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(196)『男の生活の愉しみ』

  • (196)『男の生活の愉しみ』
知的に生きるヒント

宮脇 檀:著 (PHP研究所  1998年1月発行)  


建築家であり、数多くのエッセイを残している著者。
この本が発行された年に、62歳で亡くなっている。

暮すこと、暮しを楽しむことをやさしい語り口で教えてくれる。

旨いものを食べる → 食の修行(美味しいお店を見つける) → 食事を作ってみる

というように、楽しみを進み広げてゆく。ただの美食家ではない。
そして、家の中のこと、台所について考察を進める。

建築家だから、と言ってしまえばそれまでなのだが、本人が暮しを愉しむという姿を感じられ、それが建築に生かされるのだろう。

「ホテルに学ぶ」という、ホテルについて言及している章がある。

どんなレベルのホテルであれ、その作りを見て、ちょっと調べて考えてみると、そのホテルが(経営者が)どんな思いを持っているのかわかるという。
いかにも建築家らしく、泊まることになったホテル(の部屋)をいちいちメジャーを持って測ってみるのだという。
その姿を思い浮かべると可笑しい。

部屋のドアを開けて、どこにどう照明のスイッチがあり、洋服ダンスがどっちについていて・・・、というふうに観察と考察はとまらない。
そうすると、客をどのように大切にしているのか、何も考えていないのか解ってしまう。
だからと言って悪口を言うわけでもなく、こういうことなのさ、という感じでさらりと語る。
専門家は怖いですね。

怖いけど面白い!
2012.12.25:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

お元気でなにより

  • お元気でなにより
23日(日) 天皇誕生日。

テレビで姿を拝見したところ、ややお顔がむくんでいらっしゃるような感じはするものの、大病をなさったにもかかわらず、お元気な様子で何よりです。
(病気で)心配をかけたこと、東日本大震災の被災地・被災者のことをきにかけてらしたお言葉でしたね。


画像は、前夜の「ほんきこ。」忘年会で、麻ちゃん堂(?!)のケーキ。
「ほんきこ。」は酒粕のディップで、時間が経つと消えてしまうという、諸行無常を示す「ほんきこ。」らしい(?!)ものなのです(ウソです)。




さて、本日は町内の鎮守様(お寺の前の明神様と、ちょっと離れたところにある山の神さま)に新しい〆縄を掛ける日。
今年から、勤労感謝の日に〆縄を作り、年末に掛けるということになったので、この日は町内会長と役員、用番(隣組長)が出て掛け替え。




昔は、12月28日に作って掛け替えると決まっていました。
十年ほど前から師走下旬の日曜日となり、今年からまた変わりました。

時代の様相に合わせてのこと、町内が納得したカタチで行うよりないのでしょう。

〆縄を掛け終え、いよいよ新年を迎えるという気分になってきた。



お寺の裏側の雪がつっかえていた。
これを崩して、クリスマス寒波が運んでくる白い贈り物がいっぱいでも大丈夫なようにして、お迎えなのである。

2012.12.24:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

生存確認 忘年会

  • 生存確認 忘年会
22日、土曜日。
雪は降らず、安泰な朝。

画像は、昨晩通りがかったところで見つけた、普通の家(だと思う)のド派手なクリスマスイルミネーション。
家の前と庭のようなところを、これでもかとデコレーションしていて、これはこれですごいなぁ(@_@;
パラダイス的な感じが微笑ましい。

家でイルミネーションを楽しんでいるお宅が増えましたね。




さて、今宵は「ほんきこ。」忘年会 in蔵高宿(伊佐沢)。
今年はなかなか集まる機会が少なかったので、楽しみ。

生存確認をしつつ、一年の出来事&好きなおつまみプレゼン。
紙芝居 (^0^
お楽しみリサイクルビンゴ大会

毎年、いい歳した大人がこれやりますか!っていう中身がいいですなぁ。

例年欠かさず出席のメンバー数人が、参加できずに残念であったが、今年も十分盛り上がりました。


アーリオさんのオードブル。


蔵高宿さんの蕎麦!


リサイクルビンゴ大会では、最後の一人になってしまい、なんと女性のワンピースをゲット(?!) (ちなみに、女装の趣味はありません)

しゃべって、笑って、食べて、たちまち数時間がたって終了。
二次会に残った諸氏とさらに数時間しゃべって深夜となったのでした。

あぁ、今年も終わった(まだ早い)。。。



2012.12.23:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

冬至ですね

  • 冬至ですね
21日 冬至。
一年で最も夜が長くて陽が短い日。
若干のずれがあるそうですけどね。
これからだんだん陽が伸びてくると思うと、気分が明るくなる(単純)(^^;

それから、マヤ暦で地球が終わる日らしいのだが…。これはよくわからん。

とにもかくにも、一日過ぎた。
世の中ではいろんなことが起きていると思うのだが。
それこそ、地球のどこかでは死んだ方がましかもしれないほど辛い戦いの中であったり、飢餓で苦しんでいたり。
幸福の絶頂にいると感じている人だって、たくさんいるだろう。
ともあれ、とにかく、しかし、存在している。



娘は、手製のベビーサークルの外から、網を引っ張っている。
剥がそうなどという意図はないだろうけれど、一心にな手で引いている。

祖母(私の母)は、毎年欠かさない「小豆かぼちゃ」のことをすっかり忘れているらしい。
こちらから口に出すまで思い出さなかった。

一方は育ち、片方は衰えてゆく。
そのうち、どこかでほぼ同じレベルになって、やがて逆転してしまうのだろう。

冬至に小豆かぼちゃを食べると風邪をひかないって食べますよね。
愛知近辺のお寺で、冬至に大量の小豆かぼちゃを炊いて、参拝者に振る舞うお寺があったっけ。
それはたしか 中諷除け ということで、その近辺では有名でした。

ないと、なんだかもの足りない感じがしてしまう。




その代わりというわけじゃないのだろうけれど、いつも定期的に来ている移動販売の魚屋さんがカニを格安で売っていたらしく、茹でカニ汁(?)。
う~む、と唸りながら食す。
カニを食う時は、なぜか皆無言になる。

明日からはどうやらクリスマス寒波というものが、白い贈り物を持ってやって来るらしい。


2012.12.22:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

冬の過ごし方は…

  • 冬の過ごし方は…
師走もいよいよ下旬、20日、うっすらと雪が積もったものの、思いのほか雪が少なかった印象で、除雪もなし。

いくつかの用事をしたり、お寺の中を掃除したり。
大掃除モードに入らなければいけないのだが、まだエンジンがかからないでいる。



途中で立ち寄った、フレンドリープラザもすっかり冬モードになっていました。
館内は、暖かい光が灯っており、いいですね。
図書館はいいなぁ。




外で遊べないので、子供は家の中でどん遊ばせるか。
お寺なので広い場所はあるけれど、とても寒いところばかり。
一部屋だけ私の両親に暖かくしてもらって、娘の遊び場になっている。

今は何でも口にするので気が気でない。
細かい米粒のようなものを器用に拾って口に運ぶ(×_×;




夕食、金沢の同期生から送られてきた、鰤(ぶり)を焼いて食べた。
いやぁ旨い美味い(^^
娘にも食べさせてみたら食った。
いやぁ有り難いありがたい。
2012.12.22:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]