もうすぐ暦の上では寒が明ける。
経験としては、今頃が最も寒い季節ではないかと思う。
もうだいぶ陽が伸びてきたし、もう少し我慢すれば…という時期かなぁ。


朝、たいした雪ではないが除雪。
除雪をしなくても、放っておけば消えるし歩くにはそれほどの支障もなさそうなのだが、というような微妙な量の積雪。
けっきょくは、また降られると「どうせしなけりゃならないから」というわけで除雪をする。
ちょっと悩ましい時もあるのだ。
午前中にご祈祷のお勤めを行い、午後はまた雪片づけ稼業。
お寺の管理は仕事であることは間違いないのだが、全体の時間で雪に費やする時間の実に多いことよ。
午後からは本堂の裏にまわって、屋根の雪の様子をうかがいながら雪を落としては除雪を繰り返す。
事故が起きては元も子もないから、様子を観察しながら安全を期す。

雪の重さに耐えかねて、除雪機の除雪部分を抑えているシャーボルトが切れたり、こんなふうに曲がってしまって、途中で作業中断して交換となる。
寒い時に、じつに苛立つ作業なのだ。
しかし、これも除雪機自体の機械を守るためにこれがある。
そう思えば、大きな損害を被らないように必要なものではある。
解っているのだが、手がかじかんでじつに面倒だ。
考えてみれば、人間も大病に至るないうちに身体がシグナルを発して、身体を休ませるようにできているのかもしれない。
風邪や、身体のあちこちお痛みというのは、まさに除雪機のシャーボルトと同じなのだろう。
身体を休ませろ、とか、温めろ、というサインに違いない。
そして、この夜は、市民憲章推進活動などでお世話になっている方の受賞祝賀会に出席した。
ご本人のあいさつで、今日に至るまでのお話を短い時間で、振り返るように平易な言葉で心情を語られた。じつに、それが気負いなく暖かいものであった。
歳を重ねられてきたから、というだけでない、話には人柄というものがちゃんと現れるものだと感ずる。