしかけてみようと思い、読んだ中身を紹介してみた本なので、(もちろん、自分の妻にではありません)この本を手にするたびに、そのことを思い出すんですね。
結果的に、その女性は、その後知り合った男性と約8ヶ月後に結婚した。
まさかこの本を紹介したせいではあるまいと思いながらも、何かの縁はあるかもしれぬと、ひとりちっちゃな喜びを感じてはいるのであります。
この本は、米原万里の講演をまとめたもので、四つの講演がそれぞれべつな対象に向けてなされたもので、それぞれ相当面白いものである。
そして、その一つの「愛の法則」という章の講演会は2005年6月下旬に、石川県立金沢二水高等学校において、新聞社と財団の主催で「高校生のための文化講演会」として行われたもの。
驚くべきは、一つは著者が病気のため亡くなる一年足らず前になされた講演であり、対象である聴衆が高校生であることなのだ。
私が本を紹介した時引用した文の一つは次の文である。
「・・・私はあらゆる男を三種類に分けています。皆さんもたぶん、絶対そうだと思います。第一のAのカテゴリー。ぜひ寝てみたい男。第二のBはまあ、寝てもいいかなってタイプ。そして第三のC、絶対寝たくない男。金をもらっても嫌だ。絶対嫌だ(笑)。皆さん、笑ったけど、ほんとうはそうでしょう。大体みんな、お見合いの時って、それを考えるんですね。・・・」
というような話なのである。おそらく対象は女子であったと思われます。亡くなるたった一年前に、こんなあけすけで艶っぽくて面白い話しをしていたのですからね。
私が言うのもなんですが、作家として、エッセイストとして、講演者として、じつに惜しい才能を50代半ばという歳で失ったものです。
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師走なかば
15日(土曜日)、雨が降って雪が消えていく。
朝の除雪がないだけで、どれだけ楽なことか。
昨夜の福祉法人の会議でお会いした先生と、「ヘクサムシ予報は当たらなかったですかね?!」と尋ねると、「いやぁ、これがらまだわがんごでっし。」とおっしゃって、挨拶の中でもそんなことを話して笑わせていらした。
年内に新築工事を終えて、新居に入居という工期が多いようだ。
お向かいの新築現場もいよいよ追い込みにかかってきたようだ。
この日の午前は、やはり新築をなさって、今日から引っ越しをなさる。
新築でしかも住所も変わられるということで、いろいろとご相談をいただいていた。
まず、朝、現在の家に伺って、仏壇の前でお経をあげて移転と仏壇を新たにされるため、ご本尊などの魂を還すご供養を行い、続いて神棚の移転をするご祈祷を行う。
明治時代以前から続いている古いお宅ゆえ、様々な神様を祀ってきている。
その神様や石塔をどうするか、というところから話しあってきている。
それを終えると、位牌などを携えて、車で10分ほど市街地側に建てられた新居に移動。
まず、仏壇に御位牌を納め、ご本尊の開眼供養と併せてご供養を行い、そのあと、引っ越しの安全と火伏と安住を記念するご祈祷をさせていただいた。
3世代で住まわれる住居。
まず、ご先祖さまと神様を移動して、皆さんがとても気持ちが落ち着いたと言ってくださって、またそのような表情であったので安堵した。
お昼をやや過ぎてから帰宅。
相方は娘を連れて出かけていて、弁当を作って置いて行ってくれたのを食す。
勤めていたときは、ほぼ毎日のように弁当を作ってもらっていたので、なんだかとても久しぶりで嬉しい。
夕刻、金沢市の修行時代の同期の友達から届けもの。
日本海の幸をいただいた。
これは楽しみ(^^
嬉しい!
朝の除雪がないだけで、どれだけ楽なことか。
昨夜の福祉法人の会議でお会いした先生と、「ヘクサムシ予報は当たらなかったですかね?!」と尋ねると、「いやぁ、これがらまだわがんごでっし。」とおっしゃって、挨拶の中でもそんなことを話して笑わせていらした。
年内に新築工事を終えて、新居に入居という工期が多いようだ。
お向かいの新築現場もいよいよ追い込みにかかってきたようだ。
この日の午前は、やはり新築をなさって、今日から引っ越しをなさる。
新築でしかも住所も変わられるということで、いろいろとご相談をいただいていた。
まず、朝、現在の家に伺って、仏壇の前でお経をあげて移転と仏壇を新たにされるため、ご本尊などの魂を還すご供養を行い、続いて神棚の移転をするご祈祷を行う。
明治時代以前から続いている古いお宅ゆえ、様々な神様を祀ってきている。
その神様や石塔をどうするか、というところから話しあってきている。
それを終えると、位牌などを携えて、車で10分ほど市街地側に建てられた新居に移動。
まず、仏壇に御位牌を納め、ご本尊の開眼供養と併せてご供養を行い、そのあと、引っ越しの安全と火伏と安住を記念するご祈祷をさせていただいた。
3世代で住まわれる住居。
まず、ご先祖さまと神様を移動して、皆さんがとても気持ちが落ち着いたと言ってくださって、またそのような表情であったので安堵した。
お昼をやや過ぎてから帰宅。
相方は娘を連れて出かけていて、弁当を作って置いて行ってくれたのを食す。
勤めていたときは、ほぼ毎日のように弁当を作ってもらっていたので、なんだかとても久しぶりで嬉しい。
夕刻、金沢市の修行時代の同期の友達から届けもの。
日本海の幸をいただいた。
これは楽しみ(^^
嬉しい!
スノーダンプ
14日、天気が落ち着いてきた。
しかし気温が低く、日が射すものの、屋根から境内に落ちてたまった雪を、スノーダンプで側溝に運ぶ、これを地道に繰り返す除雪作業。
汗が流れないだけ、寒いのだろう。
スノーダンプを購入。
ヘラの部分の舳先がPC(ポリカーボネート)でできていて丈夫(そう9なのだ。
今まで金属で巻いていたものは壊れやすくて、他が大丈夫でもそこが弱いと思っていたので、そのタイプを購入。
けっこう高いものだ。
最近あちこちでこのタイプを見るようになった、金象印である。
金象印のスコップは品物が好い。
なので、スノーダンプもよいのだろうとなんとなく思っている。
果たしてどうなのだろう。
建物の東と裏を除雪機で飛ばし、急な降雪で片づけが間に合わなかった物を掘り出し、雪囲いも続行。
夕刻には、従姉が3歳になる孫娘を連れてやってきた。
娘も子供どおしで、なんとなく嬉しいのだろう、遊んで(もらって)いる。
玄関には履いてきた可愛い長靴。
あと2年したらこんな靴を履いて走り回るのだろう。
夜は福祉法人の会議に出席。
帰路、街中にはクリスマスイルミネーションを装飾して楽しんでいるお宅がけっこうあるものだと感心する。
クリスマスまであと10日(^^;
しかし気温が低く、日が射すものの、屋根から境内に落ちてたまった雪を、スノーダンプで側溝に運ぶ、これを地道に繰り返す除雪作業。
汗が流れないだけ、寒いのだろう。
スノーダンプを購入。
ヘラの部分の舳先がPC(ポリカーボネート)でできていて丈夫(そう9なのだ。
今まで金属で巻いていたものは壊れやすくて、他が大丈夫でもそこが弱いと思っていたので、そのタイプを購入。
けっこう高いものだ。
最近あちこちでこのタイプを見るようになった、金象印である。
金象印のスコップは品物が好い。
なので、スノーダンプもよいのだろうとなんとなく思っている。
果たしてどうなのだろう。
建物の東と裏を除雪機で飛ばし、急な降雪で片づけが間に合わなかった物を掘り出し、雪囲いも続行。
夕刻には、従姉が3歳になる孫娘を連れてやってきた。
娘も子供どおしで、なんとなく嬉しいのだろう、遊んで(もらって)いる。
玄関には履いてきた可愛い長靴。
あと2年したらこんな靴を履いて走り回るのだろう。
夜は福祉法人の会議に出席。
帰路、街中にはクリスマスイルミネーションを装飾して楽しんでいるお宅がけっこうあるものだと感心する。
クリスマスまであと10日(^^;
エクセレントデザイン
ようやく雪から解放され、晴れ間が出た13日、木曜日。
雪片づけもちょっと一休みしたくなった(^^;
山形市松見町にある「やまがた藝術学舎」で開催されている「山形エクセレントデザイン展」へ出かけてきた。
