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逆戻り

  • 逆戻り
昨日の寒気の緩み、昨夜の雨はなんだったのであろうか。

2日、目覚めると小雪が舞っており、外に停めておる車が白くなっていた。
やがて、強い風が吹き始めた。
時折陽が射しこむものの、しだいに吹雪状態になってきた。
そして、午後には猛烈な吹雪となって、たった一日でまるで真冬に戻ってしまった。

今日もお人形の中から。
相撲取りと、獅子舞の様子である。
いつの時代の物かは解らぬが、少なくとも私が生まれた昭和30年代の中ごろにはすでにあった。
素人目で見ると、同じぐらいの時代の物に見えるのですけど、いかがなものでしょうね。

チカラの入り方、抜け方がいいですよね。



午前中は、百か日のご供養のため、米沢市内の檀家さん宅にうかがった
出かけるときは小雪が強い風で舞いはじめていた。
駐車場の山の中腹にひびが入っており、雪崩が起きる印であるようだ。

お勤めを終えて、帰る頃には雪がだいぶ降り出して、市街地も車のライトをつけて走った方がよさそうであった。



そして、翌日のお雛祭りの準備の買い物をして帰ってきたところ、吹雪はさらに強まり、わが家についた頃には、積雪が15㎝ほどにもなっていた。

夕刻から交通安全祈願の方がおいでになるので、直ちに除雪開始。
本堂玄関が久々にのぞけるようになり、さらに境内を除雪。

それにしても、米沢市街から新車を購入してわざわざここまで安全祈願を受けにおいでになるのだが、よりによってこんな吹雪になってしまうとは。

しかし、無事においでになり、何事もなくお帰りになられて安堵した。



吹雪はさらに激しさを増し、境内やそこらじゅうに雪を積もらせている。

明日の朝は早起きして除雪、間違いない。

小学校の耐震工事と改築を終えたのに合わせて、90周年創立年式典&イベント。
午後は、わが家で初節句なのです。

お天気、回復してくれないかなぁ。


2013.03.02:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

三月ですね

  • 三月ですね
とうとう三月。
だからというわけではあるまいが、寒気が緩み午後には雨になった。

境内と駐車場の圧雪が、雪ざけしてごたごたとなって、入ってきたお客さんの車がハンドルを取られてたいへんそうになっている。

これでも昨夕削ったのだけれども、実際そうとうぶ厚くなっているので、これからは作業を繰り返さなければならない。
これも、春が近づいてくる証拠でもあり、たいへんではあるが苦行ではない。

裏を見ると、雪山が幾重にもできていて、春はまだまだ。




お人形の中には、こんなのも。
木魚にもたれかかって居眠りしている小僧さん、でしょうか(^^;

さて、この日は檀家さんのお宅にうかがって、四十九日のご供養をさせていただきました。
とはいえ、真冬ゆえ、葬儀の後、形としてはご遺族が揃っているときに法要を終えたということになっています。
雪の季節は、おいでになる方も、迎える側もたいへんですのでそういう方便を用います。
ご家族と、ごくごく身内のみで中陰明けのご供養です。
この日を一区切りとして、ご位牌を仏壇に据え、神棚も普段どおりにお参りをいただくなど、ごく日常に戻ることになります。

もっとも、現代では、お仕事や社会的な関わりとか、昔のように喪に服して日常から離れるということはできませんので、精神的なというか心の持ちようという部分の切り替えと言ってよいかもしれません。
御商売をなさっていたりすれば、なおさら、そうかもしれませんね。



雨で道路の路面の雪が融け、夕闇の向こうで靄が立ち込めています。
けれども明日はまた冬の寒気が戻るらしい。

行きつ戻りつしながら、春に向かうことでしょう。

「米沢は、冬は雪多くて寒いし、夏はものすごく暑いし…春と秋は短いしなぁ」
こんな会話を、ここ数日で何人かの方としました。
「んだんだ、米沢はいいどごだ!」
「あはははは」と、半ばやけくそです。

ところが、大峠を越えて喜多方市へ行くと、あちらの方も同じことを言っておりましたよ。
「喜多方は雪が多いし夏は暑くて、たいへん…」

そういえば、京都で過ごした時も「京都は夏は暑くてかないませんやろ、それにふゆはそりゃぁ寒うて…」
京都市内はほとんど雪は降らないものの、たしかに冷え込みは厳しかった。