やまがた藝術学舎は、旧山形県知事公舎・公館を改修して2011年5月に出来上がり、その運営を東北芸術工科大学が行っている施設とのことで、私は今回初めて見ることになった。
山形エクセレントデザインとは。
「山形エクセレントデザインは、魅力的で競争力の強い商品づくりとデザインマインド向上を目指す事業として、県内で企画・開発し生産されている家庭用品、業務用品、公共用品の3部門の製品を対象に、優れたデザインの製品について選定・顕彰を行います。優れたデザインの製品とは、計画性、機能性、安全性、社会性、市場性の5項目に総合性を加味し、バランスのとれた製品のことで、エクセレントデザインと呼びます。」
(冊子『YAMAGATA EXCELLENT DESIGN 2011』より)
マスコミで取り上げられて、見たことがある製品や、ちょっと知っている方の作品もあったりもするのだが、初めて目にするものが多く、とても刺激がある。
段ボールの椅子「猫田くん」などはその場で買えるものなら、一個欲しかった(^^
奇抜なデザインだけではなく、製品として出来上がっているものなので、機能的な美しさを感じる。
これは、大学の卒業制作展とは大きく異なるところである。
またこの施設の中には、展示されている部屋以外にも、芸工大共創デザイン室というスペースがあり産業界と大学の企画力やデザイン力を互いに生かすことを目的に実験室(パンフから引用)がある。
そこには、学生の作品が一部展示されており、まだ粗削りではあるけれど、面白いものがたくさんあった。
これが、企業とのマッチングで製品化される可能性を秘めているわけである。
木工製作の企業と学生が家具製造時に発生する端材を活かす商品開発プロジェクトから「オサカナツリという商品が出来上がり、そしてその学生はそのままその企業に入り製品づくりを行っているそうである。
この商品は、かなり面白い。
相方と、「これ、値段いくらだと思う?いくらだと買う?」と話して帰ってきた。
どの製品もけして安くはない。
しかし、そこに注がれるアイディアとデザインの美しさは、私たちの暮らしに潤いをもたらすことだろう。
展示会の期間は、12月22日まで。
娘がとうとう、なんとかようやく(^^; つかまり立ちをするようになった。
なんとも油断ならない毎日で、成長の日々である。
もっと這い這いをしてもらいたいのだけれど、立ちあがって得意げな顔を見てると、誉めてあげるよりないのであります。
お隣の家のクリスマスイルミネーションが点灯した。
いよいよ年末が近づいてきた感じがする。
さて、わが家はどうしよう。
雪片づけもちょっと一休みしたくなった(^^;
山形市松見町にある「やまがた藝術学舎」で開催されている「山形エクセレントデザイン展」へ出かけてきた。
やまがた藝術学舎は、旧山形県知事公舎・公館を改修して2011年5月に出来上がり、その運営を東北芸術工科大学が行っている施設とのことで、私は今回初めて見ることになった。
山形エクセレントデザインとは。
「山形エクセレントデザインは、魅力的で競争力の強い商品づくりとデザインマインド向上を目指す事業として、県内で企画・開発し生産されている家庭用品、業務用品、公共用品の3部門の製品を対象に、優れたデザインの製品について選定・顕彰を行います。優れたデザインの製品とは、計画性、機能性、安全性、社会性、市場性の5項目に総合性を加味し、バランスのとれた製品のことで、エクセレントデザインと呼びます。」
(冊子『YAMAGATA EXCELLENT DESIGN 2011』より)
マスコミで取り上げられて、見たことがある製品や、ちょっと知っている方の作品もあったりもするのだが、初めて目にするものが多く、とても刺激がある。
段ボールの椅子「猫田くん」などはその場で買えるものなら、一個欲しかった(^^
奇抜なデザインだけではなく、製品として出来上がっているものなので、機能的な美しさを感じる。
これは、大学の卒業制作展とは大きく異なるところである。
またこの施設の中には、展示されている部屋以外にも、芸工大共創デザイン室というスペースがあり産業界と大学の企画力やデザイン力を互いに生かすことを目的に実験室(パンフから引用)がある。
そこには、学生の作品が一部展示されており、まだ粗削りではあるけれど、面白いものがたくさんあった。
これが、企業とのマッチングで製品化される可能性を秘めているわけである。
木工製作の企業と学生が家具製造時に発生する端材を活かす商品開発プロジェクトから「オサカナツリという商品が出来上がり、そしてその学生はそのままその企業に入り製品づくりを行っているそうである。
この商品は、かなり面白い。
相方と、「これ、値段いくらだと思う?いくらだと買う?」と話して帰ってきた。
どの製品もけして安くはない。
しかし、そこに注がれるアイディアとデザインの美しさは、私たちの暮らしに潤いをもたらすことだろう。
展示会の期間は、12月22日まで。
娘がとうとう、なんとかようやく(^^; つかまり立ちをするようになった。
なんとも油断ならない毎日で、成長の日々である。
もっと這い這いをしてもらいたいのだけれど、立ちあがって得意げな顔を見てると、誉めてあげるよりないのであります。
お隣の家のクリスマスイルミネーションが点灯した。
いよいよ年末が近づいてきた感じがする。
さて、わが家はどうしよう。
もろもろと
2112年12月12日。2112.12.12(^^;
まぁ、だからどうなんだ、っていう話しだけどね。
面白がって記念に残そうという気持ちもわからないではない。
さて、朝方から静かにもろもろと雪が降り出していたらしく、玄関を開けてびっくりした。
20~30cmの雪。
さてさて、まずは玄関までの入り口をスノーダンプで除雪して確保。
それから朝食。
一服してから境内の雪を地道に運び続けて、前の水路に流す。
これは冬でも水が確保されているので、水路(側溝)があることは本当にありがたいことだ。
雪片づけとしては、これが一番理想的だと思う。
機械を使って油を使い金を使うこともなく、大きな音もしないし、安全だし…。
ただし、時間と体力が必要なのでありますね…。
そこをなんとかしたくて、まぁ、機械に頼ることになってしまったのだけれどね。
今は可能な限り人力を使い、あとは機械。
ちなみに、一昨年の軽油使用量は約180リッター。昨年は約150リッター。それに機械代は…(--;
春になれば融けてしまう雪から住まいの管理と暮しの快適を得るために、どれだけの金を使えばいいことやら。
午前中のお茶を終えてからは、機械を出して駐車場の除雪を機械で行う。
ここは、面積もあり飛ばせる場所もある。
約一反あるうちの三分の一を駐車場として空けておく。
ということで、朝から午前中を除雪で終えてしまった。
あとは家の周囲もやればよいのだが、もうちょっとたまってからにする。
お昼に実家のばあちゃんと従姉妹(3歳^^;)が訪ねてきたので、娘は大喜びして遊んでもらった。
このところ、発熱と雪降りと寒さであまり遊んでいないので、いい運動にもなったのだろう。
お風呂からあがって寝る前に、テレビを見ながらこんな格好になっていた。
冬の間、身体を動かして遊ぶのは、工夫がいるなぁ。
まぁ、だからどうなんだ、っていう話しだけどね。
面白がって記念に残そうという気持ちもわからないではない。
さて、朝方から静かにもろもろと雪が降り出していたらしく、玄関を開けてびっくりした。
20~30cmの雪。
さてさて、まずは玄関までの入り口をスノーダンプで除雪して確保。
それから朝食。
一服してから境内の雪を地道に運び続けて、前の水路に流す。
これは冬でも水が確保されているので、水路(側溝)があることは本当にありがたいことだ。
雪片づけとしては、これが一番理想的だと思う。
機械を使って油を使い金を使うこともなく、大きな音もしないし、安全だし…。
ただし、時間と体力が必要なのでありますね…。
そこをなんとかしたくて、まぁ、機械に頼ることになってしまったのだけれどね。
今は可能な限り人力を使い、あとは機械。
ちなみに、一昨年の軽油使用量は約180リッター。昨年は約150リッター。それに機械代は…(--;
春になれば融けてしまう雪から住まいの管理と暮しの快適を得るために、どれだけの金を使えばいいことやら。
午前中のお茶を終えてからは、機械を出して駐車場の除雪を機械で行う。
ここは、面積もあり飛ばせる場所もある。
約一反あるうちの三分の一を駐車場として空けておく。
ということで、朝から午前中を除雪で終えてしまった。
あとは家の周囲もやればよいのだが、もうちょっとたまってからにする。
お昼に実家のばあちゃんと従姉妹(3歳^^;)が訪ねてきたので、娘は大喜びして遊んでもらった。
このところ、発熱と雪降りと寒さであまり遊んでいないので、いい運動にもなったのだろう。
お風呂からあがって寝る前に、テレビを見ながらこんな格好になっていた。
冬の間、身体を動かして遊ぶのは、工夫がいるなぁ。