同じ盆地型の気候のところでは、おおかた、あちこちでこういう会話がなされているのでしょうね。

朝は6時過ぎには明け、夕は5時半頃に暗くなる。
確実に陽が伸びて、春は少しづつ近づいてきているようです。


2013.03.02:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

野球少年

  • 野球少年
並べた人形の中に、一対の野球のユニホームを着た少年。
WとKのマークが帽子についているので、早慶のイメージなのだろう。
片方はバット、一方はグラブを持っているが、バットが途中で折れてしまっている。

この人形は私の父が子どもの頃、買ってもらったそうで、記憶があるとのこと。
もうすぐ80に手が届く父は、かつて野球少年だったようである。
私も子どもの頃から野球が好きで、そのまま野球青年になり、野球中年になりオヤジになった(^^;
子どもの頃、夏、父親が暇な時にバイクに乗せられて、野球場に試合を見に連れて行かれたものだ。

それは、プロ野球でも高校野球でもなく、このあたりの社会人の軟式野球大会みたいなものだったと思う。
それでも、野球場に足を運んで試合を観たという記憶と、退屈してバックネット裏のスタンドを上り下りしてあちこち眺めていたものだ。

さて、2月の末日、夜テレビでプロ野球中継をやっていた。
ここ数日、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の前哨戦(壮行試合?!)らしい。
この本戦の予選は間もなく始まる。
この大会はアメリカメジャーリーグの声掛けで、野球をもっと普及させたいと始まったらしい。
けれど、3月という、本来ならばスプリングトレーニング中の時期に開催されるため、メジャーリーグの各球団は有力選手をこの大会に出したがらない。
そのせいかどうかは解らぬが、アメリカは成績がパッとせず、過去二回の大会は日本が優勝しているのであります。

ただ…、この季節、本来ならばまだベストコンディションではないはず。
ケガや故障をしないとよいのだけれど、と余計な心配をしてしまう。
前回の大会で、松坂やイチローが故障や不振に苦しんだだけに。

この開催時期はなんとかならぬものなのだろうか。






一日中晴れ上がって、青空。
午前中は、檀家さんのお宅にうかがってご供養させていただき、午後は今日も屋根の上。

本堂裏側の廊下でつながった建物の雪下ろし。
ちょうど隣の旦那さんが、裏の作業小屋の雪下ろしをしており、合間合間に井戸端会議風の話しをして一服つける。

一番雪が積もって、建物に取って危ないところを終える。
境内と駐車場の圧雪部分がざけてお客様が苦労しているので、スコップで削り方をし、終えてみるときれいな星空になっていた。

2013.03.01:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

(212)『ボール・フォア』

  • (212)『ボール・フォア』
大リーグ 衝撃の内幕

ジム・バウトン:著  帆足実生:訳  (恒文社 1978年2月発行)
2013.03.01:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

天候が落ち着いて

  • 天候が落ち着いて
引き続き好天の27日。
こういうお天気が続くと、雪のかさが減ってくので助かる。

それでも、田澤寺駐車所にできた山脈は、ゆうに4mを越えてしまっており、除雪機の飛ばす能力の限界に近くなった。


この日は、午前中に安全祈願のお勤め、午後は、おいたま草木塔の会の編集会議。
ほとんど雪をいじらないで一日過ごしたのは何日ぶりだろうか。

西側の軒と、前面雪山片づけをしなければならないのだが、諦めた。
これが帰って幸いして、身体が休まったようである。

草木塔の会で、春に発行予定のパンフの編集会議がここしばらく続きそうである。
解りやすくてよいものをつくりたい、そういう思いの人が集まってする会議や作業は愉しい。
4時間近くがたちまちに過ぎてしまった。




寒気が緩むと、軒には氷柱が下がって来る。
このあたりでは「かなこり」と言っているけど、各地でいろんな呼び名があるらしい。

子どもの頃、折れないように慎重に取って、友達と「どうだ!」なんて言っていたもんだっけ。
今は外で遊んで入り子供を見かけないものなぁ。




我が家のひな人形たちの仲間に、こういうのもあって面白い。
腰を曲げて歩く、お爺さんでしょうかね。

手に提げているものはなんでしょう。

赤ちゃんから老人まで、いろんな役割の人(人形)があって、まるで一つのコミュニティを作っているようだ。
だから、見ていて楽しいんだね。
2013.02.28:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